「御史とジョイ」第13話あらすじと感想
逃亡
イオンに捕まりすべての罪を背負わされ斬首刑を言い渡されたパクスンの庶子パクテソであったが刑場で仲間たちに助けられ盟友チメンスとともにイオンの目の前で逃亡。彼らを追ったイオンは途中敵勢力の待ち伏せ弓攻撃をあび見失う。
テソたちを助けたのはトッポンと彼女の仲間たち。トッポンはテソを救う代価として江華島から船で外国に密航する手配をコットゥ商団の手代でカンハンギに頼んでおいたのだ。
やけ酒
テソたちを逃した事をとがめられ官職を罷免されたイオン。彼の上司弘文館館長は2段階降格処分を言い渡される。清渓川の橋で一人酒を飲みながら情けない男だとイオンは自分自身を責めます。「世子様の殺害の秘密を暴くだって?とんだお笑い種だ。俺に一体何ができるんだ。」世子殺害当時も今もイオンは無能で誰も守る事は出来なかったと冷笑したパクスンの言葉を思い出し落ち込みます。
エネルギー充電
ジョイがイオンを見つけイオンは必ず事件を解決できると励まします。
「失敗したからどうだっていうんですか?だめだったからどうだっていうんですか?」「私がイオン様の事を好きなのに何が怖いのですか?」
告白するジョイにイオンはキスし、「俺はお前のために再び立ち上がる」と決心します。
「俺はこれからやるぞ、キムジョイ!」
ジョイは結婚してから今日まで一度も自分を名前で呼ばれた事がありませんでした。「おい」「こら」「お前」などが彼女の呼び名でした。名前を取り戻してくれて名前を呼んでくれたイオンに感激します。
散歩デート
お互いの気持ちを確認しあった二人は夜に手をつないで街を歩き続けます。ジョイの家まで見送るが別れたくない二人はあれこれ理由をつけて散歩し続けます。夜も更けてイオンの家の前。「家でうどんを食べないか?」ふたり仲良く夜食を食べますがジョイはそのままイオンの部屋に泊ります。
3者会談
翌朝二人一つの布団で寝ている姿を部屋に入ってきたイオンの祖母にみつかってしまいます。
祖母の前で正座させられるイオンとジョイ。イオンはタジタジですがジョイは堂々としていて自分は離婚女だと明かし、主婦生活はいろいろ不便が生じるのでこれからも結婚はせず女性一人独立して生きていくと祖母に話します。
クァンスンの父親
漢陽の邸宅を訪ねるクァンスン。医者である父親を訪ねにいったのです。だが引っ越ししてそこには住んでいない。近隣の住民から彼がお寺にいるという話を聞きます。クァンスンの父親は世子毒殺の際に外されのちにテソに殺された侍医だったのです。クァンスンは清国に拉致されていった帰還女の一人で帰国後まっさきに父親を訪ねて行きましたがその時は 帰還女など家名の恥だと言われ門前払いされます。実は世子を巡り不穏な空気が広がっている最中でしたので自分が侍医者をしている事で娘に被害が及ばないか心配して娘を突き放したのです。
意気揚々のパクスン
すべての罪を庶子パクテソになすりつけた事により意気揚々のパクスン。ライバルである弘文館館長を追い落とし、そのポジションも手にしました。チャマルチョンから奪い返した自分の不正を記す帳簿を自宅で燃やします。テソやカンハンギが銀を取引していたコットゥ商団も押収。それを取調のトラウマから病床にふせている嫡男パクトスに引き継ぐよう指示し彼を喜ばせます。
一方イオンは心機一転宮勤めに復帰。上司である元弘文館館長 は今パクスンと対立するのはろくな結果を生まないとし、パクスンを遠ざけるようアドバイスしますが、イオンは反撃のため着々と証拠集めに取り掛かります。
本ドラマでイオンは料理人兼グルメ青年として描かれていて彼がランチを手作りし仲間たちにふるまうシーンが何回か出てきます。興味を持って調べてみた所李氏朝鮮時代は一日朝晩の2食が基本パターンでした。ランチシーンはフィクションとなります。日本も一日2食が基本で3食になったのは江戸時代後期からだそうです。
クァンスンがパクスンを追い詰める証拠を持っていそうです。
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