「Skyキャッスル」のあらすじ、見所、口コミ、感想、裏話、登場人物

「Skyキャッスル～上流階級の妻たち」第16回目の視聴率は19.2％でそれまでケーブル放送3位だったイビョンホン主演の「ミスターサンシャイン」（18.1％）を抜き、第16回目の視聴率は19.9％でそれまでケーブル2位だった「応答せよ1988」を抜き、第18回目の視聴率は22.3％でそれまでケーブル1位だった「トッケビ」最終話20.5％を抜き歴代トップとなった。最終話でさらに伸ばし23.8％を記録。Skyキャッスルの第一回視聴率は1.7％でしたので驚異的な伸び率です。

Skyキャッスルは2019年のドラマ関連賞を総なめ。

2021年7月時点のケーブル放送視聴率ランキング第一位は「夫婦の世界」、第二位は「Skyキャッスル～上流階級の妻たち」、第三位は「梨泰院クラス」となっております。

「Skyキャッスル～上流階級の妻たち」の総製作費は75億ウォン（約7億5千万円）。全20部で一話につき3～4千万円の計算。約7億5千万円という数字は2018年下半期で最も低予算のドラマになります。Skyキャッスルと同じ放送局JTBCで2018年9月に放送を完了した「ライフ」の制作費用は約10億7千万円。ケーブルtvNの「アルハンブラ宮殿の思い出」（2018年10月～11月）は約20億円、「ボーイフレンド」（2018年10月～11月）は16億円。

（ネタ元原文）

• 第17話の台本が放送前に流出し、証券関係者たちなどの手に渡った。番組側は真相究明すると宣言したが流出者はわからずじまい。
• 本ドラマのタイトルは最初「プリンセスメーカー」だったがのちに「Skyキャッスル」に変更された。ちなみに「上流階級の妻たちは日本配給バージョン用に作られた物。」
• このドラマで注目を浴びる事になった「入試コーデ」という職業に対し地上波SBS局は「そこが知りたい」という番組で特集を組んだ。
• Skyキャッスルはセットでなく実際に一般人が住む建物。場所は京畿道ヨンイン市。
• 番組終了翌日に組まれたSkyキャッスルの出演者たちのトークを中心とした特別番組は7.3％の高視聴率を記録。
• この番組の影響を受けてか韓国教育庁と警察は不当な高額報酬を受けるコーデや脱税について集中調査を行うと発表。

（ネタ元原文）

※ドラマ「Skyキャッスル」は日本のオンデマンドでは全36話となっておりますがオリジナル版は全20話ですので後者基準の視聴率を記します。

主人公ハンソジンは狂信的教育ママグループのボス的存在。2女の母。子供たちを名門大学に入れる事を人生の目標と考え、その目的のためならどんな汚い事もいとわない。銀行頭取と名家出身の母親を持つと自慢するが実はどん底の貧困家庭で育つっていてそのコンプレックスが強い。演じるのはヨムジョンア。1991年のミスコリア。同年ミスインターナショナルで3位。主役ではない重要な役どころというのが彼女の定番ポジション。ブレイクは2018年の映画「完全な他人」とドラマ「Skyキャッスル」。一気に知名度が上がる。プライベートでは整形外科医と結婚。1男1女の母。 (写真出典元：Flickr）

ハンソジンの夫で外科医のカンジュンサン（左写真右上）。ソウル大学医学部に成績トップで合格しプライドは高いが内実は優柔不断で実践に弱いだめ男。演ずるのはチョンジュノ。ハンサムだし演技力も高いが出演作品を選ぶ目がないので同世代人気俳優たちに比べだいぶ認知度が落ちると言われている。また演じた役の台本に女性差別の表現が含まれていてそれを描いた脚本家ではなく彼がバッシングに合うという不運も。ただし副業で彼が共同代表を務めるゴルフウェアブランドは絶好調で年商50億円を誇る。 (写真出典元：Flickr）

本ドラマの影の主人公イスイム。医者である夫の転勤に伴ってSkyキャッスルに入居。狂信的ママグループの指導を児童虐待と判断し、あの手この手で子供たちを救おうとする。童話作家。テッコンドー4段。野放しにしているが高校生の息子は学年成績トップ。主人公ハンソジン とは幼馴染。当然彼女が貧しい家庭出身だと知っているがなんとも思っていない。過去をばらされるのではないかと恐れるハンソジンはあの手この手でスイムを追い出しにかかるが「あなたじゃ私に勝てないわよ」とさりげなく自然に言う所がかっこいい。演ずるのはイテラン。1997年からSBS, KBS、MBCの地上波3局でコンスタントにドラマ出演している女優。彼女を特に有名にしたドラマ作品としては「結婚の女神」「家内の資格」などがある。ベンチャー起業家と結婚 。 (写真出典元：Flickr）

スイムの夫ファンチヨンで凄腕の医者。医術より仁術を先に考える。患者にもスタッフにも人気がある。政財界の名士たちともつながりがあるので病院長からも一目置かれている。演ずるのはチェウォンヨン。2002年デビューだが注目をあびたのは2013年のドラマ「百年の遺産。」以降いろんなタイプの父親役を演ずる事が多い。「ドクタープリゾナー」でラスボスを演じ新しい演技幅を開拓。遅咲きではあるがその演技力には定評がある。2014年俳優シムイヨンと結婚。2女の父親。 。 (写真出典元：Flickr）

仏文科博士課程まで修了させたが教授にはならず子育てに選任する良妻賢母ノスンヘ。最初はハンソジンの教育グループメンバーだったがイスイムの出現で悪夢からさめ子供側から物事を理解しようと努める。演ずるのはベテラン女優ユンセア。「パリの恋人」「秘密の森」「紳士の品格」など名作には出演しているが認知度はいまいち。三角関係や悪役などが多かったがSkyキャッスルで一気にお茶の間に知られるようになる。 (写真出典元：Flickr）

スンへの夫チャミンヒョク、法律分野の教授。封建的、家父長的考えの持ち主。そんな父親に反発した長女は不良になる。受験ライバルが事故や病気でくじければ喜べと教えられる二人の息子たちはどんどん父親を遠ざける。そして妻スンへが子供たちに味方に付いた事によりどんどん孤立していく。演じるのは「太陽の末裔」や「トッケビ」で日本でも知っている人が多いキムビョンチョル。デビューは2003年とキャリアは長いが下積み生活が長い。「太陽の末裔」出演以降あちこちから本格的な仕事の声がかかるようになる。 (写真出典元：Flickr）

ハンソジンの妹分的な存在。夫ウヤンウがハンソジンの夫カンジュンサンの助手医者なので不満はあっても我慢している。ただ後半になっていろいろな事件がありハンソジンと不仲になるが結局は仲直りする。演ずるのは味のある脇役が多いベテラン俳優オナラ。元々はミュージカル出身で劇団四季にも3年間在籍し、「マンマミーア」にも出演している。日本語ペラペラ。 (写真出典元：Flickr）

受験合格率トップを誇る完全個別教育指導塾の社長キムジュヨン。精神を病んでおり教え子たちを親に反発するよう仕向け自分のいいなりにコントロールできるように持って行きます。背筋が凍るほどの冷たさを感じる彼女の熱演が本作品みどころのひとつです。演じるのはイソヒョン。有名女優だが悪役が多い。「Skyキャッスル」で再ブレイク。最近仕事のオファーが殺到。