「今、別れの途中です」第6話あらすじと感想
またパクられる
ヨンウンとラモンのオチーム長がチスクの前に並んで立っている。同じデザインが二つの部署から同時に発表されるってどういう事?「偶然です。(オチーム長」「どうすんのよ。もう報告する時間なのに。一つはコピーでしょ。(チスク)」「私じゃないわ。(ヨンウン)」「今回はオチーム長が先に提出したからクラレメリが使う事にするから。」「だめよ。監視カメラでチェックでもしないと。(ヨンウン)」チスクは社内盗用問題が表ざたになれば自分も責任を追及されそうだし、調査委員会を開けば時間がかかって製造プロセスが遅れて両方とも発表できなくなってしまうと話します。「性悪女。」 「 なんですって、上司に向かって。」 「そうよ。上司なら上司らしく振舞いなさいよ。 性悪女。 」 「 あんた(オチーム長)は情けない女だし。 」 ヨンウンは出て行きます。
「ハチーム長って過敏ですよね。流行を考える人たちの考えが偶然一致する事もあるし(オチーム長)。」「あんた、いい加減にしなさいよ。ヨンウンがそんな事する人間じゃないって事は私が一番よくわかってるの。今度やったら承知しないからね。」
嫌な雰囲気
Sonoチームは再度発生したデザイン盗用事件で重々しい雰囲気。「ちょっといい?」スヨンを屋上に呼び出すチヒョン。 「 あんただろ? 」「 私を疑ってるわけ?」 「 疑いじゃなくて確信さ。昨日面白いものを見た。」「何の権利があって私を追求されるのですか?」 「 会長の息子だから。」 「 私は80倍の倍率に競り勝ってこの会社に入ったし、今も毎日必死で頑張ってます。会長の息子さんはここに入るためにどんな努力してきたんですか?」 「 鶴の一声。」 「 だからと言って人を勝手に疑っていいという事ではないでしょ?」「疑われるような真似しただろ?」「私あんたみたいな類の人間に疑われる事なんてなにもしてないから。」
閃いた!
生地室でジャージの生地であれこれ考えを巡らせるヨンウン。新デザインではリネンを使う予定だったがそのアイデアもパクられて準備していた在庫も取られてしまった。今会社で自由に使える生地はジャージしか残ってない。コンビニであれこれ買ってきた食べ物を持ったジェグクが入ってきてランチ。ジェグクのカメラに残っている写真を何気なく見ているとワイルドな壁ペンキアート写真が出てくる。これだ!ヨンウンの心の中で新作モチーフの何かが閃きました。
進展
ドフンの家にスカーフを置き忘れたチスク。その事を電話で伝えるとそのままドフンにプレゼントした。喜んだドフンはランチに誘う。首にはプレゼントのスカーフを巻いている。しかしチスクはジェグクに振られたものの忘れられないので二人の仲が進展するよう協力を頼む。「なら俺はいったいなんなんだよ。」自分にチスクが全く関心を持ってない事に気付いたドフンはがっかり。スカーフをチスクに返して一人去ります。何怒ってんのよと追っかけるチスク。「自分自身に対し腹を立てています。チスクさんは僕をなんとも思ってなかったのに、私だけ誤解をしていた事が。。。」
ソンジュだった
人事移動が公示されます。ソンジュは自分の名前が上がってない事にショックを受けて落ち込みます。「どうしたの?(ナリ)」思い詰めているソンジュ。「私なんです。私がデザインを渡してしまいました。申し訳ありません。」オチーム長はスヨンだけでなくソンジュにも声を掛けていたのです。しかしデザインを手にしたらソンジュとの約束を破ってチームには呼ばずバイバイします。(えげつない人ですね。)「恵まれた環境の部署で仕事をしたかったんです。申し訳ありません。私この会社にいられません。辞めます。お許しください。」
「許しを受け入れるかどうかははここにいる全員で決める事。名誉挽回のため一生懸命働きなさい。あなたを許すかどうかは結果を出した時にここにいるみんなで決めるから。(ヨンウン)」
ヨンウンはオチーム長のデスクに怒鳴り込みに行きます。もし内のチームの子達にちょっかい出したら何年かけてでも民事訴訟を起こしてあなたが二度と服を作れないようにするから。嫉妬、欲望、離間計、裏切り。服じゃなくまず自分をデザインしなさい!
結局何してたんだ?
屋上にいるスヨンとチヒョン。「結局あんたはチーム長の机で何してたんだ? 」 「 チーム長のスケッチブック探してました。アイデアに詰まったらいつでも見ていいって言ってくれたましたから。 」 「 何故弁明しなかったの? 」 「 人に知られたくなかったんです。私は実力もないし、センスもないですから。人前でチーム長のスケッチを参考にしてたらそれこそだめな人間って見られるかもしれないので。誤解はいつか溶けるかもしれないですけど実力不足は別の話です。」
もし○○なら許してあげる
次のファッションショーの打ち合わせ。ジェグクの写真のおかげでコンセプトは決まった。「メインはスヨンのデザインで行こうと思うけどどう?盗用されなかった作品の中ではこれが一番いいと思う。」「賛成!」チヒョンが大声をあげます。次に誰がどのインフルエンサーモデルとコンタクトを取るか役割分担。「あの。ヘリンどうですか?(チヒョン)」「えっ?」「。。」 「 。。。」 「 。。。。 」 「 なにこの空気? 」 一人一人チヒョンを無視して席を立ちます。最後に残ったスヨンが一言。「もし本当にヘリンを連れてくれば疑った事許すわ。」
この二人なんかいい雰囲気になってきました。ソヨン25歳、チヒョン32歳。(ちなみにヘリンは29歳。)
藁にもすがる思い
ネットとにらめっこするミスク。ガンと診断されたが実は誤診だったとする記事ばかり集めて読んでいます。結局はセコンドオピニオンを求め違う病院で検査を受けますが結果は同じすい臓がん。一方旦那のスホは若くて綺麗な部下に週末一泊二日の不倫旅行を持ちかけています。病院の地下駐車場から外に出ようと車を走らせると腹部に激痛が走ります。意識がもうろうとして壁に接触。ケガはなかったものの泣き崩れます。助けの連絡をした相手はチスク。二人は居酒屋にいます。「何で私なのよ。 」 「 ヨンウン忙しいでしょ。あんたがデザインも原料も工場も全部横取りしたから。 」 「 なんでも知ってるんだ。 「 大事にしなさいよ。 一人しかいない親友なんだから。 」 「 もう一人いるじゃない。目の前に。 」 「 じきいなくなるわ。 」 ミスクはすごいペースでお酒を飲みます。
呼び出し
ジェグクに呼び出しメール。相手はヨンウンパパ。詐欺師たちを告発するために被害額のデータを送信しなくてはならなくなったのだがスマホの操作がわからないので個人レッスンを頼んでいる。あれこれ指導を受けている間にジェグクの情報を集める。定職につかないフリーランスと聞いてちょっと残念そう。だがヨンウンパパのジェグクに対する好印象は揺るがない。あ、そうだ。私は学校関係者なんだがひとつアルバイトしてくれんかのう。運動会のカメラマンだ。大した日当は出せんが。再来週だ。喜んで引き受けるジェグク。(彼にとってヨンウンパパほど心強い味方はいない。)
殻を破ろうかな
チスクとミスクの二次会はヨンウンのマンション。「あんた(ヨンウン)なんか言いなさいよ。なんで黙ってるのよ。私に文句あるんでしょ。それはさあ。ジェグクさんがあんたを好きなんで腹は立つけどさ。あんた、彼と別れなさい!(チスク)」
「あんたがなんで人の恋路にとやかく言うのよ。あんた(ヨンウン)もあんたでさっさと一緒に寝てしまいなさいよ。人生短いんだから。(ミスク)」
ベッドでスヤスヤ寝ているミスクの横顔を見るヨンウン。「私も殻を破ろうかな。」
そこにジェグクから電話。「夜分遅くに済まない。どうしても声が聴きたかったんだ。ごめん。もう電話切るね。 」 「今から会えない?会いたくて。 」
突き進む先
ダッシュして待ち合わせの公園にたどり着いたジェグク。満面の笑み。「何故笑ってるの?」「嬉しいから。お前が俺を呼んでくれた事。」「私ね。道がみえてしまったの。いい時は一瞬。あんたは私に嫌気がさすかもしれないし、この選択を後悔するかもしれないし。。。」ジェグクが抱きしめます。「やってみよう。たとえそうでもやってみよう。俺とお前。」「そうね。そうしましょう。」ジェグクはさらに強く抱きしめます。(上記You Tube OST Part6 2分07秒から3分27秒くらいまでの映像)
いびり部長の困惑
「貴様、気でも狂ったか!よりによってデザインを盗んだ奴に仕事を発注しようとは。」いびり部長がヨンウンを怒鳴り散らします。 「それでも期日に間に合わせてくれて出来上がりの品質も安心できる工場はここしかないんです。(ヨンウン) 」
「そこって本部長の紹介ですよね。 」 「誰が紹介しただと! 」 くるっと振り向くとチヒョンが立っている。「あれ、そうでしたっけ。ハハ。」いびり部長は推薦先工場リストをチヒョンに渡した時の事を思い出す。この工場をリストから消し忘れていた。「なら問題ないですすよね。ハハハハ。」
ヘリン再登場
控え化粧室のヘリンをメイクするスヨン。そこにドフンが近づいて来る。「これはこれはヘリンさま。ようこそいらっしゃいました。」 「 あんまり歓迎してないようだけど。」 「 とんでもありません。ただ何故急に心変わりなされたのかと少々不思議におもいました。」
ふふっと笑いチヒョンとのやりとりを思い出します。 「 頼みがあるんだけど。なんでも言うこと聞くから。 」 「これから 私の電話は3コール以内に受ける事。私が呼び出せばたとえ何時だろうとどこにいようとも30分以内に駆けつけてくる事。 」 「 1週間でいい? 」 「 100日よ。あんたにフられてから心の痛みを癒すのにかかった日数。 」 「 お前に情が移りそうだ。 」 「 半年にする? 」 「 いえ、100日で結構。 」
チヒョンに電話するヘリン。「1、2,3.電話とらないつもり?」ドアが開きスマホを耳に当てるチヒョンが近づいてきた。「ようヘリン。」「4コールよ。」「目の前に現れたからいいじゃん。」
今夜どうするの?チームの人たちと打ち上げ。私とディナーに行くわよ。OK。
二人のやりとりを見てビックリするスヨン。
大盛況
Sonoの新作発表会は夜7時からインターネットライブで配信。ステージには14〜15人のインフルエンサーモデルたち。その中心はヘリン。先着70名にオーダーメードを約束した特典はスタートから2秒で完売。「バックグラウンドの写真って全てミスターJさんの作品でしょ。(ソンジュ)」「クラレメリの奴らさぞかし悔しがるだろうね。(ナリ)」「ちっとは痛い思いを知ってもらわないと(ヨンウン)。」スタートから10分で視聴者数7万6千人突破。2万人が予約注文した。大盛況で幕。
喜ばない視聴者
この状況を好まない視聴者が一人います。シンユジョンです。
ジェグクに電話をかけます。
「あれってあんたが展示会のために準備してた写真じゃない。ハヨンウンのアイデア?」 「 俺がやろうって持ち掛けた。先行発表も悪くないと思ってね。」 「 何考えてるのよ。どこまでいけると思ってるの?」 「 そこまで考えない。今俺たちができる事をやる。」
シンユジョンはバーでユンスワンに話した事を思い出す。
「みんなを不幸にするわ。一時的な感情よ。すぐに壊れるわ。家の名声、お母さまの期待、回りの目。ぜんぶぶっ壊すつもり?耐えられる?あの女があなたを破滅させるのを見たくないの。それが私の愛。」
ユンスワンからのメール
「ありがとう。全部あなたのおかげよ。会いたい。」「俺も。」
ジェグクはヨンウンとメールでやりとりした後に急いで打ち上げパーティー居酒屋に向かう。
居酒屋ではSonoとPRビジョンのスタッフたちとモデルたちが乾杯している。駆け付けて来たジェグク。
ヨンウンが変な顔をしている。ユンスワンのスマホ登録番号からワンギリコール。そしてメールが入って来たのだ。
「どう?元気にしてる?」
シンユジョンは動画や招待状だけでなくスワンの電話まで確保維持し続けていたようですね。おっかないです。
どんなやばい事をしてくるか予想がつきません。
あまり笑わないチャンギヨンが笑うとまぶしいいです。「私のおじさん」でIUの顔面を拳でボコボコに殴っていた高利貸しグァンイルと同じ人物に見えません。
チヒョンもガッツあります。別れた彼女に頼み事をするなんて。100日間奴隷生活の罰は与えますがあのプライドの高いヘリンがよく引き受けたものです。
ようやく結ばれたヨンウンとジェグク。でも5話と6話の二人の会話を聞いているとサッドエンディングの匂いがただよいます。
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