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「太陽を抱いた月」のレビュー、見所、あらすじ、裏話

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「太陽を抱いた月」のストーリー

あらすじ 城内の宮中行事の途中蝶を見つけて追っかける少女ヨヌは裏道で王様の世子(お世継ぎ様)と偶然鉢合わせし互いに好感を持ちます。ヨヌの兄が世子の学問の師となったので二人の距離はさらに縮まり互いの恋心がどんどん膨らんでいきます。神童のように賢いヨヌは世子の花嫁候補選び審議で勝ち残り花嫁の座を手にします。喜びで夢心地のヨヌと世子。しかし婚礼の儀式の直前にヨヌは。。。

見所 このドラマは時代劇という舞台の上で繰り広げられるさまざまな愛の形がテーマです。王様と王妃の運命の愛を中心に忘れられない愛、見守り続ける愛、犠牲愛、報われない愛、見返りを求めない愛、罪深い愛、かなわぬ片思い、忍耐愛などいろいろな愛の表現を見れます。全20話。第一話から5話までは明るく胸キュンの雰囲気、第6話から14話までは悲しくつらい雰囲気、第15話から最終20話までは先が予想できない面白い展開です。設定は李王朝時代ですが登場人物はすべて架空の人たちです。

予告

「太陽を抱いた月」を2倍楽しむ情報

韓国で視聴率40%を超えた最後のドラマ

このドラマが韓国で放映されたのは2012年。最終回の視聴率42.2%。それ以降2021年現在まで40%超えしたドラマはでておりません。初回と2回目は18~19%。3回目から7回目は20~29%、8回目から最終回の20話までは32~42%。全話の平均視聴率は33%のお化け番組。

このドラマが人気が出た理由

このドラマの人気を探る韓国情報サイト記事がありましたのでかいつまんでご紹介いたします。

まず第一に挙げたのは脚本の完成度の高さ。脚本家チンスワンはこのドラマの構想と執筆に4年間を費やしてたとの事。異例の長さです。特に放映前年の2011年の丸一年を脚本家はこのドラマの準備に捧げたそうです。このドラマは小説が原作ですがそこにはドラマ前半を盛り上げた世子と女の子の子供時代の様子や恋のなりそめは言及されておりません。脚本家の台本から生まれた産物です。
そして視聴者を引き付けたのは時代劇を定番の戦争ものでなく恋愛ものに作り変えた事。服は時代劇で内容は現代劇というパターンを新たに確立し以降の時代劇に影響を与えたとしております。(原文ソース)

名前に隠れた意味がある

ドラマの主要人物の名前にはそれぞれ意味が隠されています。王様の名前はイフォン。フォンは明るい、つまり太陽という意味。ヨヌがのちに改名した名前ウォルは漢字で月。ヨヌの兄ヨムは熱、彼に恋心をいだくヨヌの付き人ソルは漢字で雪。つまり熱と雪は近づく事ができない運命にある事を暗示しています。王妃の名前はポギョン。鏡に映した月という意味。つまり偽物の王妃という事。(原文ソース)

キムスヒョン大スターになる

本作品修了後に子役を中心にCMのオファーが殺到。その中でも一番恩恵を受けたのは王様役のキムスヒョン。誰もが認めるスターとなりました。制作スタッフにこの作品の人気の半分以上はキムスヒョンの演技のおかげと言わしめさせています。「時代劇初出演にもかかわらずキムスヒョンは民には慈愛にみち、部下には厳しく、愛する人には純愛を注ぎ、友達には親しみやすい新しい王様像を誕生させました。(原文ソース)」このドラマの主役は王妃役のハンガインでキムスヒョンは準主役ですが人々の心にはキムスヒョンが主役のように残っています。冬ソナにおける主役のチェジウと準主役のペヨンジュンの関係に似ています。

口コミ情報

レビュー統計 アマゾンプライムカスタマーレビュー101件の評価は星5つ53%、星4つ19%、星3つ12%、星2つ7%、星1つ8%。

高評価のレビューアーの声

(引用元)

重すぎず、ユーモアもあり、胸が熱くなるシーンも、一気に観てしまいました。

それはありえないだろうというところがなく、話のテンプレート展開にドキドキしながら、物語に引き込まれていきました。 そして号泣しそうになる場面も
登場人物の、気持ちが丁寧に描かれていて、一人一人が魅力的でした。

ただ、ヒロインの兄役の俳優さんが、若い時と8年後の俳優さんの雰囲気が大分違うんじゃないかなーと
違和感もあり、そこだけが残念でした。
でも、面白かったです。お薦めです。

視聴する、しないのちょっとした判断材料

いいとこ、微妙なとこ

いいかも

  • 脚本がしっかりしている。
  • 映像と音楽がいい。
  • 主役も脇役も凄い演技力。
  • イケメンの若手男優が多数出演。
  • 時代劇だが史劇でなく恋愛ドラマ。

微妙かも

  • 子役と大人役のギャップが大きくキャスティングミスを感じる。
  • 中盤のテンポがゆるく少し中だるみを感じる。
  • ヒロインをはじめ超美人と思われる女性が出演者の中に見当たらない(あくまでも主観)。
  • 男性俳優たちがむやみに泣きすぎる。

ZEROの星感情

キャスト&スタッフ

王妃ウォルは父が学問をつかさどる官僚長官、兄が世子の学問師匠という学術一家の末娘。本に目がなくその博識が世子を魅了する。演ずるのは「赤と黒」のハンガイン。

李王朝の王様イフォン。世子時代にウォルと出会い夢中になる。官僚に厳しく民にやさしい理想的な王様。演ずるのは「ドリームハイ」「プロデューサー」などのキムスヒョン。

イフォンの異母兄陽明大君。快活豪放で大衆に人気がある存在。自由人として世を渡るが幼い時からよく知っているヨヌ(=ウォル)に恋心を抱いております。演ずるのは「ヘチ」「Love and Lies」のチョンイル。

脚本は「キルミーヒールミー」のチンスワン、演出は「ロイヤルファミリー」「メディカルトップチーム」などのキムドフン。全20話。2012年放映。

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