「食客」のあらすじ、見所、口コミ、感想、裏話、キャスト

「食客」のあらすじ

あらすじ 全国で有望な若手料理人が切磋琢磨する韓国最高峰の料亭雲岩亭。ここをひきいる韓国一の料理人オソングンの養子として育てられたイソンチャンは末端から修行を始めて着実に力をつけていく。そんなある日ソンチャンは雲岩亭が彼の先祖の宮廷料理人の財産で築かれたものであり、いずれは末裔であるソンチャンに引き継がれなければならないとするオソングンの話を偶然聞いてします。自分が兄と慕うオソングンの息子オボンジュは猛反発。複雑な心境のソンチャンは雲岩亭を飛び出し全国津々浦々グルメ旅、食材さがしの旅に出ます。

「食客」の見所

見所 韓国ではめずらしく料理人、料理、食材をテーマにした異色ヒューマンドラマ。韓国料理ファン必見です。有名料理から地方料理まで目で料理を楽しめます。もうひとつの見所は料理を通して知り合う事になった人々との交流。心温まるエピソードがちりばめられています。場面とよくマッチした音楽や地方旅で見せてくれるのどかな風景もいいです。2008年の作品。

「食客」の口コミ情報

口コミ情報

レビュー統計：アマゾンからの「DVD-Box1」購入者9件の評価は星５つ18％、星4つ82％、星3つ0％、星2つ0％、星1つ0％。

高評価レビューアーの声

（引用元）

韓国宮廷料理の名店『雲岩亭』の後継を巡る兄弟の対立を軸に、多彩な食文化を描き、食の本質に迫った意欲作です。
義理の弟ソンチャン、彼は朝鮮末期、王の寵愛を受けた宮廷直属の料理人『待令熟手（テリョンスクス）』の子孫なのですが．．、を店の後継ぎにと考えている総料理長に反発した実の息子ボンジュは、ひたすら雲岩亭の事業拡大に向けて突き進んでいくこととなります。
華やかな宮廷料理、斬新な創作料理、そして、庶民の家庭料理まで、様々な料理が登場し楽しませてくれます。先ず第一の見所は後継者の座や、牛肉取引を賭けた料理対決の場面で、終盤に登場する日本人料理人との対決も見逃せません。
そして、これらの華麗で迫力ある表舞台よりも、観ていて惹き込まれること間違いない第二の見所は、雲岩亭を離れて行商をするソンチャンが出会う、食に纏わるエピソードの数々。刑務所にいる息子に食べさせるカニビビンバ、理由あって追い出した嫁に残したおばあさんのキムチ、味覚を失った母が心で味わう料理など、哀しくて、心温まる物語には、思わず目頭が熱くなることでしょう。
代役なしの包丁さばきが見事なソンチャン役キム・レウォンは、対決シーンのキリットした表情もいいけれど、普段の食事の準備をしている場面が本当に楽しそうで、美味しそうで、笑顔の魅力いっぱいのまさに本領発揮！　と言えますね。
料理コラムニスト志望の新人記者ジンス（ナム・サンミ）と秘書室長ジュヒ（キム・ソヨン）との恋愛模様が花を添えていますが、彼女達も含めて職業人達を描いたドラマであり、男の仕事として料理人の世界を骨太に表現した作品を是非お薦めします。

「食客」の感想

感想

ZEROの星感情

「食客」の裏話

料理がうまいキムレウォンを起用

俳優キムレウォンは実生活でも料理がうまい事で有名。ドラマ中に出てくる彼の華麗な包丁さばきでも実証されております。制作スタッフ側は彼の腕を見込んでドラマ制作前から彼を主人公に決めています。又彼が釣り名人である事もよく知られているのでドラマ中に大料理人オソングンとの川釣りシーンを入れました。（原文ソース）

大ヒットだったがシーズン２は実現せず

ドラマ食客は平均視聴率２０％超えの大ヒット作。最終話では平均視聴率17％を記録。キムレウォンも「シーズン２を期待してください」と発言していましたが結局実現しておりません。

全部おいしいわけではなかった

ドラマ「食客」では見栄えがよい美しい料理が次々と出されそれをおいしそうに食べて満足する人たちのシーンが数多く収録されていますがキムレウォンは放映後の撮影秘話で「全部が全部おいしいわけではなかった」とカミングアウトし、特に料理対決で作ったニベのスンデ（ソーセージ）は「とても食べられるものではなかった」としています。実は本物のニレを入手できず偽物で代用したからだと説明しています。一見出演者たちがニレのスンデを食べながらおいしそうな顔をしているが「よく見ると彼らはまずくて驚いている表情をしているのがわかる」と言っています。（原文ソース）

「食客」の キャスト＆スタッフ