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「記憶~愛する人へ」のレビュー、見所、あらすじ、裏話

目次

あらすじ

あらすじ VIP専門の高級法律事務所で働く敏腕弁護士パクテソク(イソンミン)はテレビ番組で自分の法律相談コーナーを持つほどの人気者だが結果を出すためにはどんな汚い手もいとわない悪い男。ある日仕事の途中で交通事故を起こしレントゲン検査を受けた結果初期段階のアルツハイマーを患っている事を知る。40代半ばにしてタイムリミットを知った主人公はそれまでの人生を振り返り残りの時間をどう使うべきか、何をやり残したか、悔いが残るのは何かを考えるようになります。

見所

見所 従来のアルツハイマー系ドラマはある人間の病状の進化、深刻化とその人間を取り巻く人たちの心温まる姿がテーマになる事が多いですが、このドラマはアルツハイマーを人生計画を狂わす否定的なものだけでなく、人生をやりなおさせるきっかけを与えた肯定的なツールとしても描いております。制作スタッフのこの発想の逆転が面白いです。何はともあれイソンミンの正気と幻想を使い分ける演技が神がかっています。

予告

口コミ情報

レビュー統計:アマゾンプライムカスタマーレビュー26件の評価は星5つ89%、星4つ11%、星3つ0%、星2つ0%、星1つ0%。

高評価したレビューアーの声

素晴らしいドラマです。人生で観た最高傑作ドラマ、と言っても過言ではありません。
日本でもリメイクされて、それなりに評価を得ているようですが、全く比較になりません。
どの俳優・女優さんも素晴らしい演技です。
イ・ソンミンさん、ゴールデンタイム、ミセン、そして、この記憶。役柄はそれぞれ異なりますが、いつも熱いですね、私も中年ですが、彼が演じた役柄のオジサンになりたいです。
私は、拘留されているひき逃げ犯にかけた、母の最後の言葉が心に響きました。皆が苦しい思いをした、けれどもこれからは希望になって欲しい…、いい言葉ですね。

(引用元)

感想

いいとこ、微妙なとこ

特によかったのは同僚、家族たちの対応でした。わざとらしくなく、自然で、尚且つ主人公が傷つかずに良い方向に進むよう配慮します。自分だったらこんな神対応はできないだろうなと思ってしまいました。演技もさる事ながらセリフのうまさが際立っています。

序盤主人公がかなりあくどい事やってたので彼にはあまり感情移入できませんでした。ただ彼の周りの人たちには癒されました。結構重い話なのでさらさらっと見れません。

ZEROの星感情

裏話

視聴率は低いが評価は高い

「記憶~愛する人へ」の視聴率は3%台。ケーブルなのでそれほど悪くない数字ですがこのドラマの前に同じ局、同じ時間帯に放映された「ああ、私の幽霊様」「2度目の20歳」「応答せよ1988」「シグナル」が4連続ヒットだったので低視聴率のイメージは免れません。しかし出演者たちの演技力、脚本、演出の三拍子が揃った秀作との声も高いです。毎日経済というウェブ新聞は「視聴率は別として拍手を送るべき作品」とするタイトルの記事でこのドラマを称賛しております。

リメイク版は中井貴一主演

日本でリメイク版がフジテレビで2020年に放映され主演に中井貴一、彼を支える美人秘書に今田美桜、妻に優香、前妻に松下由樹が出演しております。

アルツハイマー症とは

アルツハイマー病は、不可逆的な進行性の脳疾患で、記憶や思考能力がゆっくりと障害され、最終的には日常生活の最も単純な作業を行う能力さえも失われる病気です。 ほとんどのアルツハイマー病の患者では、60歳以降に初めて症状が現れます。 アルツハイマー病は、高齢者における認知症の最も一般的な原因です。

(引用元)

日本と韓国のアルツハイマー患者数

平成29年度高齢者白書によると、2012年は認知症患者数が約460万人、高齢者人口の15%という割合だったものが2025年には5人に1人、20%が認知症になるという推計もあります。(引用元)

韓国の痴ほう症発生率は65歳以上で9~10名に1名で推測される。1990年には20万名、2020年には50万人に達すると予想される。(ネタ元原文)

2021年現在日本の人口は1億2千600万人、韓国は5千182万人。

キャスト&スタッフ

主役パクテソクを演じるイソンミン。どんな役もうまくこなせる神演技で定評があります。

パクテソクの秘書ポンソンヒを演じたユンソヒ(左から2番目)。ポンソンヒは誰にたいしてもつっけんどんだがパクテソクにだけはいつも忠実。パクテソクの異変に誰よりも先に気づきます。入社面接時に「法は信じないけど正義はある」と答えてパクテソクに気に入られる。

パクテソクのパートナーに任命された新米弁護士チョンジンを演ずるのは韓国アイドルグループ2PMのメンバーイジュノ。ソウル大法律学科を主席で卒業した秀才。弱者の人助けを弁護士の仕事と信じる彼はパクテソクのあくどいやり方に嫌気がさして辞表を提出。だがパクテソクは入社契約金のリミットまで会社に残るよう説得。そうこうしているうちに彼の人間的な魅力にひかれてサポートするようになります。

パクテソクの妻ソヨンジュを演ずるキムジス。アルツハイマーでたとえどんな困難が待っていようとパクテソクをサポートしていくと決心する立派な妻。

演出パクチャノンと脚本キムジウは「魔王」「復活」「サメ」の復讐3部作を手掛けたゴールデンコンビ。2016年にケーブルtvN局にて初放映。全16話。

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