「彼女はキレイだった」のあらすじ
あらすじ 学校一の美少女と評判だったヘジンは大人になると平凡な容姿に。仲良しだったおデブちゃん男子ソンジュンがアメリカから15年ぶりに帰国したので公園で再開する事に。待ち合わせ場所に現れたのは細身の長身イケメンに変身したソンジュン。びっくりして声がでないヘジンの目の前を通り過ぎるソンジュンはヘジンに気づかない。急に恥ずかしくなったヘジンは急遽同居中の大親友で美人のハリを呼び出してその場限りでヘジンを演じてもらうよう頼む。その日限りのピンチヒッターのはずがハリはソンジュンを好きになってしまう。一方ソンジュンはヘジンが働くファッション雑誌社に新たに副編集長として赴任する。だがヘジンに気づかない。
「彼女はキレイだった」の見所
見所 主演のファンジョンウムとパクソジュンはこのドラマの8か月前に放映された「キルミーヒールミー」の義兄弟役を演じた名コンビで息ぴったりです。このドラマはラブコメですが女性の友情にも大きな比重を置きます。一人の男性を好きになってしまう二人の大親友。泥試合にならず常に相手を思いやり傷つけまいとする二人の姿がいいです。通常では起こりにくい難しい設定ですがファンジョンウムが演じると自然に見えます。それと恋のライバルシニョクがやさしいだけが取り柄の御曹司ボンボンでなく強烈な個性を持つ魅力的な男であるところもいいです。
予告
「彼女はキレイだった」の口コミ情報
一気に観てしまくらいストーリーのテンポがいいし、ヘジンやハリがもう女子として鏡。前向きだし、友人や知人を明るくさせたり、韓国女性はみんなこういう言葉をさらりと言えるの?と思えるパーフェクトなセリフが満載。よく韓国の地下鉄の前や路上で、いっちゃいっちゃしてるカップルがいて、何ネチネチやってんだと思ってましたが、段々と見ていて韓国での女性が男性にしてあげることや、男性が好きな人にしてしまうこと、親にしてあげることが、なんだか素敵だなーと感じ、後半は日本男子見習え!と思えるようになりました。袖くるくる、腕ぐい、パーカーぐい、とか最高すぎる。これを機会に韓流ドラマにハマりそう!です。
ちなみに私だったら絶対シニョクにします。間違いない。
「彼女はキレイだった」の感想
いいとこ、微妙なとこ
- ストーリーのテンポがよく飽きがこない。
- 涙のシーンが少ないのが韓ドラらしくなくていい。
- ヘジンとハリの友情が微笑ましい。
- ファンジョンウムのここまでやるかと思えるほどの体当たり演技がいい。
- 恋のライバルシニョクの自由奔放で開放的なキャラに惹かれる。
- 「キム秘書はいったいなぜ」同様ソンジュンのツンデレキャラが楽しい。
- 悪人が出てこない。
- いくつか安易で稚拙なギャグがある。
- ファンジョンウムはブサイクメイクをしてもやっぱりかわいい。
- 選ぶ相手はシニョクのほうがよかったと思ってしまう。
ZEROの星感情
「彼女はキレイだった」の裏話
日本と中国でリメイク
「彼女はキレイだった」は中国と日本でリメイクされました。日本版を演ずるのは小芝風花と中島健人。2021年7月からフジテレビ火曜日夜9時からのゴールデンタイム。
小さなエピソード、小ネタ
- このドラマの第九話は野球中継放送により翌日放送された。しかし視聴者の抗議が強かったので次回に予定されていた野球放送をキャンセルし第10話を予定通り放送させた。
- 韓国の最高視聴率は第13話の18%。平均視聴率は13.3%。このドラマが放映された2015年はドラマ不作の年と呼ばれていて視聴率20%を超えたのは「ヨンパリ」だけ。最高視聴率18%はその年のドラマの顔の一つと言っていい数字。
- 第11話でヘジンとソンジュンが再開する場所はソウルアリーナだがパクソジュンが出演した「悪のクロニクル」のエンディングと同じ場所。
- 当時としては珍しいシネマカメラで撮影した数少ないドラマの一つ。使用されたカメラはソニーの Cinealfa F55, A7R2tとF55, A7R2。
恋のライバルが光る
このドラマで特に人気が高かったのはソンジュンの前にたちはだかる恋のライバルでヘジンの同僚記者キムシニョク扮するチェシウォン。人をジョークで和ませるのが得意。普段は小銭しか持ってないコンビニ通いの貧乏人を装いヘジンにも最後まで実態を見せないが自分のヘジンに対する思いは隠さない。最後に周辺をあっと言わせます。彼の存在がこのドラマを成功させた要因のひとつとする新聞記事がいくつかありました。
「彼女はキレイだった」の キャスト&スタッフ
天真爛漫で明るいキャラのキムヘジンを演ずるのは「キルミーヒールミー」のファンジョンウム。上司チソンジュンの前では縮こまって能力を発揮できない。
ニューヨーク本社から派遣されてきたファッション雑誌の副編集長チソンジュン。冷酷非情だがちょっと抜けている。演ずるのは「梨泰院クラス」のパクソジュン。
ヘジンの無二の親友ミンハリを演ずるのは「野王」などのコチュニ。ヘジンに悪いと思いながらもソンジュンへの思いを止められない。
キムシニョク扮するチェシウォンは豪快な男。あれこれドジをするヘジンを助けます。この人の顔は韓国人よりは日本人に見えてしまいます。チェシウォンの本業は歌手。大学院卒のインテリ。
脚本は「30だけど17です」「逆転のシンデレラ」のチョソンヒ、演出は「W」「ロボットじゃない」のチョンデユン。全16話。2015年作品。
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