「ワンザウーマン」第3話あらすじと感想
もしかして不倫?
「 君は誰だ。本物のカンミナはどこにいる? 」
「 本物?なら私はカンミナではないという事?」
「 本当に記憶がないのか?」
「 何度も言わせないでよ。 」
スンウクはノハクテとの会話を回想する。
回想をまとめますと。。。
事故後の記録は綿密に記載されている。記憶喪失を捏造したと考えるのは無理がある。
彼女が自分がカンミナではないと知っているかどうかがポイント。
もし知っていれば彼女も被害者なので財産のことでこの状況を利用しようとするかも知れない。カンミナを探し出して何かしでかすかも知れない。
とりあえずは様子見がいい。
「申し訳ありませんでした。以前のミナとあまりにも違ったので。」
「 いきなり丁寧語使うなんて変よ。あなたこそ正体を明かしなさいよ。
アメリカから戻ってきた親戚が従弟の嫁に接する態度じゃないわよね。
わたしたち、なんかあった?もしかして不倫?」
タクシーの中
タクシーの中のスンウクとヨンジュ。
「これからどうするつもりですか?」
「 とりあえずハンジュファミリーの連中がどこまで嘘をつくか見定めないとね。
遺産さえ相続すればこっちのものよ。」
「 うまくいかなかったら?」
スンウクがまとめたこれからの展開予想はこうだ。
教会参加者の中にユミングループ関係者が大勢いた。既に噂が広まっているはず。ユミングループの後継者が精神的に問題があると株主たちの耳に入る。臨時総会が開かれ解任案が提議される。自分たちのお金を頭がおかしい人間に任せてはおけないと訴える株主が続出する。
「 ハンジュファミリーを今刺激するのは良くないです。株主総会まではあなたを守ってくれるはずですから。 」
出来事いろいろ
- 家の地下駐車場で自分の立派な車を見てよろこぶヨンジュ。そこに旦那が不倫相手を連れて戻ってくる。あんたの夫とは私の方が長いのよと挑発する女。あなたが夫とつこうが離れようがどうでもいいが、これからこの家には一歩も足をふみいれるなと警告します。
- 第一回冒頭でナイトクラブにカチコミをかけてヨンジュにボコボコにされたチンピラたちの親分が子分たちをヨンジュを探せないでいる事でどやしつける。
- ハンジュファミリーの連中はヨンジュが臨時株主総会で解任されそうだと聞き再度いじめモードに入る。ヨンジュは家事を山ほど仰せつかるが臨時総会当日なんとか屋敷をぬけだす。
現場検証
スンウクとノハッテはヨンジュが車に跳ねられた場所の現場検証をしている。知りたいことは二つ。故意か事故か。故意だとすると狙ったのはカンミナなのか記憶喪失の女性なのか。
結論はでなかったが疑いの可能性は否定出来ない。二人は是が非でもカンミナに必ず遺産を相続させなければならないという結論に達する。彼女のステータスが上がるほど敵も彼女に容易に手出しできなくなるからである。。
別の時間、ヨンジュもここで現場検証をしました。
事故当時の記録資料は読んでいたので自分が何故そこの行かなければならないかを考え、それを糸口にして記憶を取り戻そうとしていた。
私はカンミナではない
「おい。一体全体どこにいってたんだよ?」と近寄る二人の男。「私を知ってるの?」「ふざけるのはよせよ。」彼らはやくざな父親を通しての知り合いで友達。失踪中の検事ヨンジュが最後にいなくなった場所にヨンジュが戻ってくるかもしれないと調べていたのだ。
「やっと見つけたぞ!ずいぶん手間をかけさせやがって。」こちらはヨンジュにボコられたチンピラ集団。ヨンジュの知り合いやくざを尾行してヨンジュにたどり着いたのだ。「あんたたちは誰?」「俺たちにブンブン回し蹴りいれたのを忘れたのか?」「私今急いでいるから(彼女は今彼女の解任案が討議される臨時総会会場に移動する途中。)」なにふざけてんだとチンピラの一人がヨンジュの腕を掴む。反射的に男の腕を掴み華麗な一本背負いを決めます。(この瞬間私は悟った。私は絶対カンミナではない!)
ドゴォ; バゴーン; ドスッ; ばきっ; ぼかっ; ドゴォン。相手をバッタバッタ倒すヨンジュ。
臨時総会
「私の姪のお話になりますが最近いろいろよからぬ話が回りまして総帥のイスはふさわしくないと思います。」総会進行役の会長の妹がそう説明いたします。「自動車事故で頭を強打したので著しく理性を失っているという話が出回っています。とりあえずこの件を調べなければなりません。」
彼女の隣に座るのはハンジュグループの長姉。実はこの案をユミン会長の妹に持ちかけたのは彼女です。「記憶喪失は痴呆症というい解釈もできますよ」と会長の妹にささやきました。どうやら二人でユミングループを乗っ取ろうと考えているようです。うわべではヨンジュにやさしいですがラスボスの匂いぷんぷん。
「今日釈明を聞こうと思いこの場に呼び出しましたが皆さまがおわかりのように姪は姿をあらわしておりません。」と会長の妹が続けます(ヨンジュは今やくざと戦闘中です。)
「そのような事情ですのでカンミナさんは治療に専念させたほうがよろしいかと思いますが。。。」
ここで彼女のグループ総帥可否投票に入ります。
大株主登場
臨時総会の会場にハンスンウクが入ってきます。
私はプリックスファンド株主のアレックスです。私と養父の持ち分を合わせるとユミングループの株総数32%。ただ養父は海外におられるので本件に関してはすべて私に委任されました。そしてカンミナさんの持ち分が22%。合わせると過半数を超えます。私は彼女のグループ総帥案を支持します。
戦闘の続き
バキッ; ドカッ; ヨンジュは一人の男をつかまえ「何故私にこんなことするのよ?」「知らねえよ!」バシッ; ドゴォ 。「だいじょうぶか?」ヨンジュの仲間のやくざが心配して声を掛けます。でも反射的に背負い投げで投げ飛ばしてしまう。「なんで私ってこんなに強いのよ?」痛がるやくざが答えます。「おまえは南門派(やくざ組織の名前)の後継者と期待されている人間なのに喧嘩が弱いわけないだろ。」
後ろからヨンジュめがけて鉄パイプをふりかざすやくざ。ウェービングで軽くかわして思いっきりストレートパンチ。続けて連打。ベキッ; ボガッ; ボコッ。
..(なんなのよ。この自然な体の動きは。私って本当にやくざなの?)
警察がやってくる。四方八方にずらかる暴力団たち。
もっと従順に
トイレの鏡台の前で化粧直しをするヨンジュ。
そこに旦那から電話。「お前の総帥案通ったぞ。俺はいつでもお前の味方だからな。」
カンミナでない私がなんでこんな境遇に置かれなければならないのよ?まてよ。。。ハンジュ会長の言葉を思い出す。「煮ても焼いてもだれも関心を持たん。」
本当に殺されるかもしれないわ。アブナイアブナイ。気を付けないと。家ではもっとおしとやかで従順な若妻を演じないと。鏡台の前で従順な顔を練習するヨンジュ。
本性は隠せない
屋敷に戻ると兄嫁は完全にごますりモード。「あら、帰っていらしたのね。」
「朝お父さんが外にでるなと言ったのに忠告を無視?」と鬼姑。「運良く金のわらじを履いたから親の言葉なんてどうでもいいってわけね。」雑言馬頭のマシンガントークを延々と続ける鬼姑。我慢、我慢とヨンジュは自分に言い聞かせますがどうにも怒りが収まりません。紛らすために100から7を引く計算をしていきます。93,86、79,72、65.。。
「何よその顔」と鬼嫁。「そんな事だと離婚されるわよ。離婚された財閥の嫁がどうなるか知ってる?」
「訴訟に入れば慰謝料の計算と資産の再分割をする過程でハンジュグループの役員報酬以外で夫が得ている裏金の出所やハンジュグループの隠し資産が追及されるでしょう。」
「恐ろしい子ね。いつもそんな事ばかり考えているからすらすら言えるんでしょう。息子がなんだって?資金の出所がなんだって?オーマイゴッド。」あきれて部屋の外に出る鬼姑。
「あそこまで言う必要ある。。。」ぎらりと兄嫁をにらむヨンジュ「。。ほど腹がたったのよね。理解するわ。」この頃兄嫁はヨンジュに完全にびびっています。
「この目と口。どうしようもないわね」と言いながら自分の顔を叩くヨンジュ。
宣戦布告
ハンスンウクが庭園の前にたたずみそこで14年前にハンヨンシク会長の前で土下座する自分の姿を見ています。「助けてください。叔父さん。叔父さんが一言言ってくれれば皆従います。このままでは母親や母親型の親戚は。。。」「お前の母親や母親方の親戚を保護する理由はない。お前の母親は受け入れて出て行ったんだ。」「私は私で自分の家族を守らなければならない。」ハン会長は立ち去ります。
ハンスンウクとハンヨンシク会長が対座しています。「お前が韓国にやってきた理由はなんだ。」「世のためになる企業の後押しといいますか。。。非営利法人もいくつか作りました。」「臨時総会での事は聞いた。本当の目的はなんだ?」「何か心にひっかかる事があるようですね。」「今は立派な後見人もいるのでソンウンの妻(カンミナ)とこの会社を取り戻そうとでもしているのか?」「今取り戻すとおっしゃいましたね。元は僕の物と言う事をお認めになるのですね。」
「前よりずいぶん堂々としているな。」「堂々となれない理由などありません。14年前の時の無力な自分ではないですから。」「好きにしろ。よく見ておく。」「はい。最後まで見届けてください。僕が通り雨か、あるいはすべての物を破壊する台風か。」
カンミナは何故姿を現さないのかというフラグが残っています。ただオークション当日怪しい行動をしていましたね。高額で絵画を買ったりハンジュグループが購入した絵画をすべて引き取ったり。それをさばいて海外に逃走したのだと推測されます。
それにしてもその時その時イハニが見せる百面相が面白いです。まるで女版香川照之です。アクションも華麗。彼女を見ているだけで愉快な気分にさせてくれます。
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