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「製パン王キムタック」第19話あらすじ(ネタばれ)

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目次

「製パン王キムタック」第19話あらすじ

胸のつかえがとれた

前回パルボンベーカリーで働く青年がタックだと分かったク会長がタックを訪れ思いっきり抱きしめましたが今回もそのシーンの続きです。

タックを抱きしめるク会長は何故今まで自分の所に来なかったのかとやさしくとがめます。、毎日タックの事を心配していたのに冷たいじゃないか。タックは泣きながらごめんなさいとしか答えません。
ク会長:でもこれでよかった。今こうして会えたから。ようやく胸のつかえがとれた。

それを見ていたマジュンは複雑な顔。

タックにコソンを継がせる

深夜帰宅したク社長は出迎えに来た若奥様に言います。
『この前の最終通告の件だが断るよ。たとえどんな事があろうとあの子を私の人生から消し去る事はない。君が理解してくれるか諦めるかどっちかしかない。』
自宅事務室の机でタックとのやり取りを回想します。
ク会長:戻ってこい。
タック:申し訳ありません、会長。今パンが何なのかやっとつかみかけた所です。学んだ事より学ぶべき事のほうがたくさんあります。それとキムタックとして生きて行かなければならない理由があります。僕がタックで居続けるからこそ母さんが僕を探せます。

ここでク会長の心のささやき。
『だがタックよ。私はお前が必要なんだ。どんな事があってもコソンをお前に継いでもらう。』

マジュンの挑発

部屋に戻るとマジュンが『涙の再会』は済んだかと言いタックへのけなし言葉を連発します。『やめろよ。俺はお前と争いたくないんだ、マジュン』とテジョではなくわざとマジュンで呼ぶ。『ちょっとおやじとあったらもう兄貴気取りかよ』となじるマジュン。タックはお前が好む、好まぬは関係なしにク会長の前では俺はお前の兄貴なんだと言い、どうしたらお前に兄貴と認められるんだと聞きます。
俺が認定試験に合格してお前に勝てば俺を認めるか?とタックが言った瞬間マジュンの目が光ります。『ならお前が俺に負ければお父さんとコソンの前からお前は一生消えろ。これが条件だ。いいな。』
強引にマジュンに約束を取り付けられてしまったタック。
『あなたって本当にばかね。なんでそんな約束してしまったのよ。負けたらここを去るですって?前回のユギョンさんの約束といいまったく。。。』ミスンが叱ります。
ミスンが知らない複雑な事情があるといい、自分がここに居残るためにも協力してくれと頼みこみます。ミスンは掃除、洗濯、片付けなどの代行約束を取り付けます。
そして一言『発酵』とつぶやきます。つまりイースト菌の代わりに小麦粉と相性がいい発酵食材があればパンを作れるとほのめかしています。マジュンもその場にいてそのヒントの意味をつかんでいます。実はこのヒントパルボン先生がミスンを通して二人に伝えたものです。

マジュン、ユギョンに催促する

タックは厨房であれこれ実験し、マジュンはコソンに通いつめ食品開発室スタッフにやらせています。
マジュンが研究スタッフに短期間でイースト菌なしのパン作りは無理と言われているシーンをク会長が目撃します。
インチキな手段でタックに勝とうとするお前に失望したと会長はいいます。そして研究開発部へのマジュンの出入り禁止を言い渡します。
マジュンはユギョンの所に向かいます。そして掃除道具を持っているユギョンを見かけた若奥様はこっそりユギョンについて行きます。
倉庫でマジュンはキスしていいかといいます。しかしキスしようとする瞬間ユギョンは避けます。
マジュンはあまり待たないぞといい前回提示した条件を早めに受け入れるよう促します。
『何故わたしなの?』『手に入れようとしても手に入らないから』とマジュンは答えます。
そしてその様子を若奥様が盗み聞きしています。

マジュン、お前では無理だ

社宅に戻るマジュン。誰もいない。パルボン先生もいない。パルボン先生の発酵日誌が机の上に置いてある。
思わず先生の部屋に入って本を盗み見してしまう。そこには発酵酒と書いてあります。
そこに先生が入ってきます。『何をしておる?』
あせるマジュン。『あ、あの。先生にお聞きしたいことがありまして。』
『なんだ?』『前回合格した褒美としてのポンパンのレシピをお願いした時に先生は確約してくださらなかったのでその確認に。』
『それならもう答えは知っておるだろ。その日誌の中に書いてあるように発酵の元は酒だ。でも知った所で今のお前には何の意味もない。この酒の種を作るのにわしでも7年かかった。1週間やそこらで作れるものではない。最もタックのような天性の嗅覚を持つものであれば可能性はあるが。。。』

タック、ユギョンを癒す

マジュンのコネでユギョンがコソンに入ったとするマジュンの話が頭から離れないタックは直接コソン食品ビルの前でユギョンを待ち伏せします。びっくりするユギョン。食事に誘ってそこであれこれ話を盛り上げようとするタックですがユギョンは浮かない顔をしています。
ユギョン:聞きたいことがあるんでしょ。何故私がコソンにいるか。
タック:いや。普通の話ならとっくに話してるだろ。話せないならそれなりの理由があるはずだ。だから俺は聞かない。
ユギョン:ばかよね、私って。怒りが収まらないの。どうにもならないの。タックみたいに許せないの。本当にバカ。
タック:今夜はデートしよう。
タックたちは出店で食べたり、遊園地で楽しんだり、ゲームセンターで写真を撮ったり。ユギョンはタックにだんだん癒されていき笑顔を取り戻し、普段の姿に戻りつつあります。

タックコクる

帰り道ユギョンは自分からタックの腕に組みついて歩いていきます。
ユギョンのアパートまで戻るとタックはユギョンに告白します。
タック:ユギョン。不足しているものが多い男ですまない。お前にいろいろしてあげたいのだけどまだ余裕がない。でもお前を思う気持ちは誰にも負けない。生きるのはつらいし、時には息が詰まるような事があるかもしれないけど俺がいるから。俺を信じてもう少し耐えてくれないか。俺が一日も早くお前を幸せにする男になるから。それまで我慢してくれ。
ユギョン:次の試験も絶対合格してね。また来てね。
抱き合う二人。

大事件

部屋に戻ったユギョン。机の中から辞表届を出します。『そうよ。会社をやめよう。ここで止めるのよ。』
そこにドアをノックする音。ドアを開けると室長配下の暴力団員達が数名乗り込んできます。そしてユギョンに暴力をふるい強制的に辞表を書かせ指紋を押させます。
翌日ユギョン手書きの辞表を受け取った若奥様は満足します。

タック呼び戻し宣言

ク会長はコソンの後継者問題を理事たちと相談し、室長にマジュンだけでなくタックも呼び戻すと告げ、次にタックに何かしたら絶対に許さんとと釘をさします。若奥様は室長に『たとえどんな手段を使ってでも』タックの会社入社を阻止するよう指示します。
一方室長に目をつけられたユン先生は職場をやめ姿を隠します。タックママは次は私が出る番だとユン先生に話し、死んだものとあきらめているタックに害を与えた者たちへの復讐を誓います。

ユギョン復讐を決意する

高級ブティックに現れる若奥様と二人の娘たち。
そこにユギョンが現れます。
何の用と聞く若奥様にユギョンは謝罪を要求し、そうすれば今までの事をすべて水に流すとします。世の中に踏みつけられて平気でいられる人間などいないと。
しかし若奥様は世の中に平等などありえないとし、だから悔しい人、怒る人が存在するとの持論を展開します。ユギョンのように男を利用して這い上がろうとする人間はたまに痛い目に遭う事もあるだろうといい、ユギョンが夢見る世界など決して具現化しないと付け加えます。
怒ったユギョンは奥様の考え方がいかにもろい物なのか見せて差し上げますと宣言しそこを立ち去ります。

パルボン先生のタックの評価

パルボン先生の部屋にいるパルボン先生と大将。
大将がこのままではタックは落ちてしまうと心配しています。(この方もすっかりタックびいきになっています。)
パルボン先生:インモク(大将の名前)よ。お主はタックが落ちると思っているようじゃな。だがしかし最初の試験のあやつが出したパンはどうじゃったかな。トウモロコシや麦飯はさばくのが簡単でない食材だ。あの香りとやわらかさを出せたのは奴がイースト菌を必要最低限に抑えていたからじゃ。あやつはこの2年間匂いだけで一番よい熟成具合を見極める訓練を毎日欠かさずやってきた。誰かに教わったわけでもなく本能的にやってる。本当に手ごわいのはあのような奴じゃ。
この会話をこっそり聞いているマジュン。
一方タックとマジュンはいろいろ試作を試みますが失敗ばかりで前に進みません。

嗅覚を奪う草

創作に行き詰ったマジュンは文献を調べまくりますがその過程で舌と嗅覚を麻痺させる草という文章を目にします。マジュンはその草を取引する薬局を訪ね調合した瓶を購入。店主は劇薬なので短時間に全部服用すると味覚や嗅覚を永遠に失う可能性があり取り扱いには特に注意が必要と強調します。
マジュンは発酵に使う酒の開発をタックと共同で開発しようと提案し。とりあえず2次試験を通過する事に専念し、二人の勝負の決着は3次試験で決めようといいくるめます。

悪魔の取引

若奥様への怒りを抑える事ができないユギョンは復讐を決断。パルボンベーカリーへ行きマジュンを呼び出します。
ユギョン:あんたの話まだ有効?許すなという言葉、あんたを利用できるって言葉まだ有効?
マジュン:何があった?
ユギョン:どこから始める。どうしたらあんたの女になれる? 許せないの。絶対許せない。
抱き合う二人。

電話

昼間にミスンママの秘書がコソン食品をおとずれ秘書を通し昔チョンサンに住んでいたという人間の電話番号をク会長に渡します。
夜になってその電話番号にク会長が電話をかけるとタックママが受話器に出ます。

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