「ワンザウーマン」第11話あらすじと感想
やっぱりこうなったか
ヨンジュとスンウクはお互い初恋の相手である事を確認。一気にラブラブモードです。
地下駐車場で2度目のキスを行おうとするが車が通ったので踏みとどまる。
「ちょっとあからさまだったかな。」
「ハンジュホテルの地下駐車場は不倫カップルの聖地と呼ばれているわ。誰も気にしない。私たち不倫じゃないし。」
「でも第三者から見れば立派な不倫だよ。」
ノハッテが車でやってきます。
「やっぱりこうなりましたか。。。」
「どういう意味ですか?何か見ました?(ヨンジュ)」
「何も見てませんよ。でも顔の表情で誰だってわかるでしょ。」
カンミナは偽物
ハンソンヘは「現ユミングループ会長カンミナは偽物」と書いてネット記事にしたソンウンの不倫相手パクソイを呼び出した。
「なんでこんな記事書いたの?まだソンウンに未練があるわけ?」
「違います。復讐です。ソンウンは私をコケにしました。」
この子は使えると感じたハンソンヘは満足します。
後にカンウナ(カンミナの叔母)と密談するソンヘ。パクソイの「カンミナ偽物説」記事を見せながら秘密裏にカンミナのDNA検査を実行しようと呼びかけ、協力を求めます。
ベールがはがされていくヨンジュの正体
ソンヘの側近で人殺しの実行部隊の一人であるチャンドウ室長は ソンヘの指令で本物のカンミナの足取りを追っている が今ヨンジュと仲良しのやくざ二人が経営する魚屋レストランの前で張り込んでいます。
情報源はハンジュグループ子飼いの暴力団サムゴリ派。 カンミナの 写真を見て組員ふたりが自分たちをナイトクラブと地下駐車場でボコボコにした女だと証言します。そして戦闘の時にヨンジュの隣にいたのが魚屋レストランの二人。
この事を報告し、カンミナが思いっきり喧嘩が強いと話しますとソンヘははなからその情報を信じません。「馬鹿な事言ってないですぐに帰ってらっしゃい!」
チャンドウ室長がそこを離れたのと入れ替わりにヨンジュとスンウクがやってきます。ヨンジュは二人のお友達やくざたちにイボンシクが隠したリストを探すよう頼みます。又イボンシクの死がサムゴリ派と関係がありそうなのでその線も調べてくれとお願いします。
「イボンシクは海外逃亡したけどギャンブルでお金を全部擦って戻ってきたの。韓国ではいつも賭博場に入り浸って寝泊まりもしてたらしいの。賭場のどこかにリストが隠されているかもしれないわ。おじさんたちはギャンブラーの習性をよくわかってるよね。」
侵入
カンミナの部屋に忍び込むハンソンヘ。鏡台の前にある毛ブラシを盗もうとしている。そこに入って来たヨンジュ。
「人の部屋に勝手に入ってて何やってるんですか?」
「この頃お手伝いさんの人数も減って家の手入れが滞っているのでお部屋が綺麗かどうかチェックしに来たの。」
「その言葉を信じろと?」
二人ともここで何やってるんだと声を掛けるソンウン旦那。争いごとならこれから自分を通せと話します。
「ハン家の男たちはみんなミナびいきね。あなたが2度と会わないと言っていたスンウクはあなたのために株を差し出すし。ソンウンは完全にあなたに牛耳られてるし。手練手管を教えてくれない?昔のミナとは別人みたい。」
「はい。その通り。前はユミン会長の娘でしたけど、今は会長ですから。それが秘訣です。(ヨンジュ)」
夫婦の会話
これからもっと仲良くしようと言う旦那。ヨンジュは相手にしていない。
ソンウンは自分が合弁ホテルの共同代表になれたのはミナのおかげだが、自分と一緒にいれば将来ユミンとハンジュを両方手にする事ができるので二人は運命共同体だと言います。
「今日もスンウク兄さんとあってたの?平気だよ。君が何をしようが、誰と会おうが。君と離婚するつもりはない。」
「どういう意味?」
「君はカンミナじゃないじゃないか。」
「君の名前と歳。この二つを知っていれば十分だ。本物のカンミナに対してもそれくらいの関心しか持ってなかったから。君がどこの誰でもいい。今のままいてくれれば。」
「つまりあなたが今のポジションを維持するためには私がカンミナのロールプレイをし続けなければならない。そう言う事?」
「でもカンミナではない私がカンミナのポジションをいらないと言ったらどうする?」
実はこの夫婦のやりとりはハンソンヘに聞かれていた。毛ブラシを盗もうとする前にベッドの下に盗聴器を仕掛けておいたのだ。ソンヘは弟も妻がカンミナではないと知っておきながら黙認しているという自分にとって有利な材料を得る事になった。
「私がカンミナでない事を明らかにすればあなたは全部失う事になるという事ね。」(相変わらず手厳しいヨンジュ)
「という事はあなたにとって一番大切な人間はわたしって事じゃない。だからこれからも口をつぐんで私を守ってちょうだい。」
ヨンジュを襲った人間のその後1
ヨンジュをカンミナと勘違いしてオークションの日に車ではねてその事故で自分も意識不明のケガを負った運転手は長い間昏睡状態だったが意識を取り戻した。
その事をソンヘに電話で報告する チャンドウ室長 。
「始末しなさい。」
運転手の名前はチャンソクフ。事故後にスンウクが近づきあれこれお金を面倒を見てやっていたのでチャンソクフの妻とは親しくなっており、彼女を通して チャンソクフスマホの通話記録も入手した。(通話記録にはソンヘの側近 チャンドウ室長 の電話番号もあった。)
彼の病室に向かうスンウクとヨンジュ。
チャンソクフに何故自分に車をぶつけたか直接質問するヨンジュであったが「記憶喪失で覚えてない」という返事しか戻ってこない。
スンウクがチャンソクフの通話履歴にハンジュグループの人間との記録があると指摘すると彼はお金に困っていて昔の知り合いに電話をかけたがその中の一人にハンジュの人がいてお金を貸してくれるというのでハンジュホテルの地下駐車場で彼と約束していたと話します。そしてヨンジュにぶつけたのは運転中に持病の発作に襲われたためだと説明します。
「まったくハンジュグループって疫病神ね」と奥さんがぼやきます。
奥さんは旦那はハンジュファッショングループで働いていたが火事で病み、後遺症に悩んでいると説明します。
しかしヨンジュとスンウクはチャンソクフの嘘を瞬時に見抜く。
二人が去った後に チャンソクフはチャンドウ室長に電話を入れる。
新秘書
チャンドウ室長がソンヘに新しいソンヘ秘書を紹介します。名前はキムウンジョン。
(ドラマも後半にさしかかってまさかの新キャラ。しかも美人!!!本物のカンミナがハンソンヘの秘密資料を持ち出すために送り込んだスパイのように思えます。登場の仕方があまりにも唐突だったので。。。)
その日の朝は合弁ホテルの最初の役員会議。しかしソンウンはゴルフ三昧で姿を見せません。
ユスンドクも気づく
ヨンジュの上司ユスンドク検事長は最近ヨンジュがハンジュグループの人間たちと頻繁に会っている事を把握していてそれはヨンジュが自分を押しのけてヨンジュ独自の太いパイプを構築するためだと警戒していた。しかしハンジュの人たちに会って話を聞いてみるといろいろ辻褄が合わない事が出てくる。カンミナかチョヨンジュどちらかが一人二役を演じているという結論に達する。
「どっちが演じているのだろう?カンミナかチョヨンジュか。。。やはりチョヨンジュだ。あんなくそ生意気な女をカンミナが演じられるわけない!」
リストのありか
しばらく姿を見せなかったユジュン。かれはイボンシクが入り浸っていた賭場を突き止めそこに潜入し、客を装いイボンシクリストのありかを探っていたのだ。数日かけて他の客たちからイボンシクが金になる資料を持っていてそれを賭場の前の質屋に預けていると豪語していた事、サムゴリ派の一味もそれを追っている事を電話でヨンジュに報告する。
現場に直行するヨンジュ。賭場の前でこぶしを合わせた事がある サムゴリ派 の男が腰にUSBのキーホルダーを吊るしているのを見てイボンシクリストだと確信するが見失ってしまう。
ヨンジュを襲った人間のその後2
病院に白衣とマスクの怪しい男。病床のチャンソクフに注射を打とうとしている。後から見舞いにやってきたスンウクと鉢合わせ。ダッシュで逃げる怪しい男。追うスンウク。結局逃げられます。しかし注射器はそのまま現場に残された。注射器の中の液体はタリウム。致死量を投与されると2週間後に原因不明で死に至る。
チャンソクフの告白
命を取られそうになってやってハンジュの本当の顔に気づいたチャンソクフはヨンジュとスンウクに告白します。
- カンミナ偽装交通事故襲撃はハンジュグループの人間から頼まれて行った事。お金がないから引き受けた。
- ハンジュの人間が襲撃直前にゴーサインを出すと事前に伝えていたが目の前にミナ(ヨンジュ)が現れたので逃してはならないとそのまま車で襲った。
- 途中発作が起こりブレーキも踏まず自分も大けがをした。
「でもそんなやばい仕事の依頼がなんであなたに来たの?」
チャンソクフは前にハンジュファッション工場で働いていたがハンジュの人間からそこで起きた火事に関しても偽装証言を頼まれたと白状します。
「あの人(ヨンジュパパ)にあんな事をしてはいけないのに。。。あの人は私の命の恩人です。火事が発生するとひとつひとつドアを叩き命がけで火事を知らせてくれました。それなのにあの人が火をつけたと嘘の証言をしました。もっともあの方自身も自分が放火した事を認めておりますが。。。」
顔を見合わすヨンジュとスンウク。
ソンヘの脅し
ソンウンの部屋に入って来たソンヘ。ソンウンは役人会議に出なかった事を謝罪し次は外さないと話します。
その必要はないと答えるソンヘ。彼女がソンウンに与えた安定剤の中に麻薬成分が含まれているのでソンウンは今夜警察に捕まるといい、そのあとはいままで収集してきたソンウンの醜いスキャンダルを世間にばらまくので一生這い上がれないし、刑務所からも出られなくすると脅します。
「あんたは目ざとい子でソンチャン(ソンヘの弟、ソンウンの兄)のようにはならないと思ってたけどね。野心を求めず自分のポジションをわかっている子だと。(結局ソンヘが長兄を殺したんですね。)」
ソンウンに自分の命令を拒否するのは不可能だから、偽カンミナに関して知っている事を全部しゃべれと脅します。
私は放火魔じゃない
刑務所の面会室でヨンジュはヨンジュパパに本当に工場を放火したのか問いただします。沈黙。。。。
しびれを切らせて席を立つヨンジュ。「違う。私じゃない。」
「自分がやってもいないのに何故やったといったのよ?」
「お金をもらったんだ。」「誰から?」
「知らん。警察署にいた私を訪ねて来た。嘘の証言をする代わりに報酬をもらえるといわれた。ハンジュグループの人間だった。」
「!!!(ソンウン)」
「何故そんな事を?(ハッとするヨンジュ)もしかして私の生活費や教育費はそこから出てたの?」
ヨンジュは泣きそうな顔になります。
すべての謎や疑問が解けました。過去にハンジュが何をしたかもはっきりしました。そのすべてを整理した回でした。
残るは本格的な全面対決。そしてその結果がどうなるのか。
気になるのは本物のカンミナがどうしているかです。第8回の最後あたりに空港から戻ったカンミナらしき女性の後ろ姿がちらっと出ます。たぶん戻ってきているのでしょう。
仮に今韓国にいるのであれば何故スンウクに連絡しないのか疑問が残ります。その間ヨンジュが大変な目に合っている事は承知のはずです中国や韓国でネットを見られますから。ハンジュファミリーに復讐だけしてあとはハンジュをスンウクに、ユミンをヨンジュに託して再度消えるという腹なのでしょうかね。いずれにせよかなりしたたかな人間に思えます。
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