何が何でも悪い奴らを捕まえる事に執念を燃やす猪突猛進型の刑事と明晰な頭脳で勝負するハッカー出身の学生が警察大学で師匠と弟子として出会い二人の共同作業で事件を解決する物語。韓国ドラマとしては初めて国立警察大学を舞台にした異色作。ベテラン刑事ユドクマンを演ずるのは「猟奇的な彼女」や「プロデューサー」のチャテヒョン、若き天才ハッカーの警察大学生カンソノはミュージシャン、作曲家兼俳優のチンヨン、カンソノが思いを寄せる同期生オガンヒを「相続者たち」「刑務所のルールブック」のクリスタルが演じます。2021年 8月 9日 ~ 2021년 10月 5日(予定)にKBS局にて月曜日と火曜日に放映。全16話。
「警察授業」第4ネタバレあらすじ
ソノ怒る
自分がチャット仲間のBirdであるとするドクマンのカミングアウトにソノは当惑する。
ソノ:コンピューター化の大学生って嘘だったんですか?
ドクマン:ああそうだ。
ソノ: いつ私をYoonと知ったんですか?警察?警察大学?
ドクマン: 信じないかもしれないがちょっと前だ。俺だってお前同様当惑したんだ。できるならこのまま伏せておきたかった。でもパートナーのチョルチンがやられたんだ。お前がお金を抜いた賭博サイトの奴らの仕業だと思う。奴らを捕まえるのにお前のハッキング力がどうしても必要だ。
ソノ: だから僕を大学に合格させたんですか?僕がハッキングで手伝うのは合法なのですか?1回やれば2回やる。3度目はもう罪の意識もなくなっている。そう教えましたね!だから2度と約束やルールを破らないと約束しました。なのにどうして?
ドクマンはソノと相談する前にチーム長に会って自分を大学から戻して現場復帰させてくれるよう頼んでいるが断られています。ソノは最後の頼みの綱だったのでしょう。
ドクマンはチーム長との会話を回想します。
ドクマン: チーム長。私を現場に復帰させてください。チョルチンは賭博サイトの犯人の情報を掴んでいるんですよ。電話の最後にそういったんです。
チーム長 : ほーぉ。それは誰だ。
ドクマン: どうも警察大学の関係者らしいです。
チーム長 : お前どうかしているぞ。頭を冷やせ。
恋のバトル
図書室で仲良く勉強するソノとガンヒ。講義の時間に先生にめちゃめちゃやられたのを可哀そうに思うガンヒは「ミランダ法則」という本をソノに渡します。その時ガンヒの手に自分の手が触れてソノはびりびりっときます。しばらく我を忘れて呆然とするソノ。(ソノはかなり純情です。)
ソノにやさしくするガンヒを見て面白くないパクミンギュ(俳優チュヨンウ、特別訓練中の第1班の班長だった人)はソノを呼び出し自分は高校時代から彼女が好きでどんな手をつかってもガンヒを彼女にすると宣言します。
一方ガンヒは教科書に前科4犯の娘と落書きされたり、賭博で手錠をかけられたガンヒママが移送中にガンヒと会ったシーンをSNSに流されるなどいじめにあいます。(ガンヒママは自宅で知り合い4~5人と賭け事を常習的にやっています。)ですが自分の参考書に「Love」と書かれてた落書きを見つけ慰められます。ソノが書いたものだと直感的にわかっています。
追及をゆるめないドクマン
電話待ちをするドクマン。彼はチョルチンが襲撃された場所に駐車してあった車に手当たり次第メッセージを残し車搭載ビデオをひとつひとつチェックしていました。そこで提供者から電話があり10分で現場にいくと答えるドクマン。
ドクマンが出かけようとするとソノが「お話があるんですけど」と話しかけますが忙しいドクマンは後断ります。結局車の中までついてたソノはドクマンの捜査に同行する事になります。
今夜もらったビデオの中にチョルチン襲撃時間怪しい車が近くで走っているのを確認します。車のナンバーで身元の照会を頼んだあとに警察署に向かいます。エレベーター前でうろうろするドクマン。実はハン捜査部長を待っていたのです。ドクマンは自分を所轄に戻そうと動いた捜査部長を疑っています。そこにやって来たハン部長。
世間話をしたあとチョルチンを襲った犯人が捕まったと鎌をかけます。
動揺するハン部長。自分の勘違いでしたと訂正するドクマン。ハン部長と別れたあとにドクマンはソノに言います。「みたか、あの表情。こういう時に人間は心の動揺を隠せないものだ。」ハン部長への疑いを深めます。
ソノSNS投稿者を見つけ出す
ソノはオガンヒが母親とやりとりする動画をアップロードした時に使われたWifiを調べ大学寮の休憩室である事を突き止めます。アップした時間は夜7時30分。その時間帯にそこでSNS上にアップされた写真に写る同級生のミンギュイに疑いを持ちます。彼に近づき「オガンヒSNS投稿の犯人が捕まったよ」と話しかけるとミンギュイは「えっ?!」と大声を張り上げます。「やっぱりお前だったのか」とソノ。
ミンギュイは学生生活を楽におくれる学生委員は2枠しかなくオガンヒを追い落とさなければ自分が当選されないとその動機をぺらぺらしゃべります。そんな事のために人を陥れたのかとあきれたソノはもしミンギュイが委員会に立候補すれば2度と大学を歩けぬような恥ずかしい目に合わせてやると脅します。
立ち去ろうとするソノに何故わかったんだとミンギュイが聞くと「 こういう時に人間は心を隠せないものだ 」とソノはドクマンと同じ事を言います。
チョルチン意識を取り戻す
チョルチンが目を覚まします。喜んで病室に駆け付けたドクマン。だが一時的記憶喪失で当日の様子を思い出せない。本当かどうかは定かでない。
大学に戻ったドクマンはチョルチンが襲われた付近で監視カメラに写っていたのと同じナンバーの車を見つけます。運転手はクォンヒョクピル教官。とまれと叫び必死に後を追いますが車は過ぎ去ってしまいます。ドクマンの後ろに足音が。ソノも車の後を追っかけていたのです。ドクマンに話かけるソノ。「僕の協力が必要という話、まだ有効ですか?」
第4話感想
第4話はソノとガンヒの恋の進展、恋のライバルの登場、チョルチン事件容疑者の浮上、ソノ&ドクマンコンビの結成がメインストーリーとなります。
容疑者っぽく描かれているのは クォンヒョクピル教官 、ハン調査部長の二人。もし国立大学の二人の面接官(太陽の末裔の軍人のおじさんとずいぶん昔のドラマ東洋劇場で変な着物を着てた日本人役の人)を含めるなら合計4人。今の所クォンヒョクピルが一番怪しそうですがそれではあまりにもシンプルでストレートなので違うと思ってしまいます。
展開力は普通。ただ上記あらすじには含めませんでしたがクォンヒョクピル教官とソノの大学講義時間でのやりとりが非常に難解。ミランダルールやミランダの自白など法律関係の非常に難しい言葉と解釈がでて2~3分続きます。よくわかりませんでしたし、理解しようとするならちゃんと勉強しなければならない内容です。法律関係者ならともかく一般視聴者向けのテレビドラマで取り上げる内容ではなかったと思います。次回以降入れないでほしいですね。
第4話のOST
こちら番組第4話で流れたOSTです。曲名はLove Your Everything、歌っている人はイムハンビョルです。)
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