ミュージックビデオで振り返る第7話(ユヨンソクソロ)
賢い医師生活2第7話のあらすじ(ネタばれ)
※各サブタイトルはこのブログ独自の物です。
朝の回診
ジョンウォンは子供の患者と対面している。何か質問するとその都度子供には発言させずに自分で答えてしまう子供のお母さん。小学校6年生だから十分自分の様子を伝える事ができると母親をだまらせ子供患者に直接話をさせます。すらすらと自分の症状や希望を伝える子供患者。通院を1か月スパンから3か月スパンに変更すると伝えるジョンウォン。先生とあまり会えないのはつらいけど1か月から3か月になったのは病気が治っている証拠なのでもっとうれしいと答える子供患者。
イクジュンは肝移植手術予定の女性患者、患者の両親、患者の兄と話をしている。肝臓を提供するのは検査で患者と相性がよいとされた父親。今患者の状態が手術にはベストでないので状態を安定させて4~5日後に手術を行うと伝えます。
コミュニケーション力
イクジュンはソンファと一緒に食堂のほうに歩いています。すれ違いざまに病院1階にある美容院のママ、掃除のおばさんなどがイクチュンに親しげに話しかけてきます。食堂でごはんを食べていると怖い顔のスーツ男もイクチュンに笑顔を見せ親しげに話しかけます。彼は原則主義でおっかない事で知られる病院正面玄関のセキュリティガード。ソンファや他の医者たちはいつも苦虫を噛み潰したような顔をする彼があんな明るい表情をしているのは初めてだと驚きます。
キャンプ
庭でウジュの子供ダンス動画をタブレットを通して楽しむイクチュン。そこに二つのコーヒーを持ってきたソンファ。「明日ひま?めったに取れないキャンプ場の予約がとれたんだけど。。。」(ソンファの趣味はキャンプ。)速攻でウジュに電話してキャンプに行こうと言う。大喜びのウジュ。
キャンプ場で火を起してラーメンを食べるイクジュンとソンファ。だがウジュはその輪に入らず一人深刻な顔をして悩んでいる。実はガールフレンドのモネと喧嘩したのだ。
心配事
シニア仲良しでお茶友達のジョンウォンママとチュ理事長は野原を散歩している。よく歩くのは長生きしたいからでなく子供たちに迷惑をかけたくないからだを作るためというジョンウォンママ。そこにジョンウォンから電話が。「母さん、どうしたのよ。今日はソヒョン(ジョンウォンママの姪っ子)の結婚式じゃない!」今から着替えても式に間に合わない。落ち込むジョンウォンママ。慰めるジョンウォンとチュ理事長。
ギョウルの嘘
病院の部屋にいるギョウル。ジョンウォンから電話が。「結婚式どうでした」と聞くギョウルに夕食を一緒に食べようと誘うジョンウォン。今日は当直だからと残念そうに答えるギョウルだがジョンウォンが同じ部屋から電話で話しているのに気づく。実はジョンウォンはギョウルのためにのり巻きとたくさんのおかずを持ってきていた。ごはんを食べながらギョウルは先輩たちの彼氏とうまくいっているのか、結婚予定はないのかという問いに嘘をつき続けなければならない自分がつらくなってきたと話します。その事については次の日曜日の教会デートでじっくり話そうとジョンウォンは答えギョウルは幸せそうな表情を見せます。
不運な接触
チュミナは弟が病院まで会いに来たというのでカフェに。カフェではジョンウォンママとソクキョンママがお茶を飲みながらギョウルの話などで盛り上がっている。会話をしながら口紅を塗りなおすソクキョンママにコーヒーを運ぶミナの腰がぶつかっりその拍子でリップスティックがずれてソクキョンママの口元に塗られてしまう。ミナは三度簡単に謝ってそこを立ち去ろうとしますが、「ちょっとまちなさいよ」とおっかない顔のソクキョンママ。「あんた、ぶつかっておいて謝らないの?」「すみませんでした。でもおばあさん。私さっき謝りましたけど。」「あんなのが謝罪なんてまったくいい世の中ね。」「ところでおばあさん。私たち知り合いでしたか?何故命令口調なんでしょう?」「私の息子よりも若いのに丁寧語を使わないのが何が悪いのよ?それと私をおばあさんですって?」
あわててミナをあっちに行かせソクキョンママをトイレに連れて行くジョンウォンママ。口紅を落としながらソクキョンママは「世の中にあんな娘がいるからソクキョンの結婚相手は私が決めなければならないの」と毒づきます。
神経質な男
ナースセンターを訪ねる男。父親が肝臓を提供する肝移植患者の兄です。何故しょっちゅう妹を診に行かないのか、採血注射針のあざがあちこちにある、経験豊富な看護師はすくないのか、この病院を信じる事が出来ないなどあれこれ文句をいいます。神経質男はイクジュンを廊下で待ち伏せていてイクジュンに手術前日はお酒を飲まず、早く寝て、手術を絶対成功させなければならないと言います。わかりましたと答えるイクジュン。
翌日肝臓移植手術を執刀するイクジュン。父親の肝臓サイズが大きく、出血により患者の腸が膨れ上がっているため開腹したまま腫れが引くのを待つ決断をくだします。手術は成功したものの腸の事情で開腹したまま2時間ほど待つという話を患者家族に伝えると神経質男は「開腹したままにするのはおおごとではないんですか?もしかして手術を失敗したんじゃないですか?」と詰め寄ります。イクジュンは2時間仮眠した後に患者をチェックしますがまだ腫れが引きませんので開腹状態をさらに2時間伸ばします。2時間後やっと腫れが引いたので閉腹 します。
脳死のドナー
初老でほぼ脳死状態の患者がユルチェ病院救急センターに運ばれてきました。ソンファも脳が復活する見込みがないと判断します。彼女の持ち物を調べるとドナー登録者である事がわかります。同伴した家族がおらず連絡先もわからなかったのでドナーセンターに問い合わせたところ彼女の息子がユルチェ病院の正門玄関のおっかないセキュリティガードである事が判明します。彼に母親の臓器寄贈に同意するかどうか尋ねた所「考える時間をください」という返答でした。なかなか答えをくれないセキュリティガードにいらだった病院関係者が彼に母親のドネーションでたくさんの命を救う事ができるがこれ以上時が過ぎれば内臓を移植に使えなくなってしまうとせかします。そして彼は内臓寄贈を許諾します。
庭でしょんぼりしているセキュリティガード。そこにイクジュンがやってきて彼の隣に無言で座ります。実は母親との30年ぶりの再会だったとの事。母親は4歳の時に父親と離婚しセキュリティガードとはそれっきり、顔も覚えておらず母親と呼んだ記憶もない人の保護者となった事、臓器寄贈を認める立場となった事。現実をなかなか受け入れるのが難しかったそうです。いろいろ悩んだ末最後に息子の役割を果たさせるため、何か世の中に役に立つことを息子にやらせるために母親が準備したプレゼントだと考えるようになったと話します。
神経質男の贈り物
神経質男は 肝胆膵臓外科スタッフや他の関連部署の人たちに妹の手術の感謝のお礼として餅と飲み物を配って回ったそうです。その際に自分があまりにも無礼で非常識であったと謝ったとギョウルがイクジュンに伝えます。お餅をほおばるインターンユンボクはそういう人ではないと思っていたと感想を述べます。「それでも私はあの人が嫌いでした。事情もしらないくせに。話が通じる相手には思えませんでした」と文句たらたらのユンボク。
イクジュンはユンボクにここが彼らの3つ目の病院で後がない事、自分は肝臓を提供できず父親に寄贈させてしまった事、自分は祈る以外何もできない事などを考えると自分だって正気でなくなると言います。そして病院では日常的に起こる事だが家族にとっては一生で最大の出来事の一つになるとします。「お兄さんだって人にどう見られているか、どう思われているか知っているはずだ。でも彼にとってはそんなの全然重要じゃないんだ。患者や家族が何も知らないなんて考えない方がいい。全部知っていると思う。でも俺たちだって同じ状況になればお兄さんと大して違わない振る舞いをするだろうよ。」
急に大粒の涙を流すユンボク。「申し訳ありません。わたしもお母さんが病気の時に毎日先生たちをせかして同じように不快な思いをさせたのにもう忘れてしまって。申し訳ありません。」
ヒステリーな母親
「ねえちょっと。ねえちょとーーーーっ!」と金切り声をナースセンターで張り上げる女性。「子供が発作までおこしているのにここに医者はいないのーーーーー っ !」と狂ったように叫びます。(※かなり不愉快でこのシーンをスキップしたかったくらいです。)ナースが母親に、第一時チェックは終了しましたし、すこし経てば、と説明するとナースの言葉を遮って「いつまでまたなきゃいけないのーーーーっ!」と叫び子供は40度の熱があるのですぐ診ろと要求します。
そこに通りかかった男性の先生が母親に声をかけます。「ドクターキム?」実はこの母親は他の病院の小児科フェロー2年目。ユルチェ病院の目の前に住んでいます。ナースセンターのみんなは唖然とします。
それぞれの出来事
お約束の生バンド演奏のリードボーカルはジョンウォン。途中からイクジュンが歌います。
おめかししてジョンウォンとのデート場である教会にタクシーで移動するギョウル。途中クァンジュ救急センターからコールがあり、彼女の母親が大けがをして緊急手術をする必要があるので口頭での同意を求めてきます。
ジョンウォンママは家に入ろうと玄関ロックキーの暗証番号を押しますが何度チャレンジしても正しい番号を入力できず自宅に入れません。
ジュンワンを乗せ自分の車を運転するイクジュン。そこにウジュからコールがかかり鳥のから揚げを帰る道で買ってきてほしいと頼まれます。ウジュの電話が終わるとイクスンが出てきてジャージャー麺を一緒に買うようせがまれます。ハンドフリートークなので会話はジュンワンにも筒抜け。ジュンワンはイクスンが韓国に戻ってきている事を知ってしまいます。
待ち合わせ場所の教会でギョウルを待つジョンウォン。そこにギョウルから今は忙しくて説明できないけどクァンジュに行かなければならないので教会に行けないとするメールが入ります。一人教会を立ち去るジョンウォン。彼の右手には指輪のケースがあります。
登場人物
主人公は同じ年、同じ大学出身、同じ病院に勤務する医者5人。
- キムジュンワン(チョンギョンホ)。42歳。ユルチェ病院胸部外科課長。
- アンジョンウォン(ユヨンソク)。42歳。ユルチェ病院小児外科助教授。
- ヤンソクキョン(キムデミョン)。42歳。ユルチェ病院産婦人科助教授。
- イイクジュン(チョジョンソク)。42歳。ユルチェ病院肝胆膵臓外科助教授。
- チェソンファ(チョンミド)。42。ユルチェ病院神経外科副教授。
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