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「商道」のあらすじ、見所、口コミ、感想、秘話、登場人物

目次

「商道」のあらすじ

あらすじ 時代は朝鮮国後期。日本の年表で見れば黒船でペリーが来るまでの60年くらいの間のお話。場所は朝鮮国北側の清国との国境地帯。そこの大きな商店で丁稚入りし成功に成功を積み重ねた青年がついには国税の半分以上を収めるほどの桁違いの大豪商になる実話をベースとしたストーリーです。彼は今でいうサムスンやヒュンダイなどの財閥が束になっても勝てぬほどの富を築き上げますが晩年自分の財産のほとんどを一般庶民の生活に密着した公共事業に寄付し、使い果たします。又彼が貸し付けていた貧民への借金もすべてチャラにします。

「商道」の最所

見所 ストーリーは半沢直樹的展開。ライバルたちがあらゆる汚い手を使って主人公をつぶそうとしますがいつも土壇場でで逆転満塁ホームランを放って災難を福に変えます。
主人公イムサンオク(イジェリョン)を支えるのは4人の美女たち。彼女たちとの恋の行方も目が離せません。
演出はホジュン、チャングムの誓い、トンイなど歴史時代劇ドラマの大御所イビョンフン。「商道」は彼の初期作品。彼の作品は早期であればあるほど完成度が高いのでチャングム、ホジュンファンなら必見。

予告編

「商道」の口コミ情報

レビュー統計

アマゾン「商道」DVD Box1の11名の評価は以下となります。星五つ83%、星4つ17%。

高評価レビューアーの声

(引用元)

今から200年ほど前、お隣の韓国で商道の道理を貫き、朝鮮一の富豪となったイム・サンオクの波乱万丈の人生を描いた歴史大作だ。恋愛物が多い韓国ドラマの中で、商売とは、
お金(財)とは、人の道とは、そして商道とは、、、と今までに見たことのなかった
「ビジネス」を真正面から描いているところが非常に面白い。

商品情報偽造、リストラ、、、と世の中何を信じていいのか分からない時代、
そんな暗い時勢の中だからこそ、「商売とは、人を稼ぐことであり、人を残すことである」
「財とは水と同じで平等であり、人は正しい枡と同じである」(水のように平等であるべき財物を独占しようとする商人は、その資産により悲劇を迎える)、という作品のテーマは本当に心を打つ。

原作の小説は、韓国のビジネス書としてベストセラーになったという。私も読んでみたが、ドラマは、イム・サンオクの人生を土台にしているが、かなり異なっている。あの原作を50話のドラマに纏め上げた脚本家の力量は素晴らしい。主役のイ・ジェリョンも、脇役たちも、また彼を取り巻く女性群もしっかりしている。

料理をテーマにしていたチャングムも良かったが、私は、舞台や、人物の描き方、そして何よりも、「財」というテーマを扱っている点で、商道の方が面白いと思った。韓国では、社員に読ませたいということで原作を一括購入した企業が後を絶たなかったと聞いているが、このような骨太のドラマは、今のような世の中だからこそ、広く、沢山の人に見ていただきたいと思っている。

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「商道」の 感想

いいとこ、微妙なとこ

ビジネスでどう成功するかだけでなく、ビジネスにどういう姿勢でのぞむべきかを教えてくれる秀作。商売とはお金ではなく人を残す仕事と教える師匠の言葉は目からうろこ。50話と少し長いですが毎回ドキドキハラハラの見所があります。
朝鮮人参というものがこれほど貴重で価値が高いものである事を初めて知りました。

画像サイズはテレビサイズでスクリーンサイズではありませんでした。
商売での大成功部分を大々的に取り上げるのはいいのですが彼が晩年施した功徳は最終話にさらさらっと出てくるだけで深く掘り下げられておりません。最終回にいろんなものを詰め込みすぎ。

ZEROの星感情

「商道」秘話

嘘のような本当の話(ネタばれ)

歴史ドラマでは話を盛り上げるため事実ではない想像のエピソードを反映させる事が多いですが「商道」ではイムサンオクの嘘のような本当の話が多くちりばめられています。

本当の話1

イムサンオク率いる商団は毎年国が国民から徴収する税金総額の半分以上を支払っていた。

本当の話2

イムサンオクが大豪商となるきっかけとなったのは北京における朝鮮人参売買の命がけの大勝負。事前談合で示し合わせて捨て値でお目当ての朝鮮人参を買い取ろうとする清国商人に対し、イムサンオクは彼らの目の前でそれらの多くを燃やしてしまいます。朝鮮人参なしでは商売が成り立たない清国商人はイムサンオクの言い値で泣く泣く買わされるはめに。朝鮮人参を燃やせば燃やすほど希少価値となり値が暴騰するという逆転の発想。この事件によりイムサンオクの商団は国から清国との朝鮮人参独占取引をまかされます。

ドラマで朝鮮人参を燃やすシーン(中国語)。演技だけでも何が行われているのかよくわかるはずです。

本当の話3

イムサンオクは晩年国民のための橋づくり、井戸掘り、堤防づくりなど公共事業に全財産を寄付します。またイムサンオク商団が民や百姓に貸し付けていたお金の証文をすべて焼き捨てて返済なしでチャラにしてしまいます。
『川の水がとめどなく流れ続けるように財物もひとつの場所に留まってはいけない`。人間は計りマスのように平等でなければならない。(財上平如水 人中直似衡)』これはイムサンオクが座右の銘とする言葉で、水が同じところに留まっていれば濁って腐ってしまうように財物も一人の人間の手に集中してしまえばやがては腐敗が発生する。そして人間はみな平等だとするいう自分への戒めです。

「商道」の登場人物

イムサンオク(イジェリョン)は韓国、朝鮮史の中で一番成功した実在の大商人。人間の器が大きくいつも弱者をいたわる気持ちを持っている。彼のボランティア精神に感動した王様は彼に貴族としての最高位である正一品官位を授けます。

ホンドゥクチュ(パクイナン)は中国との国境地帯で朝鮮人参の交易をおこなう湾商の豪商でイムサンオクの師匠。イムサンオクが商売の道しるべとする「商売とはお金でなく人を稼ぐ事」を教えた人。商売人としての引き際もあざやか。

タニョン(キムヒョンジュ)は 湾商のライバル松商の後継者。イムサンオクとはロミオとジュリエット的な仲。

チョンチス(チョンボソク)はイムサンオク最強のライバル。 貴族出身でものすごく頭の切れる男。松商に所属。イムサンオク憎しで次々と悪事に手を染めていきます。

ユンチェヨン(キムユミ)はイムサンオクを愛する貴族の賢い娘。イムサンオクの危機の際に貴重な情報を数度に渡り提供し、彼を窮地から救います。彼女の一途の思いが切ないです。

松商の豪商パクチュミョン(イスンジェ)。商売のためなら悪に手を染める事もいとわない商人。自分の不正を隠すためイムサンオクの父親を罠にはめて死に追い込んだ事からこの人の人生の歯車が狂う。

ハン氏(ナムニ)はイムサンオクの母親。学はないが何が正しいかをわかっている賢者。イムサンオクは彼女と ホンドゥクチュの共同作品とも言える。息子のお金や力を借りる事を忌み嫌う。お金持ちになっても体を使って働く事を惜しまない。

チャンメイリン(ハンヒ)。清国一番の豪商の正妻。遊郭に売り飛ばされた彼女を救った事からイムサンオクの運命が大きく開く。

その他イヒド(写真)、メンサンフン、ソングイヒョン、ナソンギュン、ユンガプス、チェラン、チョンホグン、シングク、チョンドンファン等「ホジュン」「チャングムの誓い」等に出演したイビョンフンファミリーのメンバーたち総動員。

脚本は「ホジュン」「オールイン」「朱蒙」など韓ドラ第一次黄金時代をリードしたチェワンギュ。演出は「ホジュン」「チャングムの誓い」など韓国時代劇の大御所イビョンフン。2001年作。全50話。

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