名場面で振り返る「今、別れの途中です」OST5
「今、別れの途中です」第5話あらすじ
打ち負かしてもいいの?
Sonoチーム四人プラス新入社員チヒョンが次の作品製造の段取りを打ち合わせてをしている。すでに撤退令が下っているSonoであるがすぐにというわけではなく何シーズンかの段階的縮小過程を経て徐々に消えていく。次回作のデザイン、材料の確保、工場の手配などに問題がない事を会議で再確認。ヨンウンは部長のところに最終打ち合わせに行くがやり直しになったと言われてしまう。「詳しくはファン理事(チスク)から聞いてくれ。」
チスクはヨンウンたちがチーム予算で確保した材料を横取りし、ヨンウンと10年間付き合いがある製造工場も自分が責任者となった外資ブランドの作業をやらせる事にさせ、Sonoの仕事を請け負えないようにしてしまいました。
(ヨンウンがチスクに黙ってジェグクと恋愛していた事にたいする報復と腹いせだと思われます。)
「あなたはずーっと私の面倒を見てきたと思ってるでしょ。でもわたしだってあなたを助けてきたの。これからはそうしないから。自信があるから会社に残る事にしたんでしょ?私のサポートなしであなた一人で何が出来るか見せてみなさいよ。あなた一人で私に勝てると思う?」
「やっちゃっていいの?本当にあなたを打ち負かしてもいいの?」
ノックの音。
異母兄弟
ドフンとジェグクが現れた。チスクの外資ブランドとのコラボを契約したからだ。ファン会長は大喜び。ジェグク、チスク、ヨンウンとの談話の席を設ける。チスクパパはジェグクパパと旧知の仲でジェグクが数学オリンピックで好成績をあげた事などを指摘します。「それは兄スワンのことでしょう。僕はほとんど韓国にいた事がなくずーっとパリ暮らしです。」チスクパパとのお茶飲み会の後にヨンウンは製品サンプル室に行きます。そういえばスワンは一度も弟がいると話した事なかったわ。。。そこにジェグクが入ってきます。「俺と兄貴は異母兄弟なんだ。でも義母はよくしてくれた。一度も差別したことなんてない。いい人だ。」ジェグクが勝手に一人でしゃべりだします。「さっき気にしてたようだったから。」「あなたがずーっとパリにいたって話、少し気になってたわ。」「俺にちょびっとでも気をかけてくれたんだ。嬉しいな。」本当に嬉しそうです。「今日夜食事に行かない?SNSで有名になったような所じゃなくて知られてない穴場とか。」
そこにチヒョンが現れる。「ヌナ」は今夜俺と先約がある。
ヨンウンが去った後チヒョンが言います。「あんたの仕事相手は姉貴(チスク)だろ。ヌナにこれ以上ちょっかい出すな。」余裕の顔で微笑むチヒョン。この二人は同じ32歳。
悪魔のささやき
Sonoチームの最年少スヒョンは他の部署の怖そうなお姐さんから倉庫で早くしろとせかされています。この女はThe Oneのセカンドブランド「ラモン」のオイナ(ソンユヨン)チーム長。
「あんたSonoがなくなったらどうなるかわからないでしょ。うちであんたを引き取ってあげるからハヨンウンのデザインを持ってきな。明日までに。」陰でその様子を見物していたチヒョンはヨンウンにこの事を報告する。しかしヨンウンはスヨンを信じなにもしない。
工場巡り
材料は何とかなったが工場が見つからない。チヒョンを連れてヨンウンは新工場開拓の営業に回る。1軒目の社長はそちら様だけに見せると言って他社の製品の出来栄えを見せる。「ここならうちのデザインが販売前に漏れれてしまうわ、次いこ。」二軒目は受注を受けたお客様会社のデザインデッサンが誰にでも見れるホワイトボードに堂々と貼りつけられた状態。「だめだ、こりゃ。」3軒目はいい感じ。ベテラン揃いで、納期日数も短い。ヨンウンはそこで働くスタッフの中にSonoデザインパクリ女の姿を見つける。
ミスクの悲劇
ヨンウンの同級生で親友ミスクは大病院で精密検査結果を聞いている。すい臓がんですでにあちこちに転移。すぐにでも入院しないといけないと医者に言われる。ドフンのPRビジョンで働く夫スホに電話。会社の机の上にある旦那のスマホにでたのは旦那の不倫相手の部下。腕には旦那がプレゼントした高級ブレスレット。「今会議中です。お電話がありました事お伝えいたします。」
ミスクはヨンウンを誘って百貨店で高価な服を爆買いします。「娘用よ。」「ちょっと大きくない?」「大丈夫。すぐおおきくなるから。」「なら私もプレゼントする。」「今まで貯める事ばっか考えてて。人生をたのしまないで。一体何してたのだろう。」「なんかあった?」「なんでもないわ。」「スワンの弟とかどうでもいいじゃない。好きなんでしょ。それで十分よ。」
ヤバすぎのシンユジョン
ペリス百貨店でぱったり再開しカフェでお茶を飲むスワンママとシンユジョン。「最近ジェグクに好きな子が出来たみたい。」「相手は誰だか知っておられます?」「知らないけど、ジェグクが連れてくる女性なら誰でもいいわ。」部屋に戻ったシンユジョンはスマホにストックしてあるスワンとヨンウンが仲睦まじくしている動画を見る。「あの人がこんなに明るく楽しそうにしているの見た事ないわ。。。」シンユジョンの机の引き出しの中に10年前の結婚式招待状が保管してある。新郎の名前はユンスワン、新婦の名前はシンユジョン。
詐欺事件
ジェグクがストリートスナップショットをばちばち決めている。初老の男が若い男を追っかけている。そして捕まえた。「貴様、お金を返せ!」警察を呼びます。若い男は現金を所持してない。「ほらみろ。人に濡れ衣を着せやがって、このジジイ。ただじゃすませねえからな。」ジェグクが一部始終をカメラの動画におさめていた。警官に見せる。「てめえ、ちくしょう。」男はジェグクに頭突きを食らわせます。警察署にいる男三人。初老の男はヨンウンパパ。学校の副校長で明後日定年。リタイアメント記念にヨンウンママとヨーロッパツアーを計画。しかし旅行会社は架空。捕まえた男は詐欺組織の顧客相談担当。ヨンウンが連絡を受けて警察署に現れる。「お父さん!大丈夫?」ビックリしたのはヨンウンもジェグクも同じ。二人が旧知の仲のように話をしているのでヨンウンパパは「二人は知り合い?」と聞き、ジェグクは「はい」、ヨンウンは「いいえ」と同時に答えます。ヨンウンパパはジェグクの人柄に惚れ込んでしまったようだ。(これ韓ドラおなじみの「偶然」です。ジェグクがヨンウンパパの正体を最初から知って近づいたわけではありません。)
勘違い
チスクパパとのお茶会の後チスクはジェグクを個別に呼び出し自分の男になってくれと頼みます。自分には男になりたい女がいると断られます。チスクにとってクダをまける便利な男はドフンしかおりません。
ドフンを呼びつけてあれこれぶちまけるまではよかったが酔い潰れてしまう。眼が覚めるとドフンの家のベッドの上。「あのケダモノ野郎」。パッと跳ね起きると服をちゃんと着ています。誤解でした。居間でお茶を飲む二人。いい雰囲気です。「あんたヨンウンの事好きなんでしょ。」「とんでもないです。全然タイプじゃない。」チスクはドフンの居間にあるエルトンジョン(ポップ界の超大物スーパースター、ゲイとしても有名。)のポスターを見る。「人の好みはそれぞれだよねえ。(完全にドフンをゲイと誤解してるようです。)
パクリ女をスカウト
ヨンウンパパの件で警察署で一緒になった二人はその後ずーっと一緒にいます。ヨンウンはジェグクを連れてパクリ女のアパートを訪ねます。迷惑女に違いないが仕事が丁寧で早い事はよく知っている。「一緒にまた仕事しない?」パクリ女はコピー製品で業社たちが一時殺到したがいざ商品を手にすると自分たちのブランドがコピーされるのを恐れて誰も近づかなくなったと愚痴ります(そんな事をヨンウンに言える立場ではないと思いますが)。「ただし、これと裁判は全く別物だから。私が裁判でしてあげられる事はなにもないわ。」しっかり釘をさします。
冷ややかな家庭
ベッドで寝ている娘の頭を優しく撫でます。台所にインスタントラーメンの袋二つ。「あなた娘の夕食にインスタントラーメン出したの?」「お前の帰りが遅かったからだろ。」燃えるゴミと燃えないゴミがごちゃまぜになっているのも見つける。「私が居なくなったらどうすんのよ!」夫は妻の変化に気づかない。そこに愛人から電話。ゴミ出しに出て外で話す。
見つけた
TheOne本部ビルの監視カメラ室に入るチホン。警備員達が止めようとするが自分はファン会長の息子だと一括。録画動画をチェック。「見つけたぞ」動画にはスヨンがヨンウンの机の中をあれこれいじっている姿が記録されていました。
結果は見えている
公園を歩くジェグクとヨンウン。
「結果は見えてるわ。楽しいのは一瞬。結局疲れて、喧嘩して。何故好きになったんだろうと思ってしまう。。。失望して、後悔して。たぶんそうなるわ。そういう目に遭いたくないし。」
「スタートもさせてないのに何でわかるんだ?」
「男と女の愛の顛末なんてそんなところでしょ。」
「俺たちは違うかもしれないだろ。」
「そう信じて皆スタートさせるけどね。」
「じゃあね。そんなつもりじゃなかったけど、結果的に今日はいろいろ迷惑かけたわね。」
最強の武器
ジェグクから数十メートル離れるとメール。「そろそろ待ち受け画面替えたら?」と書かれた文字。
ジェグクから電話。「十年前俺が撮ったその道はあんたが言う通り漠然としていて先が見えない。」
「でも俺はこの道はわかると思う。俺がどこに行かなければならないのか。」
「あなたが撮影した写真だったの?」
「あんたがその写真を買ってくれたおかげで俺は10年間耐えられた。偶然その女と出会って狂ったように胸がときめいた。その女のせいで狂ったようにパリ行きをキャンセルした。その女がここにいるからおれもここにいる事を決めた。」
涙を流すヨンウン。
「それでもだめなら。それでも無理なら。俺たち別れよう。(嘘つけ!あんたはここでだめでもあきらめないでしょ。)」
「10年前にスタートした俺たちが今別れる途中だとしよう。いつになるかわからないが別れるまで愛しあおう。ハヨンウン。」
予告編をみますとヨンウンとジェグクが別れた公園でハグしてました。恋の成就編完了で次からは恋の試練編に突入ですかね。
最凶の妨害者はシンユジョンになりそうです。シンユジョンとユンスワンは結婚式まで決まってたんですね。それにしても自分を振って他の女の所に行った相手との10年前の結婚式招待状をまだ大事に保管しているとは。かなりやばいです。自分なら絶対破り捨ててます。二人が仲良くしてる動画まで持ってました。サイコです。
サイコと言えばミスクの旦那の不倫相手が旦那のスマホに出たのも精神的にやばい。ミスクとスホももう一つの「今、別れる途中」。
ドフンとチスクはくっつきそうですね。ヨンウンカップルとミスクカップルの恋が重いので、こちらはコミカルに描かれています。
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