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「ホジュン~宮廷医官への道」のあらすじ、見所、秘話、レビュー、登場人物

画像提供:Flickr
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「ホジュン」のストーリー

あらすじ 貴族の父親をもつがお妾さんから生まれた庶子なので将来何の出世も見込めないホジュン。喧嘩や密貿易に明け暮れるすさんだ日々を送るが運命の人との出会いをきっかけに心を入れ替えます。医療の道を目指し名医と呼ばれるユイテの診療所の門を叩きます。身分や財産に関わりなく人の病いだけを見るとした人間の一生を描いた名作。

見所 このドラマの前半から中盤にかけての主役はホジュンではなく彼の師匠ユイテです。老人にもかかわらずこの人がかもしだす雰囲気や威厳、迫力は半端じゃないです。空威張りでない芯から強いシニアの姿を見るのが楽しみの一つ。
また権力に屈せずどんな場合でも人を助ける事を優先するホジュンの一貫したスタンスも見所です。
ドラマでは豊臣秀吉の朝鮮征伐が出てきますが朝鮮側の視点で描かれているところが面白いです。ホジュンはリメイク版がいくつか出ていますが1999年放映、チョングァンリョル主演のこちらの作品が一番人気が高いです。

「ホジュン」を2倍楽しむ情報

最高視聴率63.5%、平均視聴率53%のお化けドラマ

「ホジュン」の最高視聴率は63.5%。歴代ドラマ第4位。このドラマは1999年に放映されたものですがそれ以降2021年現在までこの記録は破られておりません。平均視聴率は53%。この作品以降平均視聴率50%超えの作品もありません。(参照引用ソース)

ホジュンのライフワーク東医宝鑑

ドラマの終盤に出てくる東医宝鑑はホジュンが一生涯をかけて執筆編集した23編25巻の医学書で中世近代最高の医学本の一つと言われています。2009年、ユネスコが主催する世界記録遺産にも登録されました。
中国・日本を含めて広く流布しました。
日本では江戸時代初の官版医書として、徳川吉宗の命で享保9年(1724年)に日本版が刊行されており[1]、寛政11年(1799年)にも再版本が刊行されている。中国においては清代の乾隆28年(1763年)に乾隆版本が刊行されており、日本から版木が輸出され光緒16年(1890年)に日本再版本を元とした復刻本が出ている。(引用元)

小さなエピソード、小ネタ

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  • 「チャングムの誓い」には膿を口ですう治療や目が見えなくなった人の治療など「ホジュン」のパクリと思われるシーンがいくつか見られます。演出家は両作品とも同じイビョンフンですが脚本家は別人です。
  • 「ホジュン」はイラクで80%の視聴率を記録。イラク大統領夫人の直筆の招待状によりホジュン役のチョングァンリョルを国家に招き入れた。当時イラクと韓国は国交がなかったので韓国人の入国は異例。
  • 「ホジュン」は当初全40話放送の予定であったが高視聴率により全64話に再構成される。
  • 「ホジュン」のヒロインで看護助手イェジン役を演じたファンスジョンは「ホジュン」人気で一躍「お嫁さんにしたい候補No.1」になったが放映終了後1年もたたない間に麻薬と不倫の二つのスキャンダルで芸能界から姿を消す。
  • 「ホジュン」をテーマにしたドラマは過去に4作品、映画で1作品あるがその中でイスンジェはホジュン役として1回、ユイテ役として3回出演しております。
  • ホジュンの母親役のチョンヘソンは「製パン王キムタック」でもチョングァンリョルの母親役として出演しております。
  • ホジュンの嫁イダヒはドラマで実際に演じたホンチュンミンではなく「チャングムの誓い」でチェ尚宮(ミンジョンホを好きな姪っ子のほう)を演じたホンリナがやる予定だったがスケジュールが調整できず流れた。

口コミ情報

レビュー統計 アマゾン「ホジュン」全話DVD-Box購入者ビュー22件の評価は星5つ58%、星4つ12%、星3つ0%、星2つ6%、星一つ23%。

高評価したレビューアーの声

『チャングムの誓い』のイ・ビョンフン監督で、韓国時代劇で歴代最高視聴率を獲得した作品なので観たのですが、物凄いものを

観させて頂いた、と深く感銘を受けました。俳優陣も脚本も素晴らしく、ホンモノの作品に出逢ったと思います。この作品を観て

しまうと他の作品が霞む程です。コンパクトサイズなので保管に有難いです。音声は韓国語のみですが、日本語字幕で観ると勉強

になりました。俳優陣が素晴らしい為(特にユ・ウィテ役のイ・スンジェ氏)、やはりホンモノの声を聞きたい思いもあるので、

これだけの量(全64話)を聞く事ができてよかったです。リメイク版よりも、こちらの「宮廷医官への道」の方がいいです!

(引用元)

視聴する、しないのちょっとした判断材料

いいとこ、微妙なとこ

人によっては良い

  • おおきな感動のかたまりのような深い医療ヒューマンドラマ。
  • 各出演者の演技が神がかりにうまい。
  • 人間とは一体何か、どう生きるべきか、を考えらさせられるストーリー。

人によっては微妙かも

  • 全64話と長い。23話までは大きな枠での伏線でそこまでの全体的な雰囲気が暗いです。話が大きく好転するのは24話からでそれまで我慢が必要です。
  • ヒロインイェジンの演技がわざとらしいです。演技力で定評がある韓国ドラマとしては非常に珍しいです。
  • 20年以上前の作品ですので画面がテレビサイズで映像美も期待できません。

ZEROの星感情

登場人物&スタッフ

ホジュンを演じたチョングァンリョル。「ホジュン」放映時は道に人が歩いていなかったというエピソードがあります。師匠ユイテを自分の命より大切に思っている。

ユイテを演じたイスンジェ(中央)。韓国俳優界の重鎮。ユイテファンも多いです。

イェジン役のファンスジョン(右側)。ホジュンを心に思い一生独身を通しホジュンをサポートする。

ホンチュンミン演ずるはホジュンの嫁で貴族出身のダヒ(左)。貧乏暮らしの中ホジュンをよく支える良妻賢母。

演出は韓国時代劇ドラマ大御所イビョンフンと脚本は韓国脚本業界の重鎮チェワンギュのゴールデンコンビ。1999年作品。全64話。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 私の韓国ドラマへの入口はまさに「ホジュン」でした。その頃はまだVHSテープで(たぶん海賊版、笑)家族親戚友人で回して観てました(昔の韓ドラあるある)。全話手元にあるのでストッパー故障状態気づいたら「チュンチュン」で、超寝不足のまま仕事ってことも 実在する人物の大河ドラマって点も魅力でしたが、歴史ものも含め韓国ドラマって1話ごとに必ず起こる理不尽極まりない仕打ちと究極まで追い込まられた主人公の悲しさと人間のしぶとさそして伏線からの形勢逆転、のあとの再度の逆境‼と、本当に目を離せない展開なんですよね~ そしてなぜか、最初は平凡な役者の顔がチョーかっこよくチョー美しく見えてくるのも韓国ドラマの不思議の一つですね^^
    このドラマは、当時の韓国政府が全国の小学校に道徳の教材として配ったと聞いています。「ホジュン」を観たら正義感ある信念強い人になれるかもしれないですね(笑)もう一度見直そうと思う60歳女性でした。

    • VHS時代から韓ドラを見ているとは筋金入りのファンですね。すごいです。たしかに第1回のホジュンはちょっと宮迫に似ていると感じました。最後は2枚目の顔でしたけど。平均視聴率53%、最高視聴率63%。「ホジュン」以降20数年。今だこのドラマを視聴率で上回る作品がありません。韓国版おしんですね。
      華やかでスピーディな「チャングム」とは対照的にこちらは地味でゆったりペース。ですが等身大の人間がどう生きるべきかの強烈な哲学が入っている味わいある作品です。名作中の名作のひとつと言えるでしょう。僕も繰り返して見ようと思います。
      メールありがとうございました。励みになります。

  • 韓流にはまったのは主人が亡くなったときに友人が薦めで見たのが始まりでいらい20年ダビングしてまわしてくれて時のたつのも忘れみていましたいままたホジュンが再放送みています
    配役は違いますが毎日が楽しみです
    何度見ても感動で胸が熱くなります

  • 20年以上たった今でもホジュンの人気は根強いですね。「チャングム」「ホジュン」「商道」はイビョンフン監督の時代劇の中でも特に面白いです。私は「商道」が一番好きですがNHK地上波放送があってか世間一般の人気は「チャングム」。そして韓国ドラマ通の人々は「ホジュン」を愛する傾向があります。実際出来が一番いいのは「ホジュン」ですから。一番筋が通った終わり方もしていますし。第24話でユイテがトジを「愚か者!」と恫喝するシーンが一番印象に深いです。コメントありがとうございました。

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