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「悪魔判事」第9話あらすじ(ネタばれ)

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「悪魔判事」9話のあらすじ(ネタばれ)

※各サブタイトルはこのブログ独自の物です。

エリア襲われる

橋の上に立つヨハンとガオン。

ヨハン:私の味方になると言った言葉を後悔しているか?一つだけは約束する。君の家族に不幸をもたらした奴らに必ず罰を与える。

ガオン:いいえ。後悔してません。それと復讐だけが理由ではありません。この腐った世の中と戦いたくなりました。

そこでエリアからヨハンに電話。「ねえ。今大変な事になってるの。」「今どこだ!」

エリアとスヒョンがいる現場では外国人たちが暴漢にボコボコにされて傷だらけで横たわっている。

「武器を捨てなさい」とリーダー格の男に拳銃を向けて威嚇するスヒョン。鉄パイプを捨ててスヒョンに近寄るリーダー格の男。どうせ撃てないんだろと吐き捨ててネットオンエアーのカメラに向かって「視聴者の皆さん。今我々は大統領が推進する正義の戦いを一人の警官ごときに邪魔されています」と話し銃口が胸に当たるまでスヒョンに近づきます。その瞬間スヒョンが背負い投げをくらわせます。すると突然悲鳴が。暴漢の一人が車に待機しているエリアを襲います。車の中で必死に抵抗するエリア。そこにヨハンとガオンがやってきました。「これはヨハン先生」と敬意を表すリーダー格の男。ヨハンはいきなりその男の首をつかんで締めます。「私の姪に手を出すなど許さん」と相手が失神しそうになるまで締め続けます。スヒョンがヨハンに銃を向けて「やめなさい」と威嚇します。

「どうぞおやめください」と叫ぶガオン。ヨハンはようやく手を下ろします。スヒョンは暴漢たちを暴行の罪で現行犯逮捕。

豪邸に戻ったヨハンとエリア。「何か言ったらどうなのよ。」「あのスヒョンとかいう女。どうかしてる。夜にお前を外に連れ出すなんて。」「スヒョン姉さんは悪くないわ。私がトッポッキを食べに行こうって誘ったの。一緒に食事する人がいない私の気持ちわかる?」

すこし間をおいて戻ってきたガオン。「6歳の子供じゃあるまいし、いい加減家に閉じ込めないでもう少しエリアを自由にしてあげればどうですか?」「2回だ。過去に2回エリアはこの家の財産を狙う者などに拉致誘拐されている。」

PVと大統領

ヨハンの事務室に入ってきて暴漢たちが警察庁長官からのじきじきのお達しで釈放されたと報告するガオン。そこに最高裁長官から電話が入りライブ法廷3人が長官室に呼ばれる。行ってみるとソナが座っている。彼女は特別支援委員会としてライブ法廷チームのプロモーションビデオを作成したいと申し出る。「私が抱いているイメージのかっこよくてあこがれちゃうカンヨハンを世間に伝えたい」とします。ガオンは反対しオチンジュは賛成。そして間をおいてヨハンも賛成します。ソナはキャッチフレーズとして「強力な法の下、安全な韓国。我々ライブチームも一緒に進みます。」を入れてくれと頼みます。これはホジュンセ大統領のうたい文句です。

ソナの帰り道をふさぐヨハン。「わざわざお見送りに来てくれたの?」と運転席から出て来たソナをヨハンは力で車に押さえつけます。「言ったはずだ。邪魔する人間は容赦しないと。。。」

ソナはヨハンが最も光輝く場所は大統領のイスだと言います。そして財団を利用すれば2年後の大統領選で勝てると説得にかかります。ヨハンはすべて心地がいい話だがヨハンとソナ「二人で」という部分が気にくわないとし、ソナの飼い犬になるつもりはないと吐き捨ててその場を去ります。

「若様!」と呼び振り返るヨハン。「もう少し私にやさしくしれくれない」と泣きそうなソナ。

兄との思い出

豪邸の居間でガオンにウィスキーを差し出すヨハン。「チョンソナ理事長が敵対するライブ法廷チームを自分たちの宣伝に利用しようなんて。いたずらでもあるまいし。。。」「いや。いたずらだ。あの女ならやりかねない。」

ソナを昔から知っているのかとガオンが聞くと「執事のおばさんから女の子が2階から飛び降りた話きかなかった?あれが彼女だ」と答えるヨハン。

あの話が本当だったのかと驚くガオン。「人の心をもてあそぶなんて。。。」

「やっぱり似ているな」とつぶやき兄との思い出を回想するヨハン。

ヨハンと兄がブランコに並んで座っている。兄はソナを2階から飛び降りさせた事でヨハンを叱っています。そして学校での事件についても言及します。小指を差し出して「罪なき人を害さない」と約束しろという兄。素直に従い指をからめるチビヨハン。十字架の首飾りを腕に巻いてこれを見るたびに約束を思い出せと諭す兄。その首飾りはヨハンが今でも肌身離さず手首に巻き付けているもの。

「兄さんはそういう人だった。世の中に罪のない人間など存在しない事を死ぬまで理解できなかった」とヨハンはガオンに語ります。

大統領、自警団をかばう

大統領官邸での大統領の記者団との質疑応答。

財団資金横領の背後にいる過激派グループの調査が進んで内容ですがと質問する記者に大統領は「そんなにスムーズにはいかないので時間をください」と答えます。

最近ジュクチャン(ヨハンに首を絞められた暴徒)と名乗るユーチューバーが率いるグループなどが自警団と称し集団的暴力をふるっているようだが警察は見て見ぬふりをしているとの苦情が寄せられているがどうお考えでしょうかという別の記者の質問に大統領は「でたらめのニュースだ」と一蹴します。

テレビで記者会見を見ながらチャギョンヒ長官はソジョンハク財団理事長は何故こんな無能な人間を大統領に担ぎ上げたのかと隣にいる秘書にこぼします。今の大統領は無理手ばっかり打って発砲ふさがりだと。そしてホジュンセを大統領に推したのはソ理事長ではなくチョンソナであると後で知り余計腹立たしいと言います。

調子にのる自警団

プロモーションビデオをライブ法廷ステージで演出するソナは上機嫌。ステージにいるヨハンのスマホに電話がかかる。「チョンソナの個人情報をまとめました」と報告を受ける。ヨハンの実家でメイドをやっていた事も付け足せと指示するヨハン。チャギョンヒ法務長官の机に分厚い封筒が届きます。チョンソナなの裏情報レポートです。食い入るように見るチャ長官。「面白いわね。」

ヨハンの豪邸のダイニングでガオンはコーヒーを飲みながら暴漢たちが一般市民をめった打ちするビデオを見ています。そこにエリアが来ます。「あれは前に私を襲ったグループよね。早く捕まえてよ。」ガオンは昨日一日でも7件の集団暴力事件が起きたと話します。 ジュクチャン は自分の動画で銃口を突き付けているスヒョンの姿を放映し非難します。

トヨンジュンの居場所

コ弁護士(JUケミカルを裏切ってヨハンの味方になった人)が法曹界ルートを通しチャ長官以外にトヨンジュンの居場所を知っている人間を探し当てます。

ヨハンのスタッフたちはチャ長官の秘書を拉致監禁し、ガオンが尋問します。ひとつ約5千万円するスイス産の純金の延べ棒を数本並べこれでトヨンジュンの居場所を教えてくれと頼みます。お金のために長官に奉仕しているのではないと断る秘書。ガオンは報酬額を時価2億5千万円の分量まで積み上げます。ですが拒否されます。ここでヨハン登場。5本の延べ棒を1個減らし2億で交渉を始めます。もう一つ減らして1億5千万円でどうだと迫ります。「ちょっと時間をください」という秘書の言葉を無視してもうひとつ減らします。さらに減らそうとした時に秘書が両手でヨハンの手をつかみます。「全部お話します。」

車の中でヨハンは「人間は持っているものを奪われると苦痛を感じるものだ」とガオンに秘書の心理状態を説明します。

トヨンジュンの隠れ家

隠れ家で農作業をするトヨンジュン。その様子を見ているガオン。家では良い夫、良いお父さんをやっています。食卓から聞こえてくる笑い声に複雑な表情のガオン。

翌日の晩にガオンは単独でトヨンジュンの部屋に入ります。トヨンジュンはノミで人形を彫っています。「贖罪のつもりか?そんな事でだまされない」とののしるガオン。トヨンジュンはガオンが被害者とわかり跪いて許しを乞う、お金はほとんど没収され、残りはチャ長官に持って行かれたと説明します。そして自分を殺してくれと頼みます。彼の首を思いっきり締めるガオン。そこに妻が入ってきて止めに入ります。無視するが次は娘がやってきて代わりに自分を殺してくれと頼みます。その言葉で手を放します。

「何故復讐できないような人間になった!あんたは悪魔で居続けるべきだった!」とガオンは嘆きます。

そこにヨハンが入ってきてトヨンジュンを外に連れ出します。そして今いた家の扉に外から鍵をかけます。畑が掘られているのを見て「俺の金!」とトヨンジュンは何回もわめきます。

探し物はこれかとビニールのシートカバーを取っ払って山積みになっている札束を見せます。そして札束の山と家両方にガソリンをかけます。「なにをするんですか!」とガオン。「この男をためしているんだ」と答えるガオン。両方に火を付けます。

家の中から家族の悲鳴が聞こえます。だがトヨンジュンは真っ先にお金の消火作業を始めます。家族を救おうと家に向かうガオンを力ずくでヨハンが止めます。「奴の姿をよく見ておけ!」

トヨンジュンは火を消しながら本物の札は表面だけで残りは紙くずである事に気付きます。「ちくしょう、ちくしょう」と叫んで燃えている家を見ます。するとヨハンの別の部下に連れられてきた妻と娘が現れます。

妻はトヨンジュンをひっぱたいて娘と共に彼の元を去ります。

トヨンジュンを好きにしろとヨハンに言われるがガオンは「いいえ。彼はチャ長官を捕まえることができる有力な突破口ですから」と復讐をあきらめます 。

お金はどこにあるのかというガオンの問いに本来トヨンジュンが埋めた場所と答えるヨハン。「人間正気じゃないと頭が鈍るから。」

後日ヨハンとガオンは被害者たちの家の玄関に札束がぎっしり詰まった小箱を置き「トミンジュン詐欺の被害者たちへ」と書き記したカードを残します。

メインキャスト&スタッフ

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国民投票審判によるライブ法廷の最高裁裁判長をつとめるカンヨハン。法廷に出る時なぜか中世ヨーロッパ人のような恰好をしている。なぜタイトルが悪魔判事なのかは序盤では不明。悪魔的な人間なのか、あるいは悪魔バスターなのか。演ずるのはチソン。

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社会的責任財団の常任理事であるチョンソナ(キムミンジョン) 。ヨハンとは小さい頃からの知り合い。ヨハンに歪んだ愛情を注いでいる。

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左は の部下判事のキム ガオン 。演ずるのはアイドルグループGOT7ボーカル担当のチンヨン 。彼の成長する姿が見れそうです。右は ガオンの幼馴染で女性刑事ユンスヒョン(パクキュヨン) 。ガオンに片思い。

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演出は「以上、それ以上」でヒューストン国際映画祭ドラマ部門銀賞を受賞したチョジョンギュなど、脚本は判事であり、作家のムンユソク。

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