「製パン王キムタック」第13話あらすじ（ネタばれ）

「製パン王キムタック」第13話あらすじ

失明のリスク

ジングは意識を取り戻しタックを背負って病院に走っていきます。
簡単な検査の結果やけどは軽度だが眼球を損傷しており失明の恐れがあるという診断です。医者は大病院での精密検査を推奨しています。
病室で横たわるタックの目は包帯でぐるぐる巻きにされています。心配そうに見守るミスン、大将、ジング。意識が戻ったタックにミスンは明日大きな病院で再検査しようと言います。
皆に心配をかけまいとおどけているタック。こんなの大した事ないと皆の制止を振り切って目の周りにぐるぐる巻かれている包帯を振りほどきます。しかし全部とっぱらった瞬間痛そうな悲鳴を上げます。

切れ目

一方厨房の爆発現場ではまた金がかかるだのタックはわざわいの種だの大将の嫁さんとカプスおじさんがぶーぶー言いながら後片付けをしています。一方パルボン先生は厨房内を歩き回って厨房器具をひとつひとつチェックしています。そしてガス管の前で凍ります。ガスホースに切れ目が入っている事を見つけたからです。

怪しい電話

コソン食品室長室。室長が電話で話しています。『ああ。わかった。お金は指定口座に振り込んでおく。』
通話後室長は一人つぶやきます。『私はマジュンと君（若奥様）のためすべてをなげうって人生を捧げた。』

大奥様への挑発

大奥様の遺影写真がある部屋に入っていく若奥様。
遺影写真に向かってささやきます。『こんな事で私がぶるぶる震えるとでも思ったんですか、お義母さま。お義母さまは亡くなり私は生きています。ここまできて引き下がるつもりはありません。マジュンを跡継ぎにしますのでよく見ててくださいませ。』
そのささやきを部屋の外で聞いているマジュン。

マジュン、ユギョンの唇を奪う

大家さんに家賃3か月滞納でこっぴどく叱られるユギョン。玄関の向こうにマジュンが立っている。外に誘うマジュン。
連れていかれたのは高級クラブ。
ユギョン：前に服とかお金とか住む場所とかくれるって言ってたわよね。なにくれるの？
マジュン：それはお前次第だ。キスから始めるか、それとも一気に一晩二人で過ごすか。
ユギョン：キスして一晩共にすればあんたの女になれるんだ。ずいぶん簡単な事だこと。でもあんただけを見ていろとかめんどくさい事いわないでよ。それと私が心に誰を置こうが干渉しないでね。
マジュン：つまらんな。お前に対する興味が萎えた。
出て行くマジュン。だがいきなり振り向いてユギョンに近づき強引にキスする。必死に抵抗するユギョン。マジュンを引き離し涙目でひっぱたく。
マジュン：やっぱりな。うっかりだまされる所だった。キスなんて簡単なんだろ？ちがったっけ？次俺を振る時はもっとうまくやりな。
ユギョン：悪い奴。
マジュンを置き去りにして出て行くユギョン。

（ユギョンにやられっぱなしのマジュンはやっと一矢報いました。）

タックの心配事

パルボン先生は大将を呼びつけてガス爆発がガスホースの切れ目による故意の事件だという事を告げます。ただまずは目の治療、その次に犯人捜しと釘を刺します。この会話は口の軽いカプスおじさんが盗み聞きしてたのでスタッフ全員に知れ渡ります。
大病院に一緒に行こうと何度もミスンに言われるタック。その度に茶化します。でもあまりしつこいので金がないと言い訳します。金の事なら心配するなと横からでてきた大将。それでも断り続けるタック。いいかげん大将が怒り出したのでせっかく人間らしく生きるための目標ができたのにもし失明すると言われたら立ち直れないといい、二度と母さんの顔を見れなくなってしまうかと怖くて怖くてしょうがないと本音を語ります。

タックママを探せ

手紙の件何かわかったかと暴力団の頭目に確認する室長。『申し訳ありません。』
『若奥様』と書かれた宛名を見ながらチョンサンにいたキムミスンを探るよう指示を出します。生きているか死んだのか、もし生きていればその居場所など。
ホテルで会議に参加するク会長。廊下を歩いているタックママを見かけます。あちこち探しますが結局見失いました。
一方ある部屋で医者のユン先生がコソン食品の株を代理で購入してくれる人と協議をしています。ユン先生側の希望パーセントまで買い入れできるまでの日数は早くて1年、遅くて２～３年と代理人は説明します。ユン先生の後ろのすだれの向こうにタックママが座っています。『あと２～3年ですか。それまで私の目が持つかどうか。。。』（タックママは目が悪いようです。）

若奥様の不幸の始まり

若奥様は次女チャリムをリビングに呼びつけます。
若奥様：シンユギョンとかいう女の住所を教えなさい。これはあなただけでなくマジュンを守る問題でもあるの。
チャリム：マジュンはユギョンのタイプじゃないわ。絶対そんな事ないってば。
若奥様：お金の前ではタイプなんて関係ないの。早く出しなさい。あの目。あれは恐ろしい女に違いないわ。（鋭いです。ですが若奥様を脅かすほどの大物モンスターに化けるという事までは見抜いておりません。）悪い芽は早めに摘んでおかないと。

タックの夜逃げ未遂

ユギョンはタックに会いたくてパルボンベーカリーを訪れます。
同じ時間タックはこっそりパルボンベーカリーを抜け出そうとします。目は包帯をしたままで大きなバッグを手に持っています。しかしパルボンのスタッフはマジュンも含め全員タックの動きをキャッチしていて、こっそりとタックの後ろについていきます。
手探りで厨房まで行きそこでク会長仕込みのパンを包帯したまま手先だけで形成します。これでいいとつぶやき大きなお辞儀をして外に出ようとします。『何がこれでいいんだ？』と問いかける大将。『パンはグリルして味見してこそ良しあしがわかるんだ。』あれこれスタッフに指示してこねたパンを焼き上げます。
試食会でジングを除く全員がタックのパンをボロクソにけなします。（すみません、製作スタッフさん。タックが形成したパンと焼きあがったパンの形がぜんぜん違うんですけど。。。。）
『この程度の腕なら今から死ぬほど頑張っても2年で認定試験に受かれるかどうかよくわからん。』大将が2年後の認定試験受験にゴーサインを出した瞬間です。
『まずは病院に行け。調べもせずに怖がって投げ捨てになるな。問題が見つかればその時はその時だ。』と大将は言います。
その様子を厨房の片隅でじーっと見ていたユギョン。タックがみんなに愛され支えられている姿に涙します。黙ってそーっと出て行く姿をミスンに見られます。
追っかけるミスン。
ミスン：タックに会わないと。こっそり呼んでくるから。
ユギョン：ううん。いいの。目が回復したらタックにこれ渡して（紙袋をミスンに渡す。）
タックの目は絶対大丈夫よ。これ以上タックから神様が何かを奪ったらあまりにも不公平だから。私は神様を信じます。

ユギョン追い出される

ユギョンがソウルの家に戻ると荷物がすべて放り出されています。大家さんが来て『すまないね。あんたの部屋を家賃を2倍で借りてくれる人が現れたんだよ。私も食べて行かないといけないから。これ借りた人からあんたにって』コソン食品と印刷された封筒にお金が入ってます。

目が復活

大病院の眼科で治療を受けるタック。病院待機室でタックとタックママはすぐ近くに座りますがタックの包帯が取れていないのでタックは認識できません。
大病院での治療から丸一日たって包帯を外します。じっくり周りを見て『ミスン、お前太ったな。歯に引っ付いた唐辛子のカスも見える。』
ミスンはユギョンの預かり物をタックに渡します。中に調理人用の白い帽子とメッセージがはいっています。、帽子の内側には『製パン王キムタック』、メッセージには『この帽子があんたに幸運をもたらすわ』と書かれています。

ユギョンが消える

チャリムとの会話でユギョンの住所を母親が探していてそれを教えてしまったと知り空になったユギョンの元住み家や休学届を出してすでに在籍していないユギョンの大学などでユギョンを探し回るマジュン。
実家に戻って母親を責め立てます。
マジュン：彼女とはそんな関係じゃない。彼女はただの大学生だ。
若奥様：ええただの大学生よ。でもあの子はあなたにはっきりと影響を与えてるわ。今まで女性問題であなたはこうやってむきになったり怒鳴ったりすることなど今回を除き一度もなかったでしょ。あなたはあの子に振り回されているわ。
マジュン：僕を振り回しているのは母さんだ。僕にも自分の計画があるんだ。干渉しないでくれ。
若奥様：それは無理な注文ね。あなたはコソンの跡継ぎだからあなたの人生はあなた一人のものじゃないのよ。誰にもあなたの影は踏ませない。

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