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「ミセン」のあらすじ、見所、口コミ、感想、裏話、登場人物

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目次

「ミセン」のあらすじ

あらすじ 「ミセン」は総合貿易商社に入社した主人公が同期で入った仲間3人とともにそこで直面するいろいろな葛藤やジレンマを乗り越えながら成長していく姿を描きます。特に中心的に描かれるのは同じ部署の人たちとの絆と同期生の仲間たちとの友情です。

「ミセン」 の見所

見所 この作品は韓国版半沢直樹と呼ばれる事もありますが、半沢のようなどんでん返しや逆転ホームランはありません。しかし最後に人を感動させる力を持っています。緊迫したジェットコースター的ドラマ展開が多い韓国ドラマの中で地味なミセンがうけたのはこの作品が持つ人を納得させる力と説得力なのかもしれません。
この作品で一番関心させられたのはその完成度の高さです。『あれ、おかしい』とツッコミを入れたくなるような場面が見当たらないです。徹底したリアリズムの追及です。いろいろと考えさせられるすばらしい作品です。

予告編

「ミセン」の 口コミ情報

レビューの統計

アマゾンプライムカスタマーレビューの132人の評価は星5つ65%、星4つ17%、星3つ0%、星二つ9%、星一つ9%。

投稿者の声

(以下高校生の拙いレビューです笑)

レビューを見てもわかる通り、キャスティングから脚本、カメラワーク、全てが日本のドラマを軽く凌駕してました。僕ら高校生は模試や大学、部活、バイトなどでこの先に待ち受けていることが何か、なんなのかわからない人がほとんどでしょう。僕もその一員です。無論これを見たからと言って全部を知れるわけではないと思う。ただこの20話はその「これから」が凝縮されているように感じました。女性差別の現状、新人教育の扱い、第二第三言語の当然、同期愛の大切さ、酒の役割、家族という癒しと重圧、綺麗な金と汚い金、堂々とした辞職。つくづく僕は子供だなと痛感しました。

いずれ僕らも大人になりさまざまな困難に合い、不条理に揉まれ、頭を下げるだろう。その都度思いたい

『耐えろ、そして勝て』

長文失礼しました。ぜひ見てください。僕の推しは中堅同期さんたちです。

引用元

「ミセン」の 感想

いいとこ、ちょっと微妙なとこ

驚くほどよくできている作品です。完成度という尺度なら韓ドラ歴代1番かもしれません。
キスを含む性描写や暴力シーンは一切ないので家族みんなで見られます。
男性なのにチャングレの顔が綺麗すぎて怖いくらいです。

恋愛要素はほぼゼロに近いです。片思いが2ケースありますが、詳しい描写はありません。
ドロドロも復讐も華々しいアクションもないので物足りないと思う方がいるかもしれませんが地味な話を感動に持って行く手腕は見事です。

ZEROの星感情

「ミセン」 の裏話

もう一人の主役の酔っ払い演技に注目

この作品ではもう一人の主人公オサンシク(イソンミン)が毎回浴びるようにお酒を飲むシーンがありますが実生活のイソンミンはお酒を受け付けない体質で普段はコーヒーしか飲まないそうです。(原文ソース)彼のへべれけベロベロシーンはしらふで行われています。本当に演技がうまいです。

ケーブル放送の殻を破る

ミセンを配給したのはtvNというケーブルテレビ。今では「愛の不時着」「トッケビ」「刑務所のルールブック」など視聴率15%~20%のヒット作品をどんどん配給しておりますがミセン配信当時はまだそれほど影響力がない状態。

ミセンのメインキャストたちがスタート時に公約にかかげた数字は3%でした。結果は平均視聴率8%。当時のケーブルの視聴率としては驚異的な数字。

イジェフンも主役に検討

ミセンの製作スタッフはイムシワン以外に『シグナル』主演のイジェフンの主役も検討していましたが、イジェフン所属事務所はケーブル放送には否定的だったというエピソードが残っています。

放映後みんながハッピーに

ミセンにイムシワンの同期生として登場したキムハヌル、キムソラ、ピョンヨハンはドラマ修了後CMやドラマのオファーが殺到。
イムシワン、イソンミン、ピョンヨハン、上司役のキムデミョン、敵役のイギョンヨンもApan Star Awardという韓国の2015年俳優大賞で演技賞を受賞しています。

ワンインターナショナルに抗議電話

ミセンの総合商社ワンインターナショナルは実在したデウインターナショナルがモデル。ですが韓国にワンインターナショナルは複数実在し、番組放映中視聴者たちから『パワハラをやめろ』というお門違いの抗議電話があったという逸話が残ってます。

メインキャストとスタッフ

イムシワン演ずるチャングレはプロの囲碁棋士を目指すが挫折し知り合いの紹介でワンインターナショナルに入社。同期生たちのスペックの高さに劣等感を抱きつつも必死に努力します。直属上司のオサンシク大好き人間。囲碁の勝負師だけあってビジネスの勝負所の感がさえています。

チャングレの上司オサンシク。頭でなくハートで考える男。部下のヘマは自分の責任、自分の手柄は部下のものという理想的な上司。

カンソラが演ずるチャングレの同期生紅一点のアンヨンイ。英語とロシア語が堪能。自部署の不正を暴露した事により部署内で目の敵にされますが、死ぬほど努力して結局は回りを認めさせるかっこいい女性。

カンハヌルが演ずるのは同期で一番ポテンシャルが高いチャンベッキ。ドイツ語と英語が堪能。高卒のチャングレを見下していましたが彼の素直で誠実な姿勢、そしてそれに伴う成果を見てプライドだけにすがっている自分の愚かさに気づきます。

ピョンヨハンが演ずるのは同期のお調子者ハンソクリュル。最初はチャングレと反目し合うが最後には一番の理解者となります。皆が落ち込んでいる時に重宝します。

演出は「マイディアミスター~私のおじさん」「トキメキ成均館スキャンダル」等のキムウォンソク、脚本は「アラン使道伝」「モンスター~私だけのラブスター」のチョンユンジョン。

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