第9話、第10話の名場面で振り返る「今、別れの途中です」OST
「今、別れの途中です」第9話あらすじと感想
二人はうまくいかない
ヨンウンに電話したジェグクママは彼女をカフェに呼び出してどんなつもりで息子と会っているかと聞きます。心からジェグクを愛していると答えるヨンウン。ジェグクママは反対はせず自分を説得してみなさいとヨンウンに課題を与えます。どう説得するのか方法がわからないヨンウン。その日を境にジェグクが頻繁に実家に立ち寄り一緒にご飯を食べたりお花を持ってきたりご機嫌取りにうかがいます。ジェグクママがヨンウンと会った事を知ったシンユジョンは抗議しに行きますがジェグクママは二人はうまくいくはずないから心配しなくていいと安心させます。
母親に話す
すぐに夫の教員引退式を迎えるヨンウンママはヨンウンを実家に呼び出し、夫退任後は自分も一人で人生を楽しむと離婚をチラつかせます。ヨンウンパパが隠れてジェグクとメールでやりとりを浮気と勘違いしている。離婚する前に自分に残された宿題はヨンウンの結婚問題だけだと言いヨンウンに結婚を急かします。「お母さん、実はね。。。」
新しいチャレンジ
ヒルズ百貨店の1階Sono売り場に立ち寄るヨンウン。売り場マネージャーから既製服のサイズが3種類しかないのはおかしいと愚痴られます。Sonoを買いたいけどサイズが合わないと文句をいう客が多数。ヨンウンはアメリカのように既製服のサイズも多様化させ、同じ服でも袖の長さが違うものを韓国でも提供すべきじゃないかと考え始めます。ヒルズ1階ですれ違ったヨンウンとシンユジョン。お互いガン無視です。
シンユジョンの狂気
シカトしたもののヨンウンとの偶然の鉢合わせに心を乱すシンユジョン。
事故の晩の事を思い出します。
待って。行かないで。
親が決めた婚約者だけどお前は友達みたいなものじゃないか。俺に好きな子が出来た。そんな状態でお前と結婚なんてできないだろ。
それでもいいの。私にとってあなたはいつも男性だったわ。
そこにヨンウンからの電話。シンユジョンを振り切って雨の中車に乗るユンスワン。走り出します。
怯えた顔で薬を取り出して飲み込みます。
山越え山
映画館でデートを楽しんだジェグクとヨンウンはロビーで声を掛けられます。「お前ジェグクじゃないか。元気でやってたか。俺はほら、スワンの親友だよ。」ジェグクと付き合うという事がスワンとの人生とも交わる事になる事を実感するヨンウン。握っていた手を離しますが、ジェグクがすかさず手をつかみます。「ひと山越えるとまた一つの山。いろんな問題が出てくるわね。 」 「 俺も山を越えたい。お母さんを紹介してくれる? 」
チスク、ミスクの状態を知る
チスクはドフンの会社で偽装恋人の打ち合わせをする。「いい。これはあくまでもビジネスのためなんだから。パリを皮切りにミラノ、ロンドン、ニューヨークまで広げるから。」そこにスホが入ってきて辞表をドフンに差し出す。業務に支障がないように引き継ぎはきちっとやったと報告するスホ。何か要求でもあるのか、なら言ってくれ。引き留めの説得にかかるドフン。実は妻が病気でして。泣き出します。「今何言ってるの?(チスク)」
駐車場でヨンウンを待ち伏せするチスク。「何故言ってくれなかったの?なんでわたしだけのけ者にすんのよ。悪い女!」大声で泣き出します。
反省するスホ
ミスクが外出して戻ってくるとスホが家で料理してます。これからは麦飯にしよう。「何故この時間に家にいるの?」 「 辞表だした。」土下座する。「俺がくそ野郎だった。これから俺どうなる?次娘どうする、最後にお前の事を考えた。お前がこんな状態なのに自分の事ばっかり考えて。」このくそ野郎と言って何度も自分の顔をたたきます。
一方ドフンは社員たちを集めてスホは絶対戻ってくるので机はそのままにするとアナウンスします。何も聞かされていないスホの不倫相手は動揺します。辞任の理由をドフンに聞きたいが聞けない。
引退式
ヨンウンパパの学校での引退式が終わりました。校庭で学生たちから花束をもらうパパ。そこにジェグクがやって来ます。「よく来てくれた。(パパ)」「紹介するわ。こちらユンジェグクさん。」ヨンウンママは付き合いがあるジェグクママと一緒にいたジェグクを思い出します。ママも大喜び。ジェグクと家族3人で写真を撮ります。
ヨンウンの実家。「もう結婚考えてるの?(ママ)」笑うヨンウン。「私100%賛成よ。」「いつまでもそういう風に彼を見ててほしい。」
大衆食堂のテーブルに向き合うジェグクとパパ。「誰だって?」「ユンスワンです。僕は弟です。」無愛想に手酌で黙々と焼酎を煽るヨンウンパパ。
再び実家。「あなたまともじゃないわ?(ママ)」「正常とか異常とか誰が決めるの?」
屋上にいるヨンウンとジェグク。「母親の反対は予想してたけど、実際体験するとつらいわね。」
ミスクの家
洗濯物をたたむスホ。「チミンも俺が迎えにいくから。」 「 今日だけよ。明日は会社に行って。」チスクから電話。
「病院もう決めてVIP待遇で予約しておいたから。 」 「 あんたまで同じこと言わないで。 」 「 そんな事言ってる場合じゃないでしょ。」 「 電話切るわよ。」ガチャ。
スホの不倫相手がマンションの前まで押しかけてきた。二人いる所をミスクに見つかります。「仕事の引継ぎで来ました。」「入ってきなさいよ。」入っていくソ代理。私クリーニング店に行ってくるからと席を外すミスク。どうやら二人の関係を感ずいているみたいです。
新しい試み
40年前の規格を未だにそのままだなんてずぼら。その時から平均身長が6cm伸びている。Sonoスタッフたちが服に様々なサイズの追加する案を実行しようとあれこれ話し合っています。人間が服に合わせるのでなく、服が人間にあわせないといけない。ヨンウンは本件の稟議書をいびり部長に提出。ヨンウンのやる事はすべて反対する部長ではあるが交渉術が上手いヨンウンにやりこめられ結局承認します。だが微調整の多い既製服ですと生地の購入単位も細かくなってしまう。その事を生地業者に相談するとけんもほろろに断られます。取引は今まで同様大量一括じゃないと受けられない。一難去って又一難。
一度家に連れて来なさい
ジェグクママと家でランチ。「今日もごますり?」「そう思っていただければいうれしいです。でも本当に母さんと食べたかったんだ。」
「 ところで僕は新しい仕事をする。服じゃなくて人間を撮ってみたくなった。」
「 結婚まで考えてるの? 」 「 彼女も結婚したいと思っている。」
「 彼女を一度家に連れてきて。母さんが手料理を食べさせてあげたいの。」
手直し
ヨンウンが作業室でミシンを使って服の手直しをしてます。そこにやってきたチスク。「あなたも手伝だってくれない?」 「 まっぴらごめんよ。」 「 これミスクの服。彼女の思い出深い服を今の体のサイズに調整しているの。」 「 何すればいい?私ハサミは得意なんだから。」
チスクを呼んで手直しした服の試着会。「私がモデルだったからこの服も光るのよ。いいわね。この服。(ミスク)」
「 それいつ来たの? (ヨンウン) 」 「 チミン1歳の誕生日の時。 」 「 これも来なよ。私の裁断よ。(チスク) 」
ニコニコするミスク。
「ねえ、私治療受けようと思ってるの。」
「投げ出す事ばかり考えていたわ。うまく別れるためにはきちんと生きないとね。最後までやってみるわ。よくやった、できるだけ全部やったと自分に言えるように、悔いが残らないようにね。」
「よく決心したわ!(ヨンウン)」 「 VIP 病室に入るのよ!(チスク)」 「 そうね。お金も使わないと。(ミスク)」
愛の形
「離別も愛の方法です。(ドフン)」
「 18歳から知り合って20年。人生の半分を共にしたのに。『そうだったの。お別れね、』なんてとても言えないわ。 」
「 別れをつらいものときめつけるのはステレオタイプの固定観念です。彼女の心を楽にしてあげないと。それも愛です。愛の形はひとつじゃないから。 」
「 ねえ、肩かしてくれない。 」
車の中でドフンの肩に頭をのせるチスクの姿を家に戻ってきたチスクパパに見られます。(ここチスクの家の前の路上だったんですね。)
パパを味方につける
翌日ドフンはThe Oneを訪ねいろんな人にチスクに会いに来たと宣伝しまくります。うしろからドフンの肩をタップするチスクパパ。「ついて来なさい。」
会長室のソファ。 「 1982年生まれか。会社はいつ作った?」 「 8年前5人の社員でスタート。今は400名の社員を抱えています。
「 チスクはいつも片思いで振られてばっかりだという事をしっておるのか?モデルみたいな奴ばっかり好きになりおって。しかし今君と付き合ってる。 」
「 僕を知ればチャーミングである事がわかります。 」
「 あの時の事故(玄関前のキス)。あれは一方的なのか、双方の思いなのか? 」
「 どちらとも言えます。 」
「 お前たち二人でわしをだまそうとしているだろ?
「 。。。 」
「 何故答えん? 」
「 私は嘘は嫌いですので正直に話します。お父様を騙してました。
でも僕はチスクさんに対して真剣です。告白しましたがフラれました。
「 では何故偽装恋人を引き受けた? 」
「 短期間の恋人契約ですが、それでもその間チスクさんと一緒にいられますから。 」
「 こ れからの進展について随時報告しなさい。それとそのヘアースタイルやめなさい。 」
「 だめです。これ僕のトレードマークです。 」
「君は チスクよりヘアースタイルのほうが大事なのか?娘は男の顔しか見ない。 」
「 どんなスタイルが好みなんでしょう? 」
蘇る記憶
ジェグクママの家を訪ねるヨンウン。ジェグクはレンタルする写真館候補の下見に行っているので今は一緒にいない。ヨンウンが手土産を渡そうとするとそこに置いてと受け取らない。
「まずはその階段を上って手を洗ってきなさい。」途中にスワンの部屋がある。ドアを開けっぱなしで中が丸見え。スワンの匂いを感じるヨンウン。
「子供は消す事ができる存在ではないの。私は10年前と全く同じ気持ち。ジェグクも一緒だと思うわ。ジェグクの回りには必ずスワンの影がついて回るわ。ハヨンウンさんがジェグクと一緒にいるという事はそのすべてに打ち勝たなければならないの。何事もなかったかのようにふてぶてしく。あなたにそれができる?」
恐ろしいくらい現実的な指摘。執拗で過酷な人間の性質。手を洗いながらそう思うヨンウン。
ジェグク到着。ごはん準備できたわよ。(ママ)「申し訳ありません。私失礼します。(ヨンウン)」
「何故兄さんの部屋のドアを開けっぱなし?」 「 本当にスワンを超えていけるか確認するため。」「ダメだっていったじゃない。」 「 あの子は絶対乗り越えられないわ。 」
後悔している
ダッシュでヨンウンを追っかけるジェグク。彼女の手をつかみます。「一緒に行こう。」 「 私ね。」 「 言わなくていい。よくわかっているから。一緒にいよう。」連れて行った場所は一昔前にどこの街にもありそうな写真館。「ここ俺の写真館だ。」「私逃げたの。スワンの部屋を見て完全に戦意喪失。」「2か月間ここで人の写真を撮る仕事をする。」「お母さまの言葉が正しいわ。到底超えられない。」「そして面白みがでたらここに居続けるかもしれない。」
「頭で考えるのと実際つらい思いをするのは違かったの。」
「母さんから承諾を得るために努力してきたわけじゃないんだ。だめならそれはそれで仕方ないんだ。だれが何と言おうと俺はあんたと一緒に自分の道を歩むから。」
「後悔してるの。10前の2か月を消したいくらい後悔してる。人生で初めてその2か月を悔やむほどあなたを愛している。だから本当にすまないの。」
だまってヨンウンを抱き寄せるジェグク。号泣するヨンウン。
シンユジョンはスワンの車に細工したとか、何かスワンの死に関わっているように思えました。じゃないと「スワン、あなたが悪いのよ」という言葉はでてこないでしょう。薬を飲む前のシンユジョンの表情は罪悪感や恐怖心から逃れようと苦しんでいるようにも見えました。
親達から猛反対を受けた二人。ジェグクと一緒にいればいるほどスワンの影がつきまとう。いっそ二人でパリで暮らすのも悪くないでしょう。たしかどこかの回でジェグクがにっちもさっち行かないのならパリに二人で逃避行すると言っていました。
予想通りスワンは自分に正直きでいいやつでした。
チスクとドフンの恋が始まりました。でも二人は気付いておりません。チスクパパが加わったことによりコミカル度パワーアップ。
コメント