「悪魔判事」第2回目のあらすじ(ネタばれ)
※各サブタイトルはこのブログ独自の物です。
一般道カーチェイスの末に
猛スピードのスポーツカーで人にぶつかる寸前にハンドルを切って避ける悪質な遊戯を繰り返す20代の会社副社長イヨンミン。そこに黒のスポーツカーが現れイヨンミンの車を追っかける。一般道カーチェイスの末黒のスポーツカーがイヨンミンの前を遮り強引にイヨンミンの車をストップさせる。黒の車から出てきたのはカンヨハン。イヨンミンがすごい剣幕で文句を言おうとしたところヨハンは大型のハンマーを出してイヨンミンの車をめちゃめちゃに破壊する。そしてヨンミンの車の中から麻薬を見つけポケットに入れる。圧倒されて何も言えないイヨンミン。「あんたの次の裁判のターゲットは俺か?」と聞くイヨンミン。彼が過ぎ去ったあとヨハンは答える。「違う。お前じゃない。お前はただの釣り餌だ。」
イヨンミンの母親はヨハンの上司である法務長官チャギョンヒ。
モンスターと呼ばれた子供時代
ヨハンの身辺調査を裏で行っているキム ガオン は幼馴染の刑事ユンスヒョン からSNS上でヨハンを悪魔と書き込んだ神父の情報をもらい彼を訪ねる。ヨハンは教室に迷い込んだ鳥をナイフで一撃で殺したことがきっかけでいじめの対象になり孤立していたが全然平気に見えたそうです。ヨハンは学年のお金持ち層と貧乏層の子供たちが互いに争うよう罠をしかけ彼らが拳を振り上げて喧嘩する様子を見て楽しんでいた。その事件以来子供たちは彼を「怪物」と呼ぶようになった。
事務所爆破
神父と面会後に再度ヨハンの事務所部屋に忍び込む ガオン だが盗聴器がなくなっている事に気付く。「探し物はこれかね。」と暗闇から出て来たヨハンが盗聴器を彼に手渡す。「知っていたんですね。ところで何故こんなことをなさるのですか(権力に抗って敵を作る事)?」「私だったらできるからさ。可能性は一種の麻薬のような物」と答えるヨハン。その時に時限爆弾の始動音「ピッピッピッ」が聞こえガウンはとっさにヨハンをかばうが二人とも吹っ飛ばされる。
「悪魔判事」第3回目のあらすじ(ネタばれ)
「暴力に屈しない」宣言
爆破事件を聞いてヨハンの事務所前にあつまる記者たち。そこに顔にすこし傷を負ったヨハンが現れ暴力には屈しないと宣言し次のライブ法廷ではイヨンミンの暴力事件を扱う事を明らかにする。
ヨンミンの母親のチャギョンヒ法務長官はすぐに大統領に泣きつくが「今人気絶頂のカンヨハンにちょっかいをかけると国民から総反発を受ける」と傍観する立場を示す。自分でなんとかするしかないわね吐き捨てて立ち去るチャギョンヒ。
一方 ガオン はヨハンの豪邸の一室で体に包帯を巻いて療養しています。以前ヨハンはガウンに自分の父親は悪徳闇金の大金持ちと言った事があります。豪邸に住んでいるのは謎の車いすの少女と執事のおばさん。
イヨンミンの暴力事件
イヨンミンは癇癪持ちで些細な理由でも面識のない第三者にまで暴力をふるい続けて来た。過去12件の暴力事件はすべてお金で解決したが1件だけ示談を拒否しているケースがある。
示談を拒否された事件のあらましは以下の通り。
おんぼろだが食べ物がうまい事で有名な行列の大衆食堂。そこで女性と一緒に食事をするイヨンミンだったがスポーツカーをお店の前の道をふさぐように駐車しているので店員が車を移動するよう頼みます。ヨンミンは自分はお酒を飲んでおり運転できないのでお前が動かせとカーキーを投げますが店員は拒否。ヨンミンと同伴した女性に移動を頼むとヨンミンはキレて店員を殴打。止めに入った料理長にも暴力をふるい、「やめてください」と叫んだ女性店員を突き飛ばします。
被害者三人は示談には応じず必ず法で解決すると宣言。そしてカンヨハンがこの控訴を次のライブ法廷で取り上げる事に決めました。
爆弾を仕掛けた犯人
警察はヨハン事務所の爆弾犯人を特定できないでいる。監視カメラを何度もチェックしたが建物に不審者が入った形跡はない。 女性刑事ユンスヒョン は最初から爆弾がヨハンの事務所に埋め込められていたのではないかという考えがひらめく。早速内装施工業者の所に向かうスヒョン。ただこの動きをヨハンはきっちり把握していて部下にスヒョンの行先を突き止めるよう指示する。
内装業者の作業場に到着したスヒョンと同僚だったが捜査令状がないことを理由作業場のおやじに追い返される。作業場に戻ったおやじはそこにヨハンが立っている事に気付く。ヨハンとの格闘に破れ爆弾埋め込みを指示したのは 社会的責任財団 だとおやじはゲロします。
ライブ法廷第2弾
ライブ法廷にイヨンミンと料理長が姿を見せます。暴力をふるわれた残り二人の店員は裁判前日に訴えを取り下げると通知して裁判には参加していません。外部の脅迫や圧力があったようです。
「被告は前へ」と指示するヨハンを無視するヨンミン。ここで検事が口を開きます。「単純な暴力事件ですので被害者が訴えを取り下げれば裁判は成立しません。」
ここに一人いるではないかと料理長を見ると料理長は「被告の処罰を望みません。。。」と発言する。実は大衆食堂のビルを第三者が買い取りさら地にするので出て行けと店主が脅迫を受けていたのです。ただ彼はそれを法廷で言う事は立場上できません。つらい顔をする料理長。
このシーンを豪邸のベッドの上からテレビで観戦している ガオン は歯ぎしりをする。
ヨハンの逆襲
帰り支度をするヨンミンや検察をよそにヨハンは陪席判事オチンジュに過去何件の示談ケースがあったかと聞き12件という答えをもらいます。「同じパターンで12件という事は常習事件です。常習犯なら話は違ってきますね。検事殿。」12件の示談ならまだ十分でないと答える検事。
するとヨハンはテレビ視聴者にイヨンミンを見た事があるかと問いかけます。テレビカメラがヨンミンをズームアップします。するとテレビ局に過去イヨンミンから殴られた事があるという被害者たちから電話がじゃんじゃんかかってきます。
ライブ中にテレビ電話でいくつか彼の生々しい暴力エピソードが暴露されます。弁護側はテレビ電話のやりとりなど法的に無効と主張しますが、被害者たちは法廷で証言する覚悟ができていると告げます。
ある程度証言が集まった所でヨハンは視聴者に国民判定をお願いします。結果は91%対9%で有罪。ヨハンは検察に単純暴行でなく常習暴行事件として再起訴するよううながします。ヨハンは国民の検察に対する信頼が失墜するので再起訴せざるを得ない事をよく知っています。
「正義はお金で買えない」と宣言してヨハンは番組を終了を告げます。
執事が語るヨハンの生い立ち
療養している間豪邸内の部屋に勝手に入って探るガオンだが女性執事に見つかってしまいしかられます。それでもヨハンについてあれこれ聞こうとするので執事はヨハンの生い立ちと幼年時代について簡単に説明する。ヨハンは父親(刑務所のルールブックで主人公に3億ウォンをたかろうとした悪党役の人)が飲み屋の女性に産ませた子。ある日赤ん坊と一緒にその女性が現れお金を要求しますが突っぱねます。だがヨハンの兄が赤ん坊を抱っこして離さなかったので引き取る事になる。小学生時代のヨハンは全身傷だらけ。父親の家庭内虐待によるもの。ただヨハンの兄はいつも父親の暴力からヨハンを守ろうとしていた。執事もヨハンの父親の暴力を止めようとしますが父親は「こいつは俺にそっくりだ。そしていつか自分の兄貴を追い落とす奴だ」と答えたという。小学生時代のヨハンも普通の子供ではなく自分を好きになったメイドを2階から地面に飛び降りさせたり兄が小鳥をナイフで殺したりした。
メインキャスト&スタッフ
国民投票審判によるライブ法廷の最高裁裁判長をつとめるカンヨハン。法廷に出る時なぜか中世ヨーロッパ人のような恰好をしている。なぜタイトルが悪魔判事なのかは序盤では不明。悪魔的な人間なのか、あるいは悪魔バスターなのか。演ずるのはチソン。
社会的責任財団の常任理事であるチョンソナ(キムミンジョン) 。ヨハンとは小さい頃からの知り合い。ヨハンに魅力を感じている。いろいろな関連記事を見るとどうやらラスボスらしい。
左は の部下判事のキム ガオン 。演ずるのはアイドルグループGOT7ボーカル担当のチンヨン 。彼の成長する姿が見れそうです。右は ガオンの幼馴染で女性刑事ユンスヒョン(パクキュヨン) 。ガオンに片思い。
演出は「以上、それ以上」でヒューストン国際映画祭ドラマ部門銀賞を受賞したチョジョンギュなど、脚本は判事であり、作家のムンユソク。
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