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「警察授業」第15話あらすじ(ネタバレ)と感想

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目次

「警察授業」15話あらすじ(ネタバレ)

出来事あれこれ

チャンジェギュがソノも共犯者だと発言したおかげでソノが警察に拘束されました(のち釈放)。ソノ拘留中に養父が警察大学に行きソノを訪ねます。アポなし面会は許可がおりませんので門前払いになりましたがそれを知ったガンヒが校門にいるソノパパに会いに行きます。「君はあの時の。(ソノの家にガンヒが一泊した事があります。)ソノがいつも君の話をしている。無口だった息子をよくしゃべる子に作ってくれてありがとう。」彼はソノが好きな桃をガンヒや友達たちに一緒に食べろと手渡します。(このお父さんは「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」でもソンイェジンの父親役であったのを思い出しました。素朴な良いお父さんがぴったりはまります。)ガンヒはソノがドクマンと外部実習に行っていると嘘をつきます。

ソサンハク教官は上司にソノの無期停学を解除するよう頼みます。そして自分の辞表を差し出します。

クォンヒョクピル教官はソサンハク教官の部屋で「ハンジョンシク(ハン部長)と書かれたメモリーカードを見つけます。そしてチェヒス教官を訪れます。「座って。長い話になるわ。」

死亡宣告

(ここからは第14話のラストシーンからの続きです。)

廊下を歩くソサンハク教官。ドクマンとソノが近づきます。電話を受けるソサンハク。「病院です。ご子息のソミヌさんが死亡されました。」ソサンハクがよろめきます。支えるドクマン。息子さんの葬式が行われます。

ドクマンはソノにソサンハク教官の逮捕は葬式が終わるまで延期すると伝えます。ソノはソサンハク教官は何もしらなかったんだと主張しますが「何も知らないのは罪ではないのか?彼が不法賭博の運営者である事に変わりはない」とドクマンは答えます。

チェヒスの情報

葬式会場の前に車を止めているドクマンにチェヒス教官が訪ねてきます。「疑ってすまなかった。」「いいのよ、私こそ犯人の事黙っててすまなかったわ。私は自首するよう説得したわ。するとソサンハク教官にすべてを整理するまでまってくれと言われたの。待っている途中にあなたが介入してきたの。」

いつ後援会と不法賭博組織の関連性を知ったのかとドクマンが聞くとコ教授が逮捕され時とチェヒスが答えます。「コ教授の持ち物の中から夫の持ち物であるけやきの木ロゴ入りのハードドライブを見かけたの。のちほどハン部長に見せてほしいと頼むと知らぬ存ぜぬ、存在しないとつっぱねられたの。あの時確信したわ。」

チェヒスは後援会の発端と事故について簡単に話します。

けやきの木後援会は警察官を支援する目的でソサンハク、ソミヌ、そしてチェヒスの夫イジュウォンの3人が始めた。一人(イジュウォン)は死に、一人(ソミヌ)は瀕死の重傷を負う。10年前の事。

10年前の病院でのシーンを思い出すチェヒス。ソサンハクの妻がコ教授の胸を叩いて泣いています。「あんたみたいな人間を救うためにジュウォンとミヌがこんな事に。どうしてくれるのよ。」

(説明にはありませんが、恐らく3人で困った警察官を助けるために不正賭博を始め実際に運営はコ教授が担当。ただ他の競合勢力に目を付けられてコ教授が襲われ彼を守ろうとしてイジュウォンが殺され、ソミヌが昏睡状態になるほどの重傷を負う事になった。他の競合勢力はあくまでも私の推測です。)

ドクマンは5年前に何故支援会の記念写真にチェヒスが写っていたか聞き、一時中断していた後援会の活動を再開するというのでソサンハク教官に誘われて参加したが、それ以降は支援会に関わってないと答えます。それ以上関われば互いに彼女の夫イジュウォンとソサンハク教官の息子ソミヌの話に触れなければならなくなるからです。

ソサンハクがもたらしたもの

葬式後呆然とイスに座っているソサンハク。食事のお盆を持って近寄るドクマン。ごはんを食べないと不正賭博組織の実態をきちんと供述できないですよと言います。

「私はソサンハク教官を理解できません。たとえ警察官たちを救うためだったとしても公権力を使って犯罪を行ったのは事実ですから。だから弁明はしないでください。」

「あなたが運営する賭博組織を追及してキムウンジュ(ドクマンの婚約者)という刑事が死にました。それを正義だと信じたチョルチンは今刑務所にいます。そして服役し過去の罪を清算したコ教授を再び犯罪に引きずり込みました。そしてハン部長のような悪徳警察官を作り上げました。」

ハン部長拘束

ドクマンの部署のチーム長はハン部長を黒と判断。チュ刑事や他の部下にハン部長を捕まえるよう指示。彼の賄賂を証明する資料は確保したが彼と不正賭博組織を関連付ける証拠はない。「拘束すれば2,3ほこりが出るだろう」とチーム長は言います。

地下駐車場で帳簿を含めあれこれ荷物を車のトランクに入れるハン部長。そこにチーム長メンバーたちが彼を捕まえにきました。彼は走って逃げまわりますがそこに車でやって来たクォンヒョクピル教官が彼を軽くぶつけます。よろめくハン部長。

クォン教官は彼とソサンハク教官の会話を録音したファイル(ハンジョンシクメモリー)を車のスピーカーから流します。

「この度は警察の顔に泥をぬるような事をして申し訳ありませんでした。すぐに自首します。」

「いや、そうではない。不幸な警察官のためにやってる事だろ。私も支援するので毎月約100万円を私の口座に振り込みなさい。」

チーム長はハン部長に手錠をかけます。「わたしは無実だ。全部ソサンハクがやった事だ」というハン部長の手錠をさらにきつく締めてチーム長は彼をいじめます。

自殺阻止

翌日の明け方ソサンハク教官は葬儀場の屋上から飛び降り自殺をしようとします。しかしソノに止められます。ソノはソサンハク教官が自殺するかもしれないとい予感をもっていたので陰で張り付いていました。

「私も犯罪を犯しました。不正賭博組織からハッキングでお金を抜き取り父親の治療費用に充てました。父親のためしょうがなかったと自分を正当化しましたがドクマン教官に法は甘くないと言われました。今日の教官の姿を見てドクマン教官の指摘が正しい事を実感しました。」

「逃げたからと言って罪が消えうせるわけではありません。ソ教官が模範を見せてくれてこそ私がそれを手本にこれからきちんと生きていけます。」

そこにドクマンが現れソ教官を逮捕します。

取調室ではソサンハク、コ教授、パクチョルチンはそれぞれ罪を認めますがハン部長とチャンジェギュは白を切ります。

ガンヒとの再会

停学処分が解除され大学に戻ったソノ。廊下で偶然ガンヒと再会します。1週間ぶりです。

ソファに座る二人。「多少不便はあってもあなたを避けていればなんとかやれると思っていたの。でも実際はすごくつらいの。」

「ごめん。すべて僕が悪い。不正賭博組織の連中を全部つかまえて事件を解決すれば君の横に堂々と座れると思ってた。でもそうじゃなかった。実は」

「明日外出日よね。朝の11時に校門で待ってるから。」

ソノとガンヒは大きな森の公園を散歩しています。「ここはね。離別の場所なの。お母さんが捕まって刑務所に送られる前におばあちゃんと二人で母を見送る場所。そして長い事待って、ここで再開して。今度はあなたの番ね。」

「僕は君と別れたくないんだ。でも。。。」「あなた、私の話聞いてないわね。ここは別れを告げて待っている場所だと言ったでしょ。」「だから戻ってきて。そしてここで又会って!」

自主退学

机の上でソノの退学願い申請書を見つめるドクマン。ソノが退学願いを出した時のやりとりを回想します。

「ドクマン教官の横にいていつもすまないと思いながらも感謝をしていました。幸せだったです。」「おい。お前。ばか。やめろ!」「獏がソサンハク教官に葬儀場の屋上で言った事は本心です。」

次の日ソノは大学から姿を消します。彼の荷物は残っておりません。

空っぽになったソノの机を見てルームメイトのミンギュは彼の言葉を思い出します。

「これからガンヒやジョンウク、ボムテと仲良くやってくれ。それと次会った時には俺たちも友達になろう。」

ガンヒの机の上にはソノがプレゼントした安物の腕輪が置いてあります。

「警察授業」15話 感想

このドラマの視聴率は第1回から15回まで5.2から8.5%を行ったり来たりです。及第点ですが興行的には大成功とは言えない数字です。でも個人的には楽しかったです。まず終始一貫してテーマがぶれませんでした。この作品のテーマはソサンハク教官が最後の授業で言った言葉「犯罪者には絶対正当性を与えてはいけない。それがたとえ家族、友人、恋人であろうと。。。」このテーマをベースにほとんど知られていない警察大学の内部の様子、若者たちの青春群像、不正サイバーギャンブルの実態をかみ合わせて飽きさせることなくストーリーを展開させました。画像も音楽もいいです。犯罪者たちは全員つかまりあとはソノが過去に犯したハッキング犯罪とどう向き合うかの課題だけが残りました。

第15話はドクマンが電話の話を聞きへんな顔をした所で終ります。韓ドラでは話を盛り上げるために最後の最後に何か突拍子もない展開を見せる事があります。やらなければいいのにと思わせる勇み足です。最終回はソノの話をうまくまとめる事に集中させ、変な方向に進まないよう願っています。

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