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「チュノ」のあらすじ、見所、口コミ、感想、裏話、キャスト

目次

「チュノ」のあらすじ

あらすじ 日本の歴史で見れば日光東照宮を建てた事で特に有名な徳川三代目家光治世の時代です。清国との戦争で疲弊した朝鮮国では生活に行き詰った農民たちが続々と地主の奴婢(奴隷)に転落。下僕生活に疲れ逃亡した奴婢を捕まえる狩人チュノ(推奴)を軸にストーリーが進みやがて予期せぬ腐敗官僚たちとの対決に発展します。
チュノ側の中心はワイルドでワルっぽい魅力満載のチャンヒョク扮するイテギル。追われる側の中心はオジホ演ずる陰謀によって奴婢に落とされた大将軍ソンテハ。そしてこの二人が愛する女性オンニョンをイダヘが演じます。

「チュノ」の 見所

見所 この作品は会話の洗練さよりストーリーの展開力や俳優たちの演技力が特に目を引きます。特に主役チャンヒョクの目力がすごく目だけでイテギルが持つ悲しさ、虚しさ、寂しさ、怒り、全部視聴者に伝えます。もうひとりの主役ですらーっとした長身、若き日の草刈正雄を思い起こさせる正統派イケメンオジホの華麗なる大刀振る舞いもいいです。
視聴者をはらはらさせたりやきもきさせたりするタイミングが絶妙です。最初から最後まで目が離せません。根底に流れるテーマは社会の不条理、人間の悲哀、一途の愛です。韓国の平均視聴率31.7%。全24回。

チャンヒョクの目力映像

「チュノ」 の口コミ情報

レビュー統計

アマゾンカスタマーレビュー「チュノ」視聴者53人の評価は以下となります。星五つ58%、星4つ9%、星3つ11%、星二つ7%、星一つ16%。

高評価のレビューアーのコメント

5回目を見終わりましたが、毎回切なくて涙します。その都度新たな気づきがあり、本当に良くできたドラマだと感心します。

また映像や音楽もとても良いです。

私の中では「チャングムの誓い」とともに韓流ドラマダントツNo.1です。

(引用元)

チュノの豪快な戦闘シーン

「チュノ」 の感想

いいとこ、微妙なとこ

ストーリー、展開力、音楽、映像美、演技、アクションなど5拍子も6拍子も揃った歴代の名作に数えられる作品です。ユニークなキャラがたくさん出てくるのも特徴のひとつ。ストーリーの面白さ、豪快なアクションを望む方には無条件でおすすめ。

殺しや血しぶきが飛ぶシーンが多いです。
恋物語も大きな柱ですがすごくせつないです。

ZEROの星感情

「チュノ」の裏話

見る前に読めばチュノをもっと理解できる情報

チュノでは当時の王様が自分の孫を殺すために放った刺客側と孫を守ろうとするチャンヒョクとオジホ側の攻防がストーリーの柱になりますが、なぜ孫を殺そうとしたのかの歴史的背景がそれほど詳しく描けれていないので説明いたします。

清国の関係で見る歴史的背景


チュノの舞台は年代で言えば1630年前後の数十年で朝鮮に大きな影響を及ぼす隣国中国の覇権が明王朝から清王朝に移る頃。時の王様は仁祖。彼は異母兄である光海君をクーデターで追い落として王座に座った人間。光海君(「ドラマ華政」の主人公)は明と清の攻防を横目で観察しながらどっちつかずでうまく立ち回る天秤外交を展開しましたが彼を追い落とした仁祖は明国支持一辺倒の立場を維持します。覇権争いの結果は清国の勝利。
清を毛嫌いする仁祖は清王朝樹立後も服従せず清との大戦争を朝鮮国内で2度に渡り展開。結果は朝鮮側の惨敗で国内経済は破綻。年貢を納められなくなって奴婢(奴隷)に転落する農民が続出。生活に耐えきれず逃亡する奴婢を捕まえるチュノ(奴隷ハンター)のお出ましとなります。こちらの攻め手の主役がチャンヒョクです。

ソヒョン世子の悲劇

一方仁祖は敗戦の責任を負わされ長男であるソヒョン世子(お世継ぎ様)を人質として清国に差し出します。ソヒョン世子は清国の近代化を目の当たりにして国の立て直しを決心。朝鮮の近代化に向けて自国に取り入れるべき清国の良い部分を学び、政界、財界、軍との人脈を広げていきます。
清国での8年間の人質生活を終え帰国したソヒョン世子は自国の改革に着手する準備をします。清国憎しの仁祖はソヒョン世子の考え方を清国かぶれと憎悪し帰国から2か月で子供と一緒に毒殺します。この部分はドラマ「馬医」でも描写されております。ソヒョン一家唯一の生き残りの三男をソヒョン世子の側近や部下たちが追及の魔手から守ろうとしますが守り手の主役がオジホです。
話が進むにつれ攻め手と守り手二つのテーマが絡まって一つになります。

型破りの撮影

韓国での平均視聴率31,7%と歴代大ヒット作として数えられるチュノが成功した要因のひとつにその独特なカメラワークが挙げられます。
チュノ撮影スタッフたちは撮影にあたり3つの事を決意します。①今までロケ撮影が行われてない絶景を見つけて撮影する、②韓国全土のいろいろな場所で撮影する、③いい映像を撮るためどんな苦労もいとわない。

重い機材を担いで急斜面によじ登る、川の中でずぶ濡れになりながら撮影などいろいろな撮影秘話があったそうです。
撮影に使ったカメラは当時としては最先端のアメリカ製レッドワンデジタル。

「チュノ」 のメインキャストとスタッフ

チャンヒョクが演ずるのイテギルは生き別れになった最愛の恋人オンニョンを探すためチュノになり全国を渡り歩く。

オジホが演ずるのはソヒョン世子の側近ソンテハ。朝鮮国大将軍でありその名は清国にも轟いているが陰謀により奴婢に転落。

イダヘが演ずるのは貴族身分のイテギルの家の奴婢オンニョン。若様イテギルとは身分の差を超えて相思相愛の仲に。しかし運命のいたずらで離ればなれになります。

脚本は「逃亡者プランB」「7級公務員」のチョンソンイル、演出は「K2」「逃亡者プランB」のクァク・ジョンファン。

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