ピノキオのストーリー
あらすじ 自分の名前や過去を偽る男性とうそをつけばしゃっくりが出てしまうピノキオ症候群(ドラマ上の架空の病気)の 女性がテレビ報道記者となり手を取り合って事件を追及しながらも恋を温めていきます。2014年作品。
見所 時には嘘も必要な人間社会で 嘘をつけない人間が報道記者になれば有意義か否かを問いかけながら日常で接するニュースが事実だけで作られているのか、影響力のある人間が公共で嘘をつけばどんな弊害をもたらすかなどを鋭く追及します。嘘と本当について考えさせられる作品です。マスコミの悪意に満ちた個人攻撃、報道操作などテーマは重いですが恋の展開はさわやかです。
「ピノキオ」予告動画
「ピノキオ」を2倍楽しむ情報
お兄ちゃんはどうなったか(ネタばれ)
「君の声が聞こえる」3人がカメオ出演
「ピノキオ」を担当した脚本家と演出家は「君の声が聞こえる」と同じコンビ。出演者たちがカメオ出演しております。
ドラマ第二話ではヒロインチェシネの空想シーンに「君の声が聞こえる」で凶悪犯ミンジュングクを演じたチョンウンインが出てきます。「君の声が聞こえる」の囚人服姿そのままで似たような暴言を吐きます。
ドラマ第三話で主人公キハミョンはヘソンという名前の彼女がいるとうそぶきます。ヘソンは彼の車のカーナビガイドの名前。ヘソンの声は「君の声が聞こえる」ヒロインチャンヘソンを演じたイボヨンが担当。声だけ出演。
主人公の兄の弁護を担当するのが「君の声が聞こえる」の人権派敏腕弁護士チャチャヌ。彼は本篇には出てきません。12話の予告編のみ出てきます。12話を最後の最後まできっちり見ないと彼を見逃してしまうので「君の声が聞こえる」ファンは見逃し注意。
似たようなマスコミ魔女狩り事件が日本でもあった
本作では悪意の報道攻勢で主人公一家が破滅しましたが似たような事件が日本で実際にありました。オーム真理教の松本サリン事件でマスコミの標的にされた河野義行一家のケースです。河野一家の悲劇は寺尾聡主演の「日本の黒い夏‐免罪」というタイトルで映画化されています。
口コミ情報
パクヘリョンさんが書く話は、都合のいいありきたりなセリフや展開ではないうえ恋愛と事件と嘘をつけないピノキオの特徴を、ただの小ネタとしてではなくストーリー展開ともうまく複雑にからませてるけど話の筋がちゃんと通っていて話のもって行き方に矛盾や強引さも全くないし、、ペース配分も完璧で1つの事でムダに話を引っ張る事もなく思いもしない真実が次々明らかになって、先の展開も全く読めなくて最後まで飽きる事なく見れました。
登場人物の感情も丁寧に描かれていて役者の演技も本当素晴らしくて、特にエレベーターや討論会他でダルポが感情を爆発させるシーンは圧巻でジョンソクの演技に引き込まれた。ダイエットネタで失敗後討論会の時の自分の言葉と向き合ってる演技も胸がしめつけられた。
パクシネの演技も本当良かったし、テレビ局の人や父親の演技もコミカルで面白かった。それにそうなるにいたった背景も描かれてて悪者をただの悪者として描いてないのも良いし、その俳優さん達の演技も素晴らしかった。
それにその業界のあんまりドラマでは描かれない裏の部分が知れたのも面白かった。先が読めない展開や入り込み具合は大好きな海外ドラマのグレイスランドやデスパレートやグレイスランドにも引けをとらない面白さ。もっと早くに出会いたかった。是非ともジョンソクの復帰後の作品はパクヘリョンでお願いしたいです。
余談ですけどキムヨングァンのスタイルの良さ足の長さにビックリしました
視聴する、しないのちょっとした判断材料
いいとこ、ちょっと微妙なとこ
しゃっくりのタイミングが絶妙でかわいい。キスシーンがすごく綺麗。最初から最後までずーっと面白かった。音楽も最高。義父と義弟の人柄が素敵で笑わされ、泣かされ、癒されます。思いっきりおすすめです。
悪者の一人が罰を受けていない。最後の最後に味方になるがその後の社会復帰は納得できない。
ZEROの星感情
キャスト&スタッフ
イジョンソクが演ずるのは復讐より記者としての正義を選ぶ好青年キハミョン。「君の声が聞こえる」で同じ脚本家、演出家とタッグを組む。ヒット出演作多数。
キハミョンの恋人チェイナ。彼の家族を崩壊させた実の母親記者を許せずその不正行為を暴いていきます。チェイナ役のパクシネは「相続者たち」「アルハンブラ宮殿の思い出」「美男ですね」などヒット主演作多数。
チェイナを思うあまり同じテレビ報道局にコネを使って入社する財閥御曹司ソボムジョ。マザコンですが性格がとてもいいです。演ずるのはモデル出身俳優キムヨングァン。
ハミョンとイナの良き記者仲間ユンユレ。ハミョンや中年報道キャップが自分の事を好きだと錯覚する勘違い女ですが嫌味はないです。演ずるのは俳優イユビ。チャングムの誓いでチェ尚宮を演じたキョンミリの実の娘。彼女の一人やけ酒のシーンが面白いです。
脚本は「君の声が聞こえる」「あなたが眠っている間に」「ドリームハイ」等のパクヘリョン、演出は「君の声が聞こえる」 「ハイエナ」等のチョスウォン。
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