名場面で振り返る「今、別れの途中です」OST Part3
「今、別れの途中です」は2022年1月からアマゾンプライムで配給される事が決定です。
「今、別れの途中です」第3話あらすじと感想
10年前の記憶
ユンスワンを知っているかとのジェグクの問いはウンソンに10年前のパリでのスワンとの日々を思い起こさせます。チスクの面倒とファッションの勉強で毎日追い詰められる日々。そんな時出会ったスワンは砂漠のオアシスでした。忙しい合間にする彼とのデートがどれだけヨンウンを慰めたか計り知れません。日々時間に追われ早食いがくせになっているヨンウンを気遣うスワンは自分の手料理を食べさせます。「せめて1日に一度は楽しんで食事しなきゃ。」自分自身や自分の夢よりスワンの事を大切に思うようになったヨンウンはすべてを捨てて彼を追って帰国します。しかし約束したソウルのレストランにスワンは現れなかった。閉店まで一人で待った。電話もない。雨の中みじめに歩いて帰る。それがスワンとの最後の思い出となる。
何故自分とスワンの関係を教えなければならないのかと逆にジェグクに聞くヨンウン。
「チーム長。モデル撮影の準備ができました(ナリ)。」そこで会話中断。
怪しい女
キムチなど手作りの料理をヨンウンのオフィスに差し入れする女性。The Oneの下請け業者です。Sono新ブランドのデッサンを持っているチョンソヨン(ハヨン)に声をかける。「あら。あなた今年入った人?それニューブランドのデザインね。ちょっと見せて。注文が来たらすぐ取りかかれるよう準備しないと間に合わないから。」ソヨンに寸法などあれこれ聞いてメモします。帰り際彼女とすれ違ったヨンウンはいつも差し入れしてしてくれてすまないとタクシー代として五千円を握らせます。
スワンの話の続き
チスクパパ会長は上機嫌である。国際的フォトグラファーミスターJ(ジェグク)とのコラボの実現、チスクがお見合い相手であったミスターJと結婚したがっている事。そしてチスクが 彼の単独インタビュー取り付けに成功した事。 ヨンウンを呼んでチスクをサポートするよう言い渡します。
ドフンに電話してジェグクのインタビューの打ち合わせ食事会をお願いするヨンウン。チスクの指示です。その手のミーティングなど嫌だと拒否するジェグクであったが電話の相手がヨンウンだと知り考えを変えます。その代わりミーティング前に来させる約束を取り付けます。
日本式レストランで向き合うソンウンとジェグク。
「スワンの話で誤解を招きたくないし、説明はめんどう。」彼女はスワンの話題を回避しようとします。もっと傷つくのを恐れているようです。そして釜山でのジェグクとの出来事はハプニングだったと話しジェグクを突き放します。
「ユンスワンとの仲もハプニングだったんですか?」「俺と ユンスワン がどんな仲なのか気にならないですか?」
「いっとき楽しむのはウェルカム。だがその後の縁はノーサンキュー。寂しいのは嫌だけど、真剣になるのはもっと嫌。理解出来きますよ、その気持ち。俺もそうだから。」
「今言ってはならない事を言っているようです。」
「でも相手をよく見てやらないと。皆が俺みたいじゃないから。」
「ユンジェグクさん!」
「彼は真剣だった。。。その事知ってます?」
チスクの邪魔が入る。二人を残してヨンウンは別の座席で夕食を食べてそこを去ります。
親友ミスク
ヨンウンは自宅のふろ場で掃除をゴシゴシやりながら同級生で親友のチョンミスク(パクヒョジュ)と電話で会話しています。
「チスクは相変わらず青春してるね。」Ipadで今チスクがアップしたジェグク、スホと3人の飲み屋での写真を見ている。クァクスホ(ユンナム)はミスクの旦那。ビジョンPRで次長をしている。この頃夫婦間は倦怠期のようだ。
「この男イケてるわね。誰?」「インテリでいろいろ知っている人。ユンスワンの事も知っているわ」
「何ですって!あいつ今何してるって?とっ捕まえて頭から水でもぶっかけないと気が収まらないわ。あんな奴にひっかからなければあんたは今頃パリで第一線で活躍していたのに。全部あきらめて。」「でもあの時帰国したからソウルのど真ん中に私名義の立派なマンションや車も手に入れることができたしたまに両親にお小遣いもあげられているから。」「スワンの事は忘れなさいよ。ところでこの男なんでスワン知ってるの?」「切るわよ。」
チャイムの音。
乱入
チスク、ジェグク、ドフン、スホの4人がやってきた。皆酔っ払っている、
ねえ、ヨンウン。お酒出して頂戴。3次会のつもりのチスク。部屋には20ユーロで買ったジェグクの写真が飾られている。「この写真見てヨンウンは癒されたり勇気を奮い立たせるんですって。センスないわよね。 」
誤解の氷解
お酒とおつまみをだしてクローゼット室に引きこもるヨンウン。そこに入ってくるジェグク。「お酒は出すといったけどここまで入ってきていいとは言ってないわよ。誤解されそうだし。」「二人の仲がばれるのが怖いからの言い間違いじゃないのですか?確認したい事があります。」
彼が一番知りたいのはスワンが彼女にとってどうでもいい存在なのかどうかだ。ヨンウンは何故ジェグクがこんなにしつこいのか訳がわからない。「私に対して真剣だって人が何故身を隠して姿をあらわさないんでしょう?」「何の話?」(ジェグクは兄が死んだ事をヨンウンも当然知っていると錯覚していた。)
「数百回も考えてみたわ。何も知らされずに振られた理由を。私が大したことないない女だったのか。何か不足していたのか。何かいけない事したか。後悔して。お酒飲んで。でもそんな事したって何も変わらない。だから自分だけの道を進む事に決めたの。
ジェグクの誤解が全て解けた。遊ばれてたと思ってた兄はヨンウンに真剣に愛されていた。ヨンウンからの痛烈なカウンターパンチでKOされます。
スワンの最後
どしゃぶりの中車を走らせるスワン。ヨンウンからの電話は無視。何かこわばった顔。ジェグクからの電話は受けます。「今ヨンウンに会いに行くから。(スワン)」アクセルを加速して猛スピード。前から来たトラックを避けて脇に激突。「どうしたんだ、兄さん!兄さん!」
ヨンウンが雨に打たれながら横を通り過ぎた事故現場はスワン最後の場所だった。
2度目の夜
突然の乱入者たちはヨンウンのマンションから撤退。ドフンはチスクをタクシーで家まで送っていきます。突然色っぽいまなざしでドフンを見つめるチスク。最初会った時から気に入っていたと告白しもがいて抵抗するドフンの唇を強引に奪います。
みんながチリチリバラバラになったあとジェグクは一人でヨンウンマンションを訪れます。チャイムの音。ヨンウンは誰だかわかっています。開ければどうなるかも。諦めず一定の間をあけてチャイムを何度か鳴らします。「ガチャ。」
ジェグクの心の声がささやきます。(もしかしたら今までの質問はひとつの事を知りたかったからなのかもしれない。俺は確認したかった。あんたにとって俺はどれくらいの重さなのか。あんたにとって俺はどんな意味をもつのか。)
「俺が帰れないって知ってたでしょ?」「感情ごっこで自分が持っているものを失いたくないの。もう十分経験したから。経験って人を臆病にさせるの。決して勇気なんて与えやない。私今あなたが怖いの。」でもキスする二人。
事件
翌日ヨンウンが会社に行くと大騒ぎ。Sonoの新作品偽物がネット上で発表されていた。チスクパパ会長から呼び出し。新作の撤退を言い渡します。「まだ多量生産に入ってない。偽物が先に二足三文で出回ってしまうとあとから本物を出しても商売にならん。被害は最小限に抑える。」デスクに戻っていびり部長に謝罪すると「謝罪はいいから損失分の金持ってこい」と怒鳴られます。
自分のせいだと泣き出すソヨン。
デザインをパクった下請け業者の工場に直行。その女はいた。「これってこの業界ではよくある事よね」と開き直っています。「これで子供の大学費用も確保できそうだし。」「あなたはいい人です。よく知ってます。でも人の努力、夢、時間を踏みつけて子供を大学に送るのでいい母親ではないですね。」
出て行くヨンウン。追っかける女社長。これは別だからとキムチなどの差し入れを渡そうとしますがヨンウンは拒否。「裁判手続きに入ります。準備しておいてください。」
市場に出回る偽物の山。「シンユジョンの売れ筋アイテム」と宣伝されております。そのまま落胆をしながらもジェグクがいつか言った「自分の心にまかせればいい」という言葉を思い出します。会長の指示に逆らってプロジェクト続行を指示。結果で社長を認めさせるつもりです。「本物を買いたい人たちはきっといるはず。」
雨の中傘もささずに早歩きするヨンウン。スマホを道に落としてしまい拾います。ヨンウンに傘をさすジェグク。「昼ごはんでもごいっしょしません?」「今それどころじゃないの。」「1日1食くらいは楽しんで食べなきゃ。」
スワンと同じ事をいいます。「。。。」「あなた一体何者?」「ユンスワンとどういう関係?」
「ユンスワンは兄です。そして10年前に亡くなりました。」
あくまでも個人的な感想ですが第1話から3話までずーっと面白いです。たるみもありません。次が気になるうまい構成。
ヨンウンの所に向かうスワンの顔はかなり落ち込んでいる表情。デートに遅れて焦っている顔には見えません。何か別の理由があるように見えました。月並みな想像ですが大金持ちの母親が一般家庭の娘との結婚を大反対した。彼女が嫁として望んでいた相手はシンユジョン。だからシンユジョンはハヨンウンが誰だか知っていた。
SBS局番組紹介ホームページを見ますとスワンとジェグクのパパは他に好きな人がいたそうです。スワンママが持ち歩く財布の中の写真はスワン一人、自室に飾ってある写真もスワンとママ二人だけでジェグクやパパはのけ者。ジェグクは帰国しても実家には戻らずホテルで寝泊まり。二人は母親が違う異母兄弟かもしれません。
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