「警察授業」第11話あらすじ
取り逃がしとスマホ
格闘の末ソノとドクマンはなんとかコ教授を捕まえた。そこにパトカーが数台やって来た。一網打尽で賭博犯罪者たちを全員とっ捕まえるつもりだ。しかしその中の首にあざがある大物格の男が警察官を振り切って逃げた。ドクマンはコ教授と手錠でつながっているのでその男を追っかけられない。ソノが走って行こうとするがドクマンが止める。
皆がその男に気を取られている間にコ教授はスマホを廃棄タイヤの山に投げ捨てる。
ドクマンの上司のチーム長がやってきた。その後ろにドクマンが怪しいとふんでいるハン捜査部長の姿がある。
帰りの車で助手席のソノが聞く。「犯人も捕まえたし、大学に戻られるんですよね?」ドクマンから返事がないのでしつこく聞くと、「戻るしかないだろ。他に行くあてがないんだから」とドクマンが答えてソノを安心させます。
別れ際にドクマンは「お前がいなかったらコ教授を捕まえられなかった」とソノを褒めます。今ソノ達は夏休み中。
スマホ探し
逃げた男はチャンジェギョ、30歳。賭博、殺人未遂、暴行などで逮捕歴がたくさんある。後輩のチュ刑事がドクマンに報告します。「それと先輩。先輩は報告書でスマホで話しているコ教授を見つけたと書きましたが彼の所持品の中からスマホは見つかってないです。」
取調室ではコ教授が供述を済ませすべて罪を認めました。そこにドクマンが入ってきます。「スマホどこにやった?」「何のことだかわかりません。」「港で最初お前を見た時にお前がスマホで誰かとしゃべっているのを見た。すべて罪を認めたと言うのにスマホは知らないと白を切る。あのスマホの中に何かはいっているんだな?」コ教授の顔色が変わります。「担当刑事でもないのに何故あなたと話をしなければならないのですか?」「お前びびってるな。」
秋の新学期
新学期が始まった。大学に戻ったドクマンは ソサンハク部長教官が辞表を上申しなかった事について感謝の意を述べます。これでよかったといいながらもソ教官は二度と学生を危ない目に遭わせてはならないと釘を刺します。
部屋のメンバー替えがありソノは ボムテとジョンウク と離れ宿敵パクミンギュと相部屋になる。
いろいろあったけど同じ部屋になったからうまくやっていこうとソノはミンギュに手を出して握手を求めるがミンギュは「空気読めない奴だな。いつまでもガンヒがお前の横にいると思うなよ」と吐き捨てて出て行きます。
腕輪
ムカついてミンギュのバッグを蹴っ飛ばすと金属の女性用腕輪がこぼれてきました。値札は300ユーロ。実はコ教授逮捕後にソノはガンヒ、ボムテ、ジョンウクと一緒にビーチに行ってそこで買った安物の腕輪をガンヒにプレゼントする気でした。
ソノに気がある柔道部のユンナレはミンギュにソノとガンヒを別れさせるため連携しようと提案し、ミンギュは承諾。ユンナレにこっそりガンヒの部屋に忍び込んで金属腕輪を机の上に置くよう頼みます。ガンヒはソノのプレゼントだと思って大喜び。ソノはガンヒがミンギュの腕輪をうれしそうにはめているのを見てショック。その日から二人の関係はぎくしゃくします。
ランチ
犯人逮捕の褒美としてドクマンはソノをランチに誘います。そこでソノはドクマンに腕輪の事で相談します。「友達の話なんですけどそいつの彼女に安物のプレゼントを用意しました。一方彼女を狙っている他の男が高くてかっこいいプレゼントを渡しました。彼女は高いもののほうが喜びますよね?」「お前は馬鹿か?安いものであろうが好きな男からもらったもののほうがうれしいにきまってるじゃないか。金に釣られるような女なら今すぐ別れろ!」
今度はドクマンが相談する。「俺の友達の話なんだが絶対に守れと言った約束を破った。お前ならどうする?」「そんなの友達辞めるに決まってるじゃないですか!秘密をばらすなんて。」
この話は絶対秘密にしてくれと頼んだにも関わらずクォン教官がコ教授を逮捕する際に学生たちが動員された事をソ教官に報告した事を指しています。結果大学の何人かの教官はチェ教授の逮捕劇に学生たちが絡んでいた事を知る事になりました。
スマホが見つかった!
逮捕後ひまを見つけては港に行ってスマホ探しに精を出すドクマン。今日も無駄骨かと半場諦めかけてタバコを吸っていると目の前に廃棄タイヤの小山が。もしやと思いチェックするとスマホが出てきました。
ドクマンはチーム長と相談しに直行で警察署に行きます。そこで チェヒス教官を見かけます。とっさに身を隠します。すると彼女はドクマンが疑いを持つハン調査部長の面会に来ていて二人で部屋の中に入っていきました。警察署も安心できないと思ったのかチーム長にスマホの件は話さずそのまま帰ります。
次の日ドクマンはチェ教官を呼び昨日警察署で見かけたと話します。チェ教官は女性先輩が結婚するのでその前祝いに行ったと嘘をつきます。ドクマンの質問があまりにもあからさまなのでチェ長官も自分が疑われている事に感づいています。
和解
ガンヒを外に呼び出すミンギュ。ミンギュはガンヒの気をひくために子供じみた行為を繰り返した自分が愚かだったと謝罪した。そして自分がプレゼントであげた腕輪をはめてくれてありがとうとお礼を言います。
それを聞いたガンヒは怒ってソノを追っかけます。「なんで何も言わなかったのよ。嫌なら嫌って言えばいいじゃない。」「俺だってつらかったさ。気に入っているみたいだし。」「我慢することとしない事があるでしょ。あなた本当に私の彼氏なの?」「わかった。これからその腕輪は二度とはめるな。それとこれをはめろ。」ソノは安物の腕輪を取り出します。「海に行った時に買ったやつ。高いものでもいいものでもないけど。」「つべこべ言わずに早くはめてよ。」ソノが腕輪をはめてあげる。「すごく気に入ったわ!」
ストレンジャー
その晩ソヌはYoon名でバード名のドクマンに久々にチャットする。「アドバイスのおかげで仲直りできました。ありがとうございます。」
「とうとう現れたな。ミスターYoon。」差出人の名前はストレンジャー(見知らぬ人)。「いや。お前はYoonではなくカンソノだ。」びっくり仰天するソノ。「お前がどうやって警察大学に入れたのか不思議だ。」ドクマンがソノパパの土下座を受けてびりびりに破いたハッキング調書のコピーが送られてくる。「お前のハッキングを見逃したのはユドクマンだな。それで大学に入れたのか。。。」
警察大学の中にいる
刑務所にいるチョルチンを訪ねたドクマン。家族との面会を拒否するチョルチンに罪は罪、面会は面会だと諭すドクマン。全部自分の罪を償ったら最初から全部話すと伝えるチョルチン。
最後にひとつ聞くとドクマン。「コ教授が黒幕なのか?」
「前にも言いました。犯人は警察大学の中にいます」とチョルチン。
見つけたコ教授のスマホの最後の通信相手にリダイアルするドクマン。「お前は誰なんだ!」と叫びます。
「警察授業」第11話 感想
パクミンギュは卑怯で情けない男にどんどん成り下がってますね。裕福な家庭に育ちイケメンで頭もよく品行方正な男だっただけにもったいないです。金属腕輪がミンギュからのものだと気づきソノをしかりつけるガンヒの姿がかっこいいです。
さて最終回(全16話)に近づくにつれて物語も大詰め。今まで紹介された主な大学関係者は ソサンハク部長教官 、クォンヒョクピル教官、チェヒス教官。それと風紀係のペッヒ。状況証拠が示す犯人は今のところ チェヒス教官。 ですが彼女がラスボスですとあまりにもストレートでシンプルです。まだまだ何かありそうです。ソノとチャットしている人間の画面がちらっと出てきます。男性です。シニアではありません。
調書はチョルチンからコ教授ルートで入手したのでしょう。
早く全貌が明らかにされチョルチンの罪も軽くなってほしいです。
コメント