「悪魔判事」13回目のあらすじ(ネタばれ)
※各サブタイトルはこのブログ独自の物です。
次々襲われるヨハンの部下たち
ヨハンの部下を転落死させたチョンソナ。「必ずお前にふさわしい孤独でみじめな死を与える」と強がるヨハン。しかし激痛で銃弾を受けたお腹を押さえます。
「言ったでしょ。若さを孤独にしたいって。体はそんなんだし タンサン 洞 貧民街 に行ってガオンは救わないといけないし。いろいろ忙しいわね。」
ヨハンにスマホを滑り込み投げするソナ。そこにはガオンがジュクチャンとその手下数十人に追っかけられている様子が映っている。
ソナが去ったあとスヒョンに電話でタンサン洞に行ってガオンを救えといいます。ゆっくり階段を降りて若手議員の息子の横で彼の死を嘆くヨハン。
暴漢たちに追っかけられているガオンの横に猛スピードのスヒョンの車が横付けします。「乗って!」
一方ヨハンの協力者であるスヒョンのチーム長、コ弁護士、女優の卵の3人が次々に襲われます。女優の卵は自分の部屋に乱入してきた暴漢に捕まり注射を打たれてしまいます。
なんとか追っ手から逃れたチーム長とコ弁護士の二人はスマホのGPSでヨハンの居場所を突き止め現場に移動し、ヨハンに応急医療処置を施します。エリアに電話で絶対誰も家に入れるなとヨハンは念を押します。しかし豪邸に戻るとキッチンでエリア、ソナとジェヒ3人が話し合っています。ヨハンに対するもうひとつの警告でしょう。
二人が出て行った後、お腹の出血に気づきエリアが心配します。彼女を抱きしめたヨハンは「大丈夫だ」とやさしくささやきます。
いきなりのキス
部屋でガオンを手当するスヒョン。チャ長官死亡時の証拠隠滅をさせた事をすまないとガオンは謝る。自分は元々清廉潔白な刑事じゃないから気にしないでとスヒョンは答えます。
ヨハンのやり方が正しくない事はわかっているがかといって何もしなかったら気が変になってしまうと言うヨハン。そんな身勝手な自分だがスヒョンには隣にいてほしいと思う自分が情けないと正直な気持ちを伝えます。
正しいとか悪いとかそんな事よりこれ以上身を危険にさらさないでといいガオンの手を握るスヒョン。ガオンはいきなりスヒョンを引き寄せキスします。
思いっきり動揺したスヒョンは急になにか用事があると言って逃げるように部屋を出て行きます。
後ほどスヒョンを訪ねたガオンはきちんと告白し、スヒョンはガオンの求愛を受け入れます。
非常事態宣言
自室のベッドで医者の手当を受けるヨハン。心配して様子を見に来たエリアにお前が自力で立てるようになって自分を殺すまで死なないと嫌味をいいエリアを怒らせる。
この頃すっかり財団幹部たちの手下になりさがったオチンジュ判事がテレビで タンサン 洞 で疫病が発生したとし社会的責任財団への募金を呼び掛けている。
続けてホジュンセ大統領が非常事態を宣言し、テレビ、新聞などのマスコミは政府のコントロール下に入り一般市民は夜10時以降通行禁止にし、政府に逆らったものは反逆罪とみなし死刑を適用すると宣言します。それと疫病に乗じて暴動を起こしたものたちを鎮圧検挙したとし、裏で操作する組織を追跡調査中としました。
事務所でテレビの自分の報道姿をチェックするオチンジュ判事。そこにガオンが入ってきて報道はすべてでたらめででっち上げだとし、自分は現場に行って確認したと付け加えます。
さらに致死率が高いとするウィルスが蔓延しているとする現場にジュクチャンと徒党たちがマスクもせず鉄パイプを持って暴れまわっている事からウィルスの存在自体すごく疑わしいと疑問を投げかけます。
ガオンの言葉が気にかかったチンジュは現場に行きます。立ち入り禁止区域ですが今や財団の顔になっているチンジュは顔パスで入れてもらえます。そして免疫防護服を着ていない普段のユニフォームの公権力が一般市民をボコボコにしている姿を目の当たりにします。
非常時裁判所の新設
大統領官邸を訪れ大統領と直接面会したヨハン。疫病はでっち上げだと非難し、今すぐ弾圧をやめないとライブ裁判で大統領を国民の前に引きずり出すまで追及の手を緩めないと脅します。
大統領、チョンソナ、ミンボとサランの会長4人が集まってヨハンの対処について協議しています。大統領はヨハンを秘密裏にどこかに連れて行って埋めてしまいたいがヨハンに何かあれば国民の猛反発を受ける事必至と歯がゆさを隠しません。
ヨハンから法廷を取り上げればいいと提案するソナ。
大統領は記者会見で疫病に関連して抵抗する人間たちを裁く事に特化した非常時裁判所の新設を発表し、裁判長にオチンジュを任命します。事実的なヨハンのライブ法廷の瓦解を意味します。
新裁判長に任命されたチンジュはサランメディアグループ会長に自分の就任式にヨハンとガオンも同席させたいと頼みます。自分がヨハンのポジションを奪うような形になるので就任式でヨハンの業績を称えるショーを行いたいと。そうすれば高視聴率間違いないとサラン会長をくすぐり承諾を取り付けます。
テレビジャック
数台の車で就任式会場に移動するヨハンチームとテレビ撮影クルーたち。チンジュがランチを食べに行こうとだまし タンサン洞貧民街 に連れて行きます。現場を目撃してショックを受けたプロデューサー。これを報道しなければジャーナリストではないと腹をくくります。
一方クルーたちの撮影を全国に放映するサランメディアグループ報道センタービルにヨハンの協力者コ弁護士他数名が拳銃を持って侵入し放送局を占拠。現場からの報道反映システムを確保します。
建物と建物をつなぐ青空通行路の上に立つヨハンチームとテレビクルーたち。両端の出入り口が封鎖し人が近づけないようにしっかりガードするチーム長。公権力が一般市民を鉄パイプやこん棒でめった打ちする生々しいシーンや投石でけがをするガオンの姿がお茶の間に流れます。
「政府が発表した内容はでっち上げだ」と大統領を糾弾するヨハン。
光
ヨハンの説得にもかかわらず弾圧組織の暴力は続く。ヨハンの顔に投石がぶつかる。それを見た70代のじいさんがジュクチャンになんて事するんだと抗議する。「カン判事、よく見ておけ!」と叫び鉄パイプでじいさんを何度も叩き殺してしまいます。下に降りてこいと挑発するジュクチャン。この場面もすべて生放送で流れています。
ジュクチャンにあきれた大統領は報道センターと タンサン 洞 地区一帯の電気を遮断し、停電にさせろと命令します。
真っ暗になった現場。ヨハンはスマホを取り出してライトを点け「光は闇に勝つ!」と叫びます。やられっぱなしの市民たちも呼応し次々とライトを点けていきます。
一致団結した市民たちの抵抗が始まりました。一歩一歩前に進み暴徒組織の人間たちを退かせ解散させていきます。
銃声
平穏を取り戻した タンサン洞 で一息つくヨハンチーム3人。そこにスヒョンがやってきてガオンを見つけ彼に走っていきます。すると後ろから怪しい男の影。それに気が付き待てのサインを出すガオン。後ろを振り向くスヒョン。「ドキューン」一発の銃声の音。弾はスヒョンの心臓を突き刺します。
倒れるスヒョン。走り寄って抱きかかえるガオン。「ねえ。ケガしなかった?」「あぁ。」「泣かないで。」「あ、愛してるわ。。。」ガク。悲鳴を上げるガオン。
メインキャスト&スタッフ
国民投票審判によるライブ法廷の最高裁裁判長をつとめるカンヨハン。法廷に出る時なぜか中世ヨーロッパ人のような恰好をしている。演ずるのはチソン。
社会的責任財団の常任理事であるチョンソナ(キムミンジョン) 。ヨハンとは小さい頃からの知り合い。ヨハンにゆがんだ恋心を抱いております
左は の部下判事のキム ガオン 。演ずるのはアイドルグループGOT7ボーカル担当のチンヨン 。彼の成長する姿が見れそうです。右は ガオンの幼馴染で女性刑事ユンスヒョン(パクキュヨン) 。ガオンに片思い。
演出は「以上、それ以上」でヒューストン国際映画祭ドラマ部門銀賞を受賞したチョジョンギュなど、脚本は判事であり、作家のムンユソク。
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