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「ビューティフルマインド~愛が起こした奇跡~」のレビュー、あらすじ、見所、裏話

あらすじ アメリカ帰りの天才神経脳外科医イヨンホは就職先のミョンソン病院で院内の誰もが敬遠する高難易度の手術を次々と成功させ名声を高めていく。しかし彼には誰にも言えない秘密があった。彼は人の感情を理解できず、心から泣いたり笑ったり、人を愛する事ができない脳の障害を抱えていた。

見所 このドラマは幼い頃のトラウマにより感情を失った若き医者が若い女性との出会いにより心を取り戻していく過程を描きます。このドラマの見所は若き医者イヨンオを演ずるチャンヒョクの演技力でしょう。心を失った人間に悲しみ、怒り、涙、トキメキ、うれしさが芽生える瞬間をチャンヒョクが特有の目力で見事に表現します。又ヒロインで警察官役のパクソダムの純真無垢さがよく彼女のまっすぐな姿勢に触れる事ができたからこそイヨンオが目覚め、覚醒できたのだと思わせます。最初は医療サスペンスミステリー、そしてヒューマンドラマ、ラブロマンスへと展開していきます。チャンヒョクファンならおすすめいたします。

予告

目次

「ビューティフルマインド~愛が起こした奇跡~」

視聴率で大惨敗

「ビューティフルマインド」の韓国での視聴率は3~5%。これはケーブルテレビ局ではいい方ですが地上波としてはかなり厳しい数字。番組中盤に全16回放送予定が全14回に短縮される決定が下ります。放映したテレビ局は地上波KBS。
韓国の聯合通信は「ビューティフルマインド」が低迷する要因について医学的状況を掘り下げすぎて視聴者の支持を得られなかった、医療ドラマ独特の緊迫感がなかった、同時間帯の感裏番組でキムレウォンとパクシネ主演「ドクターズ〜恋する気持ち〜」が強力すぎた(後半以降はほぼ毎回19~20%)を記録)、などと指摘しています。
但しチャンヒョクの演技力は光り、彼の孤軍奮闘が目立つ作品でもあるとしています。(ネタ元原文)

短縮放送で名作が佳作になってしまったという指摘

一方韓国のウェブ経済新聞は「ビューティフルマインド終了、佳作になってしまった名作、いっその事ケーブルで放映していれば」という記事を発表し、視聴率絶対主義の地上波放送に警報を鳴らし、特別なファン層を持つケーブルテレビによる配給のほうがよかったのではないかという疑問を投げかけます。
妊娠中の看護師や中学同級生の再会など魅力的なエピソードはあったものの放映回数短縮で主人公周辺のキャラをちゃんと描写できず駆け足で番組を修了させてしまったのは残念と指摘。。
しかしながら作品の完成度を損なわないよう努力した脚本家キムテヒ、時間に追われている事を悟られないよう工夫した演出家モワンイルとイジェフン、光り輝く演技を見せたチャンヒョク、パクソダム、ホジュノ、コミカルな癒し系おやじ医者5人組の努力を称賛し、「最後は残念であったがこれらスタッフキャストの献身的な努力により「ビューティフルマインド」は長く良いドラマとして記憶に残る」作品としています。

(ネタ元原文)

小さなエピソード、小ネタ

  • 主人公チャンヒョクとヒロインパクソダムは同じ中学校を卒業
  • 聴覚障害の若者が車で挽き殺された父親の死を知り特有の泣き方をしますが、演じたパンデインは実生活でも聴覚被害者。
  • このドラマの仮タイトルは「ドクターフランケンシュタイン」だったがその後変更。メインキャストとしてイジェフン、キムスヒョン、イジョンソクなどの名前が挙がったが決まらず最終的にチャンヒョクで落ち着く。

口コミ情報

レビュー統計 アマゾンプライムカスタマーレビュー57件の評価は星5つ48%、星4つ18%、星3つ14%、星2つ2%、星一つ18%。

高評価したレビューアーの声

(引用元)

表情・表現豊か、感情豊かなチャンヒョクが演じる感情を失ってしまった医師。。。このキャッチフレーズだけでみたくなりましたが凄く面白かった!4つ星なのはもうちょっと長くても良かったんじゃ無いの?と思わせるエンディングかな?とは言え確か14話くらいあったっけな?ww個人的には1話から凄く面白い内容だしチャンヒョクの演技力に魅了されまくったストーリーでした。他の医学物とは一味違う作り方してて新鮮でした。オススメです。

視聴する、しないのちょっとした判断材料

いいとこ、微妙なとこ

人によっては良い

  • スーパードクターが患者を助けるというより周辺が病んだドクターを癒していくという設定は目新しい。
  • 表現力豊かなチャンヒョクの名演技が光る。
  • 営利を追求する医療投資家たち、名声にこだわる医者たち、お金を支払えず不公平に扱われる患者たちがきちんと描かれています。
  • 脇を固めるコミカルなおやじ医者5人組がいい味を出している。医者やインターンは美男美女ぞろい。

人によっては微妙かも

  • ストーリーの中心がチャンヒョクに集中化しすぎていて脇キャラ一人一人を掘り下げていないので作品に奥行と幅がない。
  • 後半は急ぎ足感、詰込み感がある。
  • 脚本や物語の構想が雑。

ZEROの星感情

キャスト&スタッフ

時には奇人変人、時にはすさんだ医者、時には心に闇をもつ刑事、時にはナイーブな罪人狩人などいろいろな顔の代表作を持つチャンヒョク。本作品では感情を持たない天才医師イヨンオを演じます。(Flickr)

まっすぐで明るい警官ケソンジンを演ずるのは「パラサイト」のパクソダム。イヨンオ覚醒のキーパーソンです。今まで見様見真似で恋愛のふりしかできなかったイヨンオは彼女を本当に愛するようになります。(Flickr)

パクセヨンが演じるのはイヨンオの元カノで同じ脳神経科の医者キムミンジェ。教授ポジション欲しさに決定的な場面でイヨンオを裏切る。でもイヨンオが好きで裏切り後も復縁をのぞむわけのわからない女。(Flickr)

ユンヒョンミン演ずるのはまじめで優等生的な医者ヒョンソクジュ。イヨンオに劣等感を抱く。自分の理想を実現するために一時悪の道に進む。

脚本は「トキメキ☆成均館スキャンダル」のキムテヒ、演出は「ドリームハイ2」のモワンイル。全14話。(但し日本の配給バージョンには22話のものがある。)2016年作品。

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