OSTで振り返る第11話名場面
「今、別れの途中です」第11話あらすじと感想
別れる前に何したい?
部屋で映画を見るヨンウンとジェグク。ヨンウンはもし二人が別れるとしたら何をやっておきたいかジェグクに聞きます。仕事さぼって一日デート、スマホなしで沖に出るなどたわいない話で場を盛り上げます。
ヨンウン心のつぶやき
おわりを伝えようとする私に続けようと答える彼。
最後にヨンウンは自分たちは別れる前にやりたい事を全部やって笑って別れようとつげます。
The One 売却
The Oneを売却するという話が会社内で出回ります。ファン会長の部屋を訪れどうなってるんだと詰め寄る娘チスクと息子チヒョン。ですがファン理事は明確な答えを避けます。Sonoのチームメンバーたちも動揺しまくり。チーム会議でのヨンウンの言葉を遮ってナリがこの話題を持ち出します。ヨンウンは自分も不安は皆と同じだが目の前の仕事をこなすしかないと答えます。ソンジュとナリは動揺していますがスヨンは全く揺るがずヨンウンの指示に忠実に従います。いびり部長はThe Oneに見切りをつけ今後の自分の未来の準備を進めます。いつもはヨンウンが持ってくる提案にすべていちゃもんをつけますが、今はそんな事どうでもいいという態度で議論はせずすべてOKを出します。
泥仕合
サブウェイでランチするヨンウンとジェグク。
The One売却で心配ではないかと聞くジェグクにヨンウンはデザイナーは待つしかないと返します。自分たちの恋もしばらく待って様子を見てはどうかとお願いするジェグク。ヨンウンは別れのすべてが悲しいものではないと答えます。
同時刻ヒルズ百貨店の化粧室で鉢合わせになったジェグクママとヨンウンママ。二人はこのデパートが主催するカルチャー教室で知り合いになったのです。
ジェグクとヨンウンでは格が違うとジェグクママはきつい事を言います。頭に来たヨンウンママはすかさずヨンウンに電話。となりにジェグクがいると知りジェグクと話し自分はジェグクが死ぬほど嫌いだから別れろと言います。それとジェグクママに対してはジェグクは外で生ませた子のくせに格などえらそうな事を言うなとののしります。醜い一言にショックを受け体調を崩ししゃがみこんでしまうジェグクママ。
離婚調停中
家の売却を不動産業者に依頼したヨンウンママ。びっくりするヨンウンパパ。売ったお金で今までヨンウンに援助してもらったお金を返し、残りは半分半分で分け合おうと提案します。自分は今まで誠実に生きて来たのに何故だと聞くヨンウンパパ。ヨンウンママは浮気の話を持ち出します。ヨンウンを家に呼びメールでやりとりしていた不倫相手と誤解している「ミスウィット」は実はジェグクの事である事を明らかにさせます。浮気の疑いは晴れたものの自分の人生はヨンウンと夫に捧げた一生だったので自分自身のために生きたいと離婚を取り下げません。結局裁判で調整するという話になります。
別れはパーティーで
体がどんどん悪くなっていくミスク。妻をあれこれ気遣う夫スホ。ミスクはじめじめはやだから自分の葬式は明るく華やかなパーティー形式にしようと提案します。
一方スホと不倫相手のやりとりをミスクの家の近くの路上で目撃したチスク。不倫相手は会社に戻れと嘆願し、スホは突き放します。ミスクのマンションにこの事を暴露しに行きますがすやすや眠っている娘チミンを抱いて安らいでいるミスクの姿を見て何も言えなくなります。
大切だから
ドフンがチスクに最初に送ったプレゼントは詩集。プレゼントと言えば高価なアクセサリーやリミテッドバージョンしか考えてないミスクはがっかりします。ファン会長は二人の好みや感性があまりにも違うので心配になってドフンのオフィスを訪ねますがドフンは二人は両想いだと安心させます。
付き合いだしたのに自分に手を出さないドフンにイライラ感がつのるチスク。お化粧して勝負服を着てお酒を片手にドフンのマンションを訪れます。ヨンウンに電話して「ジェグクさん(ドフンと同居中)をなるべく家に遅く帰らせるようにして」と頼みます。
部屋に入って来たチスクをドフンはお茶で出迎えます。「彼女が夜部屋にやってきたのにお茶?あなた私の事本当に愛してるの?」
「もちろん愛しています。好きでもない人と一緒にいられるはずがありません。あなたが過去他の人とどのような付き合い方をしたのか僕は知りません。でもあなたは私にとって一番大切な人です。だから私はあなたを大切に扱います。」
うるっとくるチスク。
ジェグクは知っていた
カフェでお茶を飲むジェグクとシンユジョン。例のごとくしつこくヨンウンと別れろと迫ります。ジェグクは自分は人生のパートナーを見つけたかっただけだとし、やっと見つけたと話します。
「それがハヨンウンだから悲劇なのよ。」
「そんな事何故わかる?あの時兄さんがハヨンウンに別れを告げにいく途中である事をヌナは知らなかったじゃないか。だから雨の中追っかけて行ったんだろ?」
ぎくりとするシンユジョン。
ジェグクは兄の事故原因が飲酒運転だする警察の調査結果に疑問を持ちます。兄は一人で酒を飲む人間でないと知っているからです。そして兄行きつけのバーを訪ねマスターから当日兄は女性と一緒に居て兄が先に出て行き女性が追っかけて行ったという話を聞きます。
事故の回想シーン
シンユジョンを突き放すスワン。一人雨の中車を走らせます。車で追っかけるユジョン。スワンを止めようと強引に追い越ししてスワンの前に出ようとしますがその瞬間前からトラック。スワンが避けようと側面にぶつかり死亡。
「何故今まで黙ってたの?」
「事故だったから。そしてヌナが兄さんを深く愛していると知ったから。それと誰よりも一番つらい思いをするのもヌナだとわかっていたから。」
トラブルと裏切り
ラファエル百貨店がSonoにいろいろ無理難題を吹っかけてきます。韓国産の生地はダメだとし、デザインを全面改訂しヨーロッパ風に作り変えろと言ってきます。生地はすでに国内業者に注文して決算済み。これを覆すと莫大な赤字。デザイン変更はSonoの命を奪う事になります。妥協点を見つけようとあれこれ考えるヨンウン。しかしラファエル側の担当者は出張中との事で音信不通。
ナリを廊下に呼び出すソンジュ。The Oneは売却騒動、頼みの綱のSonoパリ進出はラファエルのいちゃもんにより暗礁に乗り上げる。ソンジュは外部からのヘッドハンティングの誘いを承諾しますが相手側の受け入れ条件はナリを一緒に連れてくる事だったのです。「決心した?」ソンジュがナリに催促しますが今二人が抜ければSonoがどうなるかよくわかっているナリは返事をしません。
つかまえておくだけが愛じゃない
ヨンウンとジェグクは車の中。突然ジェグクママから電話がかかってくる。車を降りて外で話すジェグク。電話が終わったあとヨンウンが話します。「二人が続けるってこういう事なの。電話ひとつ神経を使わなければならない。」「でも放棄できないよ。」「そして彼らは結婚して幸せに生きた。でもハッピーエンディングではない。結婚がゴールで完成ではないように結婚したから心をずーっとひっつけられるわけでもないし。」「ならその時別れようじゃないか。」「双方の両親の家にも行けない。互いに母親の話は避けなければならない。悪い事してないのに互いにすまないと思い、もっと努力しようと考え。何もなかったようにふるまって。」「なぜ別れる口実や理由だけ見つけようとするんだ。」「愛しているから。でもね。つかまえておくだけが愛じゃないわ。わたしにとって今の時間を意義深くすごすのがもっと重要なの。その大事な瞬間私たちが一緒にいればいいじゃない。後悔する事はないわ。」「俺はお前と出会って今日この瞬間まで後悔なんかしたことがない。だから全部やってみようじゃないか。別れるという言葉は最後の最後に使うべきだ。そして俺はその時に答える。」
別れの原因を知る
実家に戻ったジェグク。ジェグクママがスワンの部屋を整理しています。「そろそろスワンを送ってあげないとね。」
お茶を飲む二人。ジェグクママは自分の人生は二人の子供を育てるのがすべてだったと話します。「他の女の所(たぶんジェグクの本当の母親)に行った夫を見返してやろうとあなたたちが立派になるよう頑張ったわ。」「だからあの女(ヨンウン)との事を猛烈に反対したんだと思う。ユジョンを捨てるなんて。」「あの女の所に行きたいなら行きなさい。但し私はこの世にいないから。」「母さん、なんて事を言うんだよ!」「恐ろしいでしょ。でもこの言葉をあの女に投げかけてもびくともしなかった。まだお前と会っている。私はそっちのほうが恐ろしいわ。だから嫌いなの。」
「まさか同じ事をあの人にも話したの?」「他の方法じゃだめだと思ったわ。だから私が死ぬと伝えたの。そうじゃないと離れようとしないから。」
「すまない」
ヨンウンが別れを切り出している理由をわかったジェグクは立ち上がります。「これからスワンの部屋はお前が使いなさい。そしてここで暮らしなさい。」「母さん、それって執着だよ。」「ええ、お前は私の子供だから。」「知ってるよ。僕は母さんの息子だよ。一度も違うと思った事ないよ。僕は母さんを尊敬しているし愛している。でもそれが僕の人生を母さんが決めるという意味ではないんだ。」
「なんで彼女にそんな事を話せるんだ?なんでそんな言葉で彼女を傷つけるんだ!」「ねえ、ジェグク。(ジェグクママ)」
「僕が愛している女なんだ。彼女がいないと僕はだめなんだ。なんでそんな言葉で彼女を脅すんだ!」(すこし取り乱すジェグク)
「お前を守らないといけないから。」
「それでお母さんの愛は兄さんを守れたんですか?」
「!!!ジェグク、お前、ひどい事言うのね。何故母さんにそんな苦々しい事言えるの?」
「母さんだから。僕のお母さんだから今僕はここにいるんです。他の誰かだったら二度と会わない。」
ヨンウンに会いにThe Oneに行くジェグク。オフィス前でヨンウンを見つけると思いっきり抱きしめて泣きながら「すまない」を繰り返します。
ヨンウンが答えます。「別れる前にやりたい事もう一つ追加。職場で職員たちの目の前でキス。」
週2回のペースの 「今、別れの途中です」 放映ですが今週は11話だけ。クリスマスと年末年始の調整ですかね。今週第12話のあらすじがアップされない点、ご了承くださいませ。
ヨンウンとジェグクは別れそうです。とてつもない壁の前でどうにもなりません。
このドラマを見て不思議に思っているのはパリロケシーンが圧倒的に少ない事。ソンヘギョの前回の「ボーイフレンド(ドフンさんも出てます)」では第一話から二話の半分までほぼオールキューバロケのシーン、前々回の「太陽の末裔」でも全体に渡りギリシャロケシーンが出てきます。でも今回のパリロケは数カットだけ。
これからヨンウンとジェグクは別れてそれぞれの道を歩み成功を収めパリで劇的に再開、別れ解消というパターンじゃないのでしょうか。たくさんお金使ってパリロケしたんだから何かの形で絶対出てくると予想します。
ラファエルの妨害工作の影にシンユジョンが動いているのではないかと疑ってしまいます。ラファエルを動かせる人間は同じ超一流デパートの代表であるシンユジョンくらいしか見当たらないです。
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