「トッケビ」のあらすじ
あらすじ 主人公は約900年前に日本の隣にあった高麗という国の大将軍イシン。彼の戦場での活躍と民の人気に嫉妬した高麗王に濡れ衣を着せられて処刑されてしまいます。
神様は彼が多くの民に慕われていた事を鑑み彼の命を復活させますが、戦場で多くの人間を殺めた事を咎め、罰としてこの世を去っていく人々の死を永遠に見届ける苦痛を与えます。そしてこの苦痛から解放される方法は剣を抜き取る事ができる唯一の存在トッケビの花嫁を人間の中から見つけ出して抜いてもらう事だと教えます。剣が体から離れるとトッケビは無に帰します。
復活から900余年。やっとの事でトッケビの花嫁に巡り合い、そして。。。
「トッケビ」の見所
見所 トッケビとは韓国語でお化けの事。おばけにも亡霊や悪霊、鬼とさまざまな種類がありますがこちらのトッケビは人間そのままの顔と形をしています。違う点は剣が体に刺さったままである事。但し普通の人間には見えません。
ちょっと重々しく聞こえますがその内容は胸キュンのファンタジーラブコメ。コンユ扮するキムシン将軍とキムゴウン扮するトッケビの花嫁チウンテクの時にときめいて時にせつない恋の物語です。このドラマをかなり愉快にさせるのはイケメンで不器用な「死神」の存在。人間の女性に恋をしてしまう彼と彼に一目ぼれしてしまった彼女のやりとりが笑えます。
ケーブルで放映された「トッケビ」の平均視聴率は13%。当時のケーブル番組としては破格の数値。日本のファンも多く韓国ドラマおすすめサイトでよく紹介されております。
予告編
「トッケビ」の口コミ情報
韓流ファンの方々に薦められいて、Amazon配信されてるのを知って一気見しました。
(引用元)
人間が抗う事ができない生と死、運命について優しく、切なく、時に辛く綴られています。
韓流定番の『日本ではまずありえへん設定』ではありますが、ストーリー、脚本、映像、挿入歌、すべてが丁寧に創られていて、どんどん引き込まれていきました。
ロケ地はどのシーンも素敵で、紅葉や雪景色などとても印象的で、ドラマと言うより、長期撮影した映画を見てる様な感覚になりました。
出演者のキャスティングは大小関わらず、どの役柄も皆さんがピタッとハマっていて違和感無くて見事でした。
主演のキムゴウンさんは一見すると『いわゆる美人』ではないけれど、あどけなく笑う顔が可愛いかったり、時に切なくなるほど美しく見えたりして、魅力的な女優さんだと思いました。
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「トッケビ」の感想
いいとこ、ちょっと微妙なとこ
クールがやさしさに変貌する主人公のツンデレキャラに胸キュン。
顔は平凡でも涙顔は天下一品のヒロインに感情移入。
トッケビ、死神、幽霊などを擬人化する発想が斬新。
死神は真面目キャラなのにその言動や行動が滑稽で面白すぎる。ドラマ視聴中いつ彼のシーンが出てくるのかわくわく。
ファンタジードラマですのでありえない事だらけです。
頭でなく心で楽しむドラマですね。
ZEROの星感情
「トッケビの秘話」
コンユは欲がない
ヒットメーカー脚本家として有名なキムウンスクが自分の作品にぜひ出演させたいと目を付けたのがコンユ。最初に声をかけたタイミングはコンユの軍隊除隊直後。コンユ事務所側では兵役による芸能界ブランクからの人気回復をさせるには願ってもないオファー。キムウンスク脚本の作品に主演する事自体がステータスであり、ヒットする可能性が高い。
ですがコンユは断ります。『僕という人間はいつもそうなんでけど心の状態がいつも同じなんです。執着がなく、後悔もなく、もったいないとも思わない』と雑誌のインタビューで答えています。
コンユは初オファーから5年間脚本家キムウンスクを避けまくっていたそうです。直接会って僕みたいな人間にオファーし続けてくれている事に謝意は伝えたいのですがいざ会ってしまってドラマの話が出た時に断り切れなくなってしまうからと複雑な心境。
ですが脚本家キムウンスクのほうからそう身構えず楽しくお茶でも飲みましょうと提案し、お茶会で意気投合。トッケビ役が決まりました。
コンユさんは人間の器が大きいですね。
死神イドンウクは出演をアピールしまくり
一方トッケビではなくてはならない存在感をアピールした死神役のイドンウク。シナリオを見て死神役は自分しかいないとイウンスクに猛アピール。脚本家キムウンスクが海外出張するスケジュールを調べ談判のため飛行機のチケットを買ったというエピソードも残っています。(キムウンスク自体はイドンウクのアピールを否定しております。)
彼の出演は結果的に大成功でした。
「トッケビ」が韓国で達成した4つの事
韓国情報サイトは「トッケビ」は4つの事を達成しました。一つ目はtvN局の歴代ドラマ最高視聴率を塗り替えた事。最終話の瞬間視聴率22.1%はそれまでtvN局1位の「応答せよ1988」を上回りました。二つ目はドラマのセリフ「いい天気」が世間で流行語になった事。キムウンスク脚本の「シークレットガーデン」「太陽の末裔」「パリの恋人」のセリフも流行語になりました。3つ目はファンタジードラマ視聴率不敗神話を継続させた事。四ツ目はブロマンスカップルの称号を世間で受けた事。(ブロマンスはブラザーとロマンスの英語の合成語。友情、性的関りがない男同士の愛情。)トッケビと死神使者との関係です。ちなみに「太陽の末裔」のユシジンとソデヨンもブロマンスカップルの称号を受けています。
「トッケビ」のメインキャスト&スタッフ
コンユが演じるのは百戦錬磨の大将軍イシン。一度死にますが神の計らいでトッケビとして永遠の生を手にし900余年生き続けます。
キムゴウンが演じるトッケビの花嫁チウンタク。トッケビから剣を抜いて無に帰す事ができる唯一の存在。
イドンウㇰ演ずるトッケビの花嫁を付け狙う死神の使者。トッケビとは敵対関係にありますが、ある日二人の間に友情が芽生えます。
ユイナ演ずるソニーは死神に一目ぼれしてしまいます。携帯番号を聞き出そうとしたり名刺をもらおうとしますが話がかみ合いません。
演出と脚本は「太陽の末裔」のイウンボクとキムウンスクのゴールデンコンビ。
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